今日で5月も終わり。
薔薇も8割がたは咲き終わって花後の剪定とお礼肥をすませました。
残っているのはチャールズ・レニー・マッキントッシュとスイート・チャリオット、グリーンアイス、スカーレットオベーションなどのミニバラくらい。
ずいぶん寂しくなってしまったベランダですが、新芽を伸ばしている薔薇も多く、2番花への期待も膨らんできます。
5月に撮りまくった薔薇の写真を整理してみると、まだアップできてないものがいくつか残っていました。
しばらくはその蔵出し画像で5月の記憶を辿ってみることにしましょう。
今日はアンブリッジ・ローズ、5月11日の写真から。
アプリコットの豊満な花をたわわに咲かせてくれたアンブリッジ・ローズはこの春の優秀選手でした。
どうか2番花でもたくさんの美しい姿を見せてくれますように・・・
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本来は育てやすい強権種らしいのだけど、この春の我が家のシェイクスピアはかなりの不調。
キャンカー続出で残る主幹は一本だけという危機的状況の中、力を振り絞るように花を咲かせてくれました。
ホントは蕾を取って休養させた方がいいよな~…と思いながらも、この濃厚なクリムゾン見たさについつい咲かせてしまう愚かなわたし。(そういえば今年の初めまで咲かせ続けてたっけ・・・

シェイクスピアはこんなハードな状況に追い込まれている我が身を嘆いているに違いありません。




今度こそきちんと摘蕾するから、当分の間ゆっくり休んで元気なシュートを出してね・・・

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イングリッシュローズのシャルロット、今年は遅めの開花でした。
うちのシャルロットはとにかく良く伸びる子で、ちょうど目線の高さに花を咲かせたくて冬に短めに剪定したのに、春から伸びた枝は80cm以上にもなって、結局わたしの背丈を追い越してしまいました。
直立状に伸びるので場所はとらないんだけど、かなりのエネルギーを枝を伸ばすために使ってる気がするのです。
片親であるグラハム・トーマスの伸長力を色濃く受け継いでいるような・・・。
でもやっぱり一番の原因は日照不足なんだろうなぁ。
他の薔薇に比べてシュートの発生はすばらしくいいんだけど。
もっとたくさん咲いてほしいとか、四季咲き性が弱すぎるとか思うのは、この環境では欲張りなんだろうか・・・。
でもやっぱりそう願わずにいられないのは、我が家で唯一のこの黄色い薔薇が咲いた時、周りの空気も明るい幸せ色に染めてくれるからだと思うのです
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最初の年はたくさん咲いてくれて見ごたえがあったのに、今年は花つきが悪い上にサイズも小さめで存在感薄くなってしまった・・・。
深い緑色の葉っぱもウドンコにやられてヨレヨレの憐れな状態です。
そのせいかビアンカの写真の数も極端に少ないこと・・・

一昨日のジュビリーとは大違いですね~。
増やしすぎた鉢を無理やり詰めて置いてるから、日当たりが悪くなったり蒸れてウドンコ病も蔓延しやすくなってしまったみたい。
うまく育ててあげられなくて可愛そうなことをしました。
来年は薔薇たちをもっとのびのび咲かせてあげなくては!
そのためにはなんとかして鉢を減らさなきゃ!(しかし、これは苦しい選択だなぁ・・・


