ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

通常運転に復帰。

2015-08-31 21:50:10 | 日記
いろんなことが短期間にありまして、
自分の意外な一面に気付きました。

もともと自己肯定感が強いので
人にどうこう言われても案外打たれ強いというか、
「へへ~んだ」という感じ(蛙の面に○○的な)
なのですが、

一転して自己嫌悪に陥るとガックリ凹むことがわかりました。

何をきっかけにしてもボロボロと涙し、
何かをしようにも段取りがまったく取れない。
第一、何もする気が起きないし、
頭痛いし、気持ち悪いし、食欲ないし、食べても味がしないし。

ヤバい。これは鬱の一歩手前だ。
このままでいたら、私はヤバい。
勝手にペットロス状態だ。

ホンモノになる前に這い上がらなければ…!

そう思った私はさっそくAmazon川に沐浴へ…

ここはいっちょ、俗世から離れるために苦行林へ…

そう考えた私は1000ピースの兵長ジグソーパズル+木製フレームをポチッとし、
翌日配送時間指定。

まずは色別にピースを分類し、その合間に
目とか、髪の毛とか、兵長の片鱗を見つけては
アルカイックスマイルを浮かべるのであった。


50×75cm…
出来上がったらどこに飾ろう…



3日目、そして…

2015-08-30 23:30:00 | 日記
帰宅したらどんな惨状が待っているのか…とドキドキしながらドアを開けると、
もともとそんなに物を置いていなかったせいか
それほど荒れた様子ではなかった。
まぁ、カーテンが落とされていたことと、
いくつかのボトル類が落ちていたのは想定内か。

とりあえず、この夜はこのまま脱衣所の中で過ごしてもらって、
私はいい加減寝かせてもらうよ…

ケージから出された分、中で暴れるということはなくなったが、
やはり呼んでいるような鳴き声は
一晩中続いていた。

朝、目が覚めて「あぁトラオの所にいかなきゃ…」と
ウンザリしている自分に嫌気がさす。

相変わらず、目が合うとシャー!と威嚇してくるが、
離れると鳴き叫ぶ。

もう何もする気力がなくなってしまった。

甲高い子猫の鳴き声で動悸がする。
手が震えてくる。

こんなに「寂しいからそばに来て」と鳴いているのに
息苦しくていられない。
わかっているのに、身体が動かない。

でも…何か他に方法は…?
もっと別のやり方は…?

何度もスマホを持ったり置いたりを繰り返し…
どうしよう?どうしよう?

長男が言った。
「このままじゃ、お母さんがどうにかなっちゃうよ」
「毎日寝れないで、ご飯もあまり食べなくて」
「帰りたいと思える家じゃなくなってくる」

決心して、ネコをもらってくれないか、と頼んできた同僚にlineをした。

ごめんなさい。情けないことに私が限界になってしまいました。
いろんなことに板挟みになって
身動きが取れなくなりました。
ホントにホントに申し訳ないのですが、
お返しさせて頂いてもいいでしょうか…


すぐに返事が来た。


わかりました。
これから引き取りに行きます。
外で自由に過ごした時間が長くて、
縁がなかっただけです。


お返しするために、
洗濯機の後ろからトラオを連れ出す。

ニャーオ、ニャーオと鳴いていたが、
ゴロゴロとのどを鳴らして
大人しく丸くなった。

決心が揺らぐ。
この様子ならいけるんじゃない?
外に出して一緒に暮らせば大丈夫なんじゃない?

あぁ、でも銀太が…

悩んでいるうちにお迎えが来た。

「困らせちゃってごめんなさいね」
「元の所に返すからね。お友達のネコもいるから大丈夫。」

後に残った空のケージと、裏を覗いても誰もいない洗濯機。

後から後から涙が出てきて止まらなかった。
今でもこんなに泣けるのか、と自分でも驚くぐらい泣いた。

覚悟がないまま気軽にもらうと決めたこと。
トラオが望む愛情を与えてあげられなかったこと。
トラオに人間の身勝手さだけ植え付けてしまったのではないかということ。

いろんな後悔が次々浮かんできて
嗚咽となって溢れてきた。

私の手と足と、心に小さなひっかき傷を残してトラオは去っていった。


2日目

2015-08-29 12:31:11 | 日記
さて、一見懐いたように見えたトラオ君。
今度は自分だけケージに入っているのは納得いかないらしく、
出せ~!出せよ~!とばかりに声を張り上げて鳴くように…

その度に声を掛けたり、撫でたりしてなだめるものの、そうすると他のことが何ひとつ出来ないまま。
さながら泣き癖のヒドい赤ちゃんの育児疲れのような?

