遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

2014-02-10 02:57:22 | 美術史

色をいろいろに描くと

そういう風に見えるのかと聞かれるが

見えないよ

そうだなあ

若い時 色が使えなかったとき

先生が ほらピンクが ポッポ と そこらじゅうにあるでしょ

とおっしゃったが

見えません!と言ったっけと思った

あの先生は 教え方下手だよ。

見えるというのをカメラのレンズを通してフィルムに写るようなのを

見える

思えば 見えないよ

見る ということを あの先生は 学生にどう教えたのだろうか

と思った

先生みたいになると

ピンクがポッポ と見えるようになるのかと

思っちゃうじゃないか。

色がわからない私は 色遣いが限られて

セピア色の世界にしてしまうので

色が足りない ということは分かったが目には見ることができない

(感じることができないので)理屈で光や色の反射のことを考えて

実際 世界には色が 固有色に縛られているものではなく

響き合っている というのを

目ではなく 頭でっかちに把握したのだった

色遣いの巧みな人を見ると

私にはそういうことはセンスに見えて

自分にはないものだから

自分は絵には本当は向いてないのではないかと 落ち込んだものだった

だめだ  眠くなった 寝る

またあとで続き

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