スカイキャプテン

最近、見たかったのにいろいろと都合が合わなくて、気がついたら終わっていた・・・
という事が映画で続いている。
結構楽しみにしていたのに、終わったと知ったときはそりゃあもうガッカリっすよ。

そんな状況を打破するべく、なんと今回は上映初日に見に行ったのが
「スカイキャプテン サールド・オブ・トゥモロー」である。

いやぁ～この作品は参りましたよ。
ホントにもう、少し昔の空想科学の世界そのものを映像化しているのがなんとも心地よい。
見ていてにやりとさせるところ満載で、それだけ見ているだけでも全然飽きないよ。
その絵も陰影を効かせ、ちょっとぼかしをかけた感じでピッタリマッチ。
細部にまでこだわった映像と世界観に脱帽っす。

また、主人公とヒロインのやりとりもかなりイイ！
これがまたストーリーのよいアクセントになっていて、結構笑わせてもらいましたよ。
それからアンジェリーナ・ジョリーの役がサイコー！！
出番は決して多くはないのだが、かなり強烈なインパクトを残している。
なかなかのはまり役だったかも。

そもそもこの作品、監督がなんと自宅のパソコンでこの作品の副題である
「ワールド・オブ・トゥモロー」という６分間の短編映画を作ったのが元になってるそうな。
つまり新人監督の映画で、しかもインディーズ作品であるのにも関わらず、
製作費が概算４千万ドル、全米公開初登場１位…すごいなぁ。


ちょっとここからネタバレです。
見たくない人は見ないでねん。





この作品の中に出てくる悪の天才科学者トーテンコフ。
なーんかどこかで見た顔だよなぁと思っていたので役者の名前を見てみてびっくり。
なんと、ローレンス・オリビエじゃああーりませんか！！
１９８９年に他界した役者っすよ。
ということで、既存の映像から再編集して作ったものらしいっす。二度びっくり。
実はこれが意外な伏線になってたりするのも憎いねぇ。



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