バックプレートの裏側にあたる、火室を想定したスペースを作ります。
車体工作用方眼紙に1ミリ角のヒノキ材を貼り付け、「コ」の字型にします。
バックプレートの基部として0.7ミリ角の真鍮棒をつけておきます。
その上に、かさ上げ部分として、方眼紙に0.5ミリ角のプラ棒を貼り付けたものを組み合わせました。
ここにバックプレートをつけます。この焚口扉から石炭を放り込んで、火室ないに均一な石炭の層を積み上げます。均一な石炭の層が均質な火床をつくり、効率的に蒸気がふきがあります。そこで、均一な石炭層を作るための投炭技術を獲得するため、練習機が必要というわけです。これなら、火室側を覗いて石炭の様子を逐一確認できます。
当時の夕張鉄道では、これを使って競技会もやっていたそうです。
次は、テンダーの炭庫側です。