日常的にロンドン

ロンドンでの日常的な毎日やイベント情報と
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王と王妃の寝室

2009年05月22日 | 旅日記-フランス編-
ベルサイユ宮殿に戻ります。

 
王の寝室です。        
王は起床の儀・就寝の儀をここで行い、それに出席できる廷臣もごく限られたもので、
貴族達(男性のみ)はその限られた特権(?)を競い合っていたのだそうです。
写真手前の金の柵の外で控えているんだってー。

毎日決まった儀式を延々と繰り返す・・・。
8時30分
主席侍従が王を起こし、起床の儀が始まります。
医師団、王族、王のお気に入りなど、この特権を与えられた人々が
王の寝室、金の柵の前に大集合~。 

洗顔、整髪、(2日に1度の割で)髭剃りをします。
次は王の寝室付き侍従及び衣装係りが入室し身支度を整えます。
起床の儀に参列できるのは国の最重要人物にのみ限られ、その数は通常約100人だって!



23時30分 朝とは