いつもはくっきりと赤く色づく蕾もこの春はこんなに淡い色でした。

開きかけの頃、中の花びらがまだ開けずに丸いままでとってもカワイイ~

グラミス・キャッスルのグラミス卵ってよく聞くけど、これはビアンカ卵だね♪


小さくても、しっかりとボタンアイを見せてくれました。

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少し遅れて咲きだしたイングリッシュローズのジュビリー・セレブレーションが見ごろを迎えています。
細くしなやかな枝に花びらのぎっしり詰まった大きな花を4つ、5つと房咲きにするので、重みでびよ~んと枝がたわんで左右に広がり、とんでもない樹形になってます。
やたらと場所を取る困った方なんだけど、もしこの薔薇がブッシュ状のしっかりした枝にシャン!と上向いてお行儀良く咲いてたらきっとこんなにも惹かれないだろうな・・・。
のびやかに、奔放に咲いてこそこの薔薇の魅力が発揮されるのかも。
そしてなんといってもこの花は写真写りが抜群!
とってもフォトジェニックな薔薇なので、蕾の時から毎日のように角度を変えてパシャパシャ
あんまりたくさん撮り過ぎて選びきれなかったので、とりあえず貼りまくっちゃいます。
全15枚、かな~りしつこいですがお祭り気分でお付き合いくださいね
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2~3日前から徐々に散っていく薔薇が多くなってきました。
今年は葉が青々とよく茂り、白いポンポン咲きの小さな花を引きたてて見事な光景を見せてくれたフランシーヌ・オースチンも、花びらを雪のようにはらはらと落とし、すっかり散り去ってしまいました。
四季咲きなのでしばらくすればまた会えるとわかっているけど、やっぱり春の一番花が終わる時期は寂しく切ない気分になります。
今日はフランシーヌ・オースチンにもう一度、ブログの上で返り咲いてもらいました。。。
フランシーヌの香りを嗅ぐと、野原に咲く花のように素朴で優しいイメージが浮かび、子供の頃の懐かしい気持ちを呼び覚ましてくれます。
カタログには「オールドローズ香とムスク香の混じった甘い香り」と書かれていました。
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今年のシャリファ・アスマは並はずれた美しさ!
筆舌に尽くしがたいとはこういうことを言うのでしょうか。
確か去年の春も「今までにない美しさ」なんて書いてたけど、今年はそれを更に上回りました。
咲くたびに綺麗な薔薇だと思いながらも、まだこの薔薇本来の美しさが発揮できてないのでは?と思い続けていたのは間違いではなかった・・・。
4年目になる今年も花数はわずか3つだけど、一つ一つの花に美しさが凝縮されているようで、満足度は100%♪
夢中になって何度シャッターを切っても、その美しさを写し取ることのできないもどかしさをこれほどまでに感じたことはありません。
見事なカップ&ソーサーを見せて
上のアンブリッジ・ローズが花数で圧倒してますね~
やっぱり写真だとこの薔薇の素晴らしさが伝わらない、スミマセン・・・
フルーティーな香りも抜群ですよ!
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アンブリッジローズに続いて、ERのチャールズ・レニー・マッキントッシュが3輪同時に開花しました。
ディープカップの中は花びらがぎっしり詰まって、ボリュームたっぷり。
今年もまだシュートが出ず枝数はかなり減ってしまったけど、残った枝が頑張ってくれたお陰でこうしてまたライラックピンクのコロコロとした愛らしい花を見ることができました。
手前の濃いピンクの蕾は、早くから色づいていたのになかなか開かずチャールズに先を越されてしまったルイーズ・オディエ。
ボーリングしないで無事に咲いてね・・・。
チャールズの上ではクレマチスのロマンティカが蕾を徐々にふくらませています。
もうすぐライラックピンクとダークパープルのツーショットが見られるかな 花ブログ「バラ園芸」部門のランキングに参加しています。
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秋に咲いたイングリッシュローズをまとめてみました。
まずはジュビリー・セレブレーション。秋の花付きはまずまずでした。
時間をかけてゆっくりと開花した花は、花びらがぎっしり詰まって甘く熟した果実のようでした。
セント・セシリア。こちらは3つしか咲きませんでした。
春の花よりもピンクが強く出ています。とってもいい香り♪
夏以降よく伸びて枝数も増えたフランシーヌ・オースチン。
房になって可愛く咲いてくれたのに、写真を撮り損ねてしまいました。
ちょっとピンボケですが、この1輪ほんのりピンクがかって可憐です。
アンブリッジ・ローズ。よく咲くアンブリッジにしてはこの秋はやや少なめ。
でも夏にあまり世話できなかった割には頑張ってくれてます!
フェア・ビアンカ。一枝に一輪ずつ咲きました。
春に咲いた時より白さが際立っている感じ。
ウィリアム・シェイクスピア・2000。花は少ないけど素晴らしい色が出ました!
赤みのさした蕾が可憐なシャリファ・アスマ。
少し前に咲いた花を撮り損ねて・・・残る蕾は2つ。開花までもうしばらくかかりそうです。
今我が家にあるER10品種のうち、唯一秋に花を見ることができなかったのがシャルロット。
今年からオベリスクに絡ませてみたら枝がたくさん出てとても元気に伸びていたので大いに期待していたのに、すべてブラインドという残念な結果に終わってしまった・・・。
一体何が悪かったのかなぁ。枝を伸ばすのに力を使い果たしたのか?
シャルロットを秋にうまく咲かせる方法が知りた~~い!!
イングリッシュローズのチャールズ・レニー・マッキントッシュとザ・プリンスのツーショット。
うつむいて咲くチャールズとそれを見上げるプリンス、秋の澄んだ空気の中で何かを囁き合っているような微笑ましい風情を見せてくれました。
ブログ初登場のザ・プリンス
この黒味を帯びた深い色合いに惹かれて6月に迎えました。
咲き進むと青みがかった紫色へと変わっていきます。
一枝に一輪なので花数は少なめだけど、とても存在感のある花を咲かせてくれます。
直立性のコンパクトな樹形に濃厚なダマスクの香りがうっとりするほど素晴らしく、ERの中でも特に好きな品種になりました。
繰り返しよく咲くチャールズ・レニー・マッキントッシュ。
春はほとんど香らなかったのに、秋はしっかりとオールドローズの香りを漂わせています。
でも古い枝がいくつか枯れたのに、なかなか新しいシュートが出てくれないので枝数が少なくなってボリュームダウンしてしまいました。
来春は元気なシュートをたくさん出してほしいものです。
ラストを飾るのはイングリッシュローズのウィリアム・シェイクスピア2000。
一年目だった去年の春より一段と大きく、深い色で開花しました。
5月に気温の低い日が多かったことが幸いしたようです。
この一輪の存在感は他のどの薔薇にも負けません。
じっと見つめていると吸い込まれてしまいそう・・・(*´ー`*)ウットリ
ベルベットのような質感の濃厚な『クリムゾンレッド』といわれる花色は咲き進むと次第に紫を帯びていきます。
ダマスクの香りも去年より一段と強くなったみたい。
本当に魅惑的な薔薇






