中学時代は洋画に夢中だった私。毎月『ロードショー』を買い、
必死で読みまくっていました。
中学生の身分で、頻繁に映画館に通うなんてこともできず、
当時のレンタルビデオも、1週間100円なんて安さでもなく…。
映画や俳優さんの情報だけは、雑誌のおかげで頭の中にたっぷりと
蓄積されていながら、実際に見た映画は少なかった私。
で、この作品もそう。シェール主演『月の輝く夜に』
アカデミー賞でシェールが主演女優賞を取ったのも知ってるし、
映画の中のいくつかのシーンも、雑誌で何度も目にしてた。
ニコラス・ケイジが相手役だってことも、当然のように
頭の中にインプットされてる。でも、当時の私にはちっとも
興味の湧かない「大人な作品」というイメージだけでした。
何かの雑誌で、ふとこの作品が紹介されているを見たのは
つい最近。おおまかなあらすじが載っていました。
未亡人の37歳のロレッタ。そこまで愛してはいないけど、
友人のジョニーと婚約をする。ジョニーから絶縁状態の弟を
結婚式に呼ぶように言われ、彼に会いに行く。そして彼と
恋に落ちてしまう…。
ひょぇ~!あのインパクトのあるヘアスタイルのシェールが、
37歳という設定だったのか!今の私と同い年!
ただそれだけの理由でレンタルしてきました。100円で。
1987年の作品。
時代を感じさせるファッション。
「これぞ映画!」といった感じが良い。
ニコラス・ケイジも若いし、シェールだって美しい。
この2人だけでなく、シェール演じるロレッタの家族達
それぞれが、本当に良い味を出してる。
笑顔でちょっぴり元気をもらえるような、
そんなハッピーエンドな作品でした。
主演俳優とかサラリと言えるのに、見たことない名画が
たくさんある。これから昔の作品をどんどん見よう。
旧作は100円なんだし。
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