ボイラー周りです。
前回と同じ写真です。スチームドームは珊瑚のD50のものを使います。これを使うと簡単に9600形のかさ上げドームになるからです。ただ、21号のそれは裾が広がってなくて、特にサイドは曲線がなくストレートに落ちているので、ハンダを盛って成形しています。
夕鉄のキューロクはかさ上げドームが有名なのですが、実は全車ではありません。かさ上げだったのは、21号、23号、25号、26号、27号です。
煙突はキューロクの化粧煙突の上にパイプをついであります。
実物はこんな感じです。
実物写真でもお分かりのように、コンプレッサーの取り付けのために、ボイラーに大きな欠き取りがあります。これも作りました。その前にはコンプレッサーの取り付け板をたてて、コンプレッサーを固定しました。
煙室サドルは、このように「箱」になっています。この中を蒸気管が通っているのですが、制式キューロクでは曲線を生かした優美な形なのですが、21号は機能優先です。
模型では、キットの煙室サドルの両側を切り落として、切り口に板をあてて表現します。取り付け部分のリベットはエコーのリベット付き帯板を利用して表現しました。
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製作途中に撮っている写真が少ないので、同じ写真を何回も使います。お許しを。