2日、3日と、札幌京王プラザホテルで展示運転会が盛大に開かれました。
これは2日の開場前の様子です。この真中の大レイアウトは、16.5ミリゲージです。所属する「札幌鉄道模型クラブ」の所有で、約10年ほど前にみんなで力を合わせて完成させた組み立て式レイアウトです。普段は会員のご厚意で、ご自宅に保管していただいています。10年前の完成当初と比べると、ヤードの組み込み、ターンテーブルの組み入れ、鉄橋や駅などのストラクチャーの配置と、発展を続けています。電気に強い先生のご指導とアイデアで、こんなに大きなレイアウトなのに、ほぼストレスなく運転が楽しめます。
構造にも色々な工夫があって、運び込んでから1時間以内に組み立てが完了してしまいます。まあ、会員みんな要領を知っているので、手分けしてアッというまですが。
下りてきて、詳しく見てみましょうか。エンドレスは4線あります。複々線のイメージです。
ここは駅が配置してあり、跨線橋が見えます。
左の席には、簡単なコントローラーを用意して、子供たちに実際模型を運転してもらいます。
これは、駅の反対側のエンドレス上の留置線。各エンドレスで追い抜きができるようにしてあります。駅側と組み合わせると、1本のエンドレス上に4本の列車を置いておけます。ですから、都合16本の列車は、いつでも走行可能になります。実は、こちら側に中心になるコントローラーを配置してあり、エンドレスの転線、ヤードからの出庫、入庫もここでやります。駅側の運転席での操作がストレスなくできるようにする運転指揮所の役割があります。
ここは、会員じゃないとまったく無理です。
真中のヤードの傍らにあるターンテーブルです。蒸機は会員の作品です。アップになるとそれぞれ相当な力作です。これを見てるだけでも十分楽しい。
ヤード内で待機する力作たち。うしろのコンテナ列車は、お分かりですね。この手の列車を手掛けたら日本一の誉れ高い有名会員の作品です。本当に凄い!
あっ、一番手前の蒸機も怪しい~力作。正体はお分かりの方が多いかな?
D51も、C62もいいな~
後の石炭車だらけは北海道ならでは。真中には某運炭私鉄の気動車。ありえなくもキハ183系特急車両と同居はご愛敬。
こちらは、駅のアップです。塗装せず木の味わいを重視します。会の名誉顧問の作品です。
この先生のご指導がなければ、わが会はありえませんでした。今回もお忙しい中、顔を出してくださいました。
ね、味わいのある駅でしょう。リアルさばかりが模型ではないことを示してくれています。
私には無理だな~
実は、この鉄橋もそうなんです。手作りですよ。
さて、準備万端。開幕です。
たくさんのことがあったので、今日はここまで。また次回に。