実際の子育て中の方に言わせたら「ネコと一緒にするな!」と
お叱りを受けてしまいそうだが、もともとうちの子供たちはあまり泣かなかったために、
そういう苦労はしたことがないので
ゆりぢるにとっては初めての試練になってしまった。

だったらケージから出してあげれば…とも思うのだが、
もとからいる銀太が極度の臆病者ときており、
トラオのいる2階に近寄れず、ご飯も食べず、トイレに行っている様子もみられない。

一応、トイレのあるベランダに抱っこして出してあげるのだが、
緊張し過ぎて出ないらしい。お腹も空かないようだ。

内弁慶。

とりあえず、もう一晩ケージに入れたまま、
また近くで子守をしながら夜を過ごす。

寝不足のせいか、食欲が出ない。

朝になって、みんなが集まるとまた声を張り上げて鳴く。

試しに一回出してみようか、と次男と一緒に解放してみると、
ものすごい勢いで部屋中を駆け巡って、脱衣所の洗濯機の後ろに納まってしまった。

うーむ、これはひとまずここで過ごしてもらうか…
と、浴室にネコトイレとご飯と水を置き、
念の為洗濯機のコンセントを抜いて
脱衣所のドアを閉めて出勤した。




げそり…

2015-08-28 18:09:46 | 日記
一昨日、無事に捕獲してきた「元」ノラ子のトラオ君。
初日はさすがにビクビクして
シャー!とかこちらを威嚇しまくり。

私たちが同じ部屋にいたときには
それこそ「ネコを被って」ひたすらビクついてトイレにこもって大人しくしていたものの、

人間が就寝についた後にその野生の牙をむいた。
トラオのいる部屋から「ドーン!ドーン!」と
どうやらケージを破壊しようとなにやら
攻撃をしかけている音が…

こっそり見に行ってみると、
さっさとトイレに戻って、またしてもこちらに
シャー!と威嚇してくる。
とりあえず、慣れるまでは仕方がないか…
と、トラオから見える部屋で横になる。

「ピャー!ピャー!」と鳴く度に
「シー、だよ」「トラオ~」と声を掛けると
一旦静かになるが、またそれの繰り返し。

夜中の3時から5時までそんなやりとりを続け、
ようやくトラオが静かになってからウトウト…1時間で目覚ましが鳴った。 

ヨレヨレになって仕事に行き、
1人で留守番している次男も心配なので
半日で早退させて頂く。

夕べの寝不足もあり、午後私と次男とトラオで爆睡。

目が覚めると、なんだかトラオのシャー!が収まっている。
丸一日で、ちょっと場所に慣れたようで、
次男の手から直接オヤツを食べるまでになった。
撫でさせてもくれるようになった。
やれやれ!これで一安心。
と思うのはまだ早かった…

それはまた明日に。

懐柔(怪獣か?)

無事に捕獲。

2015-08-26 21:56:51 | 日記
職場の方から「野良猫の子猫が迷い込んできて…」とご相談(?)を受け…
「もう1匹ぐらいならいけるかな…?」ということで
捕獲して連れてきました。

ノラ子にしては人なつっこくて、
外でオヤツをあげたらどんどん近付いてきて、
普通に抱っこして捕獲出来たのですが、

さすがにキャリーケースに入れたら怒った、怒った。
道すがら、ずっとニャオ~!ニャオ~!と
雄叫びをあげておりました。

しばらく落ち着くまで、そのままキャリーに入れておいたら、
うちの新人担当がご挨拶。


もともと、ノラ子としていた場所にも
他の大人ネコさんがいたので、
ちょっと安心したようで、ウトウトしたりしてました。

そろそろいいかな?と用意してあったケージに移すと、
また大騒ぎ。
怯えて耳が平らになっちゃってました。

でも、いきなり誘拐紛いに捕まえられて…
知らない所に連れて来られて…
知らない人ばっかりで…
「安心して」って言う方がムリってもんです。

これはもう、時間をかけて慣れてもらうしかないですな。
ベビーシッターのおじさんネコ、格之進さまに
一役かって頂いて、こちらも辛抱強く待つしかなさそうです。

名前は「虎緒(トラオ)」です。
ONE PIECEでルフィがローを呼ぶ時の呼び名ですな。
その名の通り、立派なシマシマです。

現在、トイレでお休み中。