ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

もう4月も末だよ…

2021-04-26 14:11:26 | 日記
ということで、お久しぶりのブログです。

このほど、ゆりぢるは転職をいたしました!

と言っても、まだ前の職場の有給消化中なので
長い春休み中、といったところでしょうか…

今までの病院には、パートの期間も含めて19年間お世話になりました。

ゆりぢるもちょうど半世紀生き抜いたことだし
ターニングポイントということで振り返ってみたいと思います。

新卒で就職した病院は、学生時代の実習病院でした。
たまたま家から一番近くの病院が実習施設だったんですね。
せっかくなので奨学金も頂戴し
(ここの病院に就職すれば返済しなくてよい、という…)
就職活動もゼロ、その頃は看護師の就職
非常にユルかった(?)ので
入職試験とかもなく、面接というより世間話、
「あら~、近所じゃない!もううちに来るしかないわね🎵」みたいな感じで看護部長と話したような覚えがあります(笑)

そうしてめでたく、500床規模の総合病院で
新人ナースとしての人生がスタートしました。

いらすとやさんより

入職したらまずは配置の希望です。
私の希望は
第1 内科
第2 整形外科
ここまで書いて、第3がどうしても思いつかない。
そこで友人の悪魔の囁き…
「小児科、って書いときなよ。
小児は希望者がたくさんいるから、第3希望の人なんか取ってくれないよ!」

斯くて私は、見事に小児病棟への配置となりました…

私の「子供嫌い」は、同級生の中でも有名だったので
それはそれは、皆の物議を醸しました。
そして、物笑いの種となりましたwww

「どうせ3年ぐらいで異動になるよ」
そんな皆と私の思惑は外れ
8年間小児病棟で勤務しました。
なぜ、異動にならなかったか?

退職者が多かったからです。
別にブラック病棟、というワケではないですよ?
新人が入っては、辞めていくのです。
今で言うところの「デキ婚」ってやつですな。
新人が辞めては、他からベテランが異動してくる。
達磨落としのように、ゆりぢるはずっと中の下のポジションを維持しておりました。

自分の同期は5人いたのですが
そのうちの3人がずっと一緒でした。
(あとの2名は退職)

この病院の小児病棟は
小児の混合病棟だったので、
子供ならいわゆる小児科以外にも
外科でも皮膚科でも整形外科でも入院してました。

小児科でも、喘息発作とか肺炎とか
胃腸炎の脱水とか川崎病とかの入院がほとんどで
亡くなってしまうようなケースは本当に稀でした。
なので、いたって平和。
長閑な病棟で、仲の良いドクター(小児科は女医さんが多かった)や
先輩達と公私共に楽しく謳歌していました。

さすがに8年もいると、
そろそろ異動の話も出てきそうな予感。
事実、同期の1人はICUへと異動となり
もう1人は実家へ帰る為に退職。

今までが居心地が良すぎたため
新たに忙しくて厳しい病棟で
イチから学ぶなんてことはまっぴら御免でした。
向上心がないことに関しては
定評のあるゆりぢるです。
お気楽・極楽に生きていたいのです。

「異動になる前に早く逃げ出さなければ…」

次回へ続く…