フェア・ビアンカはこの春が初めての開花です。
たくさんのピンクの蕾に囲まれた純白の花はコロンとしたカップ咲きからロゼット咲きに変化し、中心にかわいいボタンアイを覗かせます。
香りもとてもよく、ミルラの香りに何か混ざったような独特な香りです。
作出者デビッド・オースチン氏の著書には「ヘリオトロープ(ニオイムラサキ)の花の香りがつきまとう香り」と記されています。






こちらのフランシーヌ・オースチンはポンポン咲きの小さな薔薇で、2年目の春を迎えました。
ちょっと強く剪定しすぎて思ったほど枝が伸びなかったのですが、去年よりずいぶん花数が増えました。
ところが、ざっと数えても300以上の蕾がついていたのに、開花し始めてから3分の1程が蕾のまま黄変してポロポロ落ちてしまいました。
あ~、もったいな~い

調べてみたら蕾が落ちる原因はいろいろとあるようで、ゾウムシの被害の他に、日照不足、根詰まり、根腐れ、水切れ等々。
あと、株の体力以上の蕾がついてしまった場合、自然現象として蕾を落とすことがあるようです。
一番の心当たりは日照不足かな~。これが解決するの一番難しいんだけど・・・。
まあ、朝日が3時間ほどしか当たらない場所でこれだけ咲いてくれたのだから、有難く思わなくてはね。


どちらもお花の可憐さだけでなく、名前もとっても気に入っています。
フェア・ビアンカはシェイクスピアの戯曲「じゃじゃ馬ならし」のヒロインの妹として登場する女性の名前で、フランシーヌ・オースチンはデビッド・オースチン氏の義理の娘さんの名前をつけているそうです。

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