遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

私がシュールレアリスムを嫌いなわけ

2011-11-21 05:02:00 | 現代美術

若いころ「ダリ展」があった。芝のほうに見に行った。

帰り道 ダリなんて嫌いだ!やなおやじ!

とぶつくさ言って歩いたんだった。

シュールレアリスムはフロイトにインスパイア^

で生まれたんだと思うけれど

フロイトもこじつけじゃないの?と思って フロイトのこと変なおやじ!

って思っていたのよ

学がないのに恥だと思って公言ははばかられたけれど

でも

最近似非科学についての本を読むと

もしかして似非科学を攻撃する人たちの中には

心理学も攻撃しているかも

と 内心 そうよ胡散臭いものがあるのよ

わかりもしないくせに考える

 

深層心理学だとか 絵画を通して子供を読むとか

ちゃっかり利用するところもあるのだけれど

・・・全くご都合主義だ

でもかつて紫の使用と子供の危機についてあれこれ説を唱えた

浅利という先生のことは

やはり生意気にも 変なおやじ!と思っていた

そういう私の思い癖の延長上に シュールレアリスム嫌いがある。

カウンセリングを学ぶ講座があって参加した時

カウンセリングのさまざまな技法にはなるほどと思うこともいっぱいあったけれど

でも

やはり その講師の先生に我慢がならなくて

初級講座の後中級には進まなかった

スクールカウンセラーになるわけじゃないし

概略知っていれば いいやと 投げた

 

精神だの心理だのそういうものに光が当たって学問ができ始まったことが

シュールレアリスムのゆりかごになったと思うけれど

その

心理とか精神とか 意味深に考えることが嫌いだから

シュールレアリスムが嫌いなんだ

 

芸術を二つの側面

リアリズム と表現主義と考えると

シュールレアリスムは本来表現主義的なものだろうに

レアリスムというとらえ方で胡散臭い

そういう私の思い込みなのかもしれない

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