遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

2010年11月の記事より

2011-01-05 04:48:26 | 現代美術

Debu

デビュッフェの絵にときどき出会うと
好きだなあ
と思って
気にしていたが
画集で見ると
やはりいろいろな時期がある
 
この人は
若い時の勉強をしたが
アカデミックな勉強はダメ
自分でやらなきゃ
と思い
美術教室は6月ほどでやめて
自力で勉強したり
絵から離れたり
 

40過ぎてから
やっぱり絵描きになろうと
そこらから
本格的にということらしい
そういう始めのころ
私が生まれた年の作品
 
「縄跳びをする女」
 
子供の絵
障害のある人の絵
などから
余計なものを切り捨て
技法や技巧を排除して
 
感覚を
むき出しにむき出しに
という風に
作品を作った人のように思える

感覚を丸裸にしたら
どうなるか
という感じ

Debu2 こっちは1959年
青い帽子の男
 
画集をひもとくと
いろいろな絵描きが
影響を受けてると思う
 
わが町の森田茂もじゃないか?
と思った
 
マチュエールだけだけれど
 
関係あるかなあ
と調べたら
氏の作品の説明に
デビュッフェのタッチを思わせる
などとあり
関連性を感じる人も多いようだ
 
それで
考えると
アンチ文化的
生の芸術
(アール・ブリュットというんだそうだ)

入ってこなかったかも
 
若林奮  は?
と思うが  もっと繊細 洗練されてる

娘さんのカオウちゃんは?
生かもしれない

Img193
これも同じ年
人物のいる道
 
この期に及んで
こうも
見えるものから離れて
描くって なかなか難しい

描くと考えてみてみると
大変
 
デッサンが取れなくて
狂っている絵は
KINU洋画会だって
いっぱいあるんだが
 
話しは別だ
 
どういうものを
どういう風に描こうか
いろいろ計画を話し合った
 

Yさんは雑然とした部屋にいる
御嬢さんを描こうかな
と思い
 
私は田舎の風景を

アンチ広角レンズふう

俯瞰して 持ち上がる
地面をもって
描こうかな
夜景を  そういう風に描こうかな
と考えた
 
夜景がいいかも
 
私は三月に
星をめぐる
ロマンチックな話を読む
 
画像 作ろうと思うし

Img192_2

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