最後に迫力のアップをどうぞ~


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今日のジュビリー・セレブレーションの写真も10日くらい前に撮ったものです。
少し遅れて咲きだしたこのER、華やかでボリュームのある花が房咲きになってとっても豪華。
この花の大きさはうちの薔薇の中で一番かな~。
細い枝に花びらたっぷりの大きな花をつけるので、重みですぐにうなだれてしまいます。
ピンクにイエローがかかる独特の花色は陽にあたるとさらに輝きを増して、エリザベス女王即位
50周年を記念してつけられた名前にふさわしく気品に満ちています。
この花だけ見ていると特別な存在のような気がするのですが、意外と他の薔薇達ともなじみやすく、自然に調和してくれていると思います。

バフ・ビューティーが咲き終わって配置替えした6月始めのパーゴラ前の景色
左側、手前で白っぽく咲いているのはクレマチスの雪小町
ジュビリー・セレブレーションの他にチャールズ・レニー・マッキントッシュ、ウィリアム・シェイクスピア2000、ギィ・ドゥ・モーパッサンなどのピンク系の薔薇が集まって、ナチュラルなアプリコット系を中心とした5月のパーゴラ前とはまた違った雰囲気になりました。
ここをクリックすると5月の画像が見られます。比べてみてね~♪







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この名前は3世紀にローマで殉教した音楽の守護聖人にちなんでつけられたのだとか。
かすかにアプリコットを含んだ淡いピンクの花びらが繊細でとっても綺麗


ディープカップ咲きからロゼット咲きへと変わり、イングリッシュローズにしては花もちがいいようです。
高さ1m、幅30cm程のすらりとした樹形なので、場所をとらないところもうれしい♪
お花の感じが隣で咲いてるアンブリッジ・ローズに似てるけど、うつむいて咲くアンブリッジに対して、枝のしっかりしているセント・セシリアは上向き、もしくは前を向いてしゃんと咲いています。
ミルラ香にフルーツ香がブレンドされた甘く濃厚な香りもこの薔薇の魅力です




咲き進んで褪色したアンブリッジ・ローズ(上)と、3つ揃って小ぶりに咲いたフェア・ビアンカと共に


薔薇達のささやきが聞こえそう・・・
アイスバーグとアンブリッジローズ(右上)と一緒に

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シャリファ・アスマはずっと不調で今年もシュートが出ず、数少ない枝にたった2つの蕾しかつかなかったけれど、開いた花はとても充実していて今までに見たことがない程の美しさでした。
この気品あふれる透明感・・・もう、惚れ直しちゃう~


隣のルイーズ・オディエを見上げるように・・・

ゆっくりと時間をかけて開いていきます


今度は自分が小さな蕾を見下ろして、優しく見守っているみたい(*´ー`)
シャルロットの鉢にはオベリスクを立てたのですが、まだからませる程枝が伸びていません。
そのかわり、クレマチスのベティーコーニングがオベリスクの上半分にぐるぐるに巻きついて、シャルロットからちょっと目線を上げてみると、ベル型で藤色のかわいい花をいくつか咲かせ始めています。
もう少し咲き進んできたらこちらのほうもアップしますね~。

ピンク系の薔薇を見慣れた目にシャルロットの黄色が新鮮に映ります


白いフランシーヌ・オースチンをバックに


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