北海道型鉄道模型を楽しむ

北海道の鉄道大好きな車両掛がノンビリとやってる、夕張鉄道を中心とした鉄道模型製作のブログです。(旧 夕張炭鉱鉄道の建設)

給炭練習機の製作 (その2)

2011-01-10 22:34:07 | ストラクチャー

バックプレートの裏側にあたる、火室を想定したスペースを作ります。

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車体工作用方眼紙に1ミリ角のヒノキ材を貼り付け、「コ」の字型にします。

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バックプレートの基部として0.7ミリ角の真鍮棒をつけておきます。

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その上に、かさ上げ部分として、方眼紙に0.5ミリ角のプラ棒を貼り付けたものを組み合わせました。

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ここにバックプレートをつけます。この焚口扉から石炭を放り込んで、火室ないに均一な石炭の層を積み上げます。均一な石炭の層が均質な火床をつくり、効率的に蒸気がふきがあります。そこで、均一な石炭層を作るための投炭技術を獲得するため、練習機が必要というわけです。これなら、火室側を覗いて石炭の様子を逐一確認できます。

当時の夕張鉄道では、これを使って競技会もやっていたそうです。

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次は、テンダーの炭庫側です。


給炭練習機の製作 (その1)

2011-01-10 01:43:07 | ストラクチャー

新春走り初めの余韻のなかで、連休となりました。

放心状態から脱却するため、新たなアイテムの製作です。

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鹿の谷の練習機は、時代によって設置場所が変化していますが、検修機関庫の前に置いてあったシーンが、写真としてたくさん残っています。それが印象的で、いずれは作りたいと思っていたものです。

寸法は、全く不明ですが、おそらくキューロクあたりのキャブを模して作っていたに違いないと踏んで、それをもとにポンチ絵を描いて製作に取り掛かりました。

まず、焚口扉です。ジャンクになっている珊瑚のキューロクのバックプレートから切り出すことにしました。とりあえず、糸のこで切り出します。厚い板なので、結局、刃を2本折ってしました。もったいない…

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バックプレートの板厚はいらないので、裏側を糸のこで切り落として、なるべくうすくしました。

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練習機のバックプレートは、1ミリ厚のバルサ板から切り出しました。焚口の穴を開けてから、表側に、STウッドの帯板を貼り付けています。

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周りを仕上げて、穴を開け直しました。穴は裏側から丸見えになるので、手抜きできません。

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穴に合わせて焚口扉を貼り付けるとこうなります。

ここまで来ると、うまくできそうな気がしてきました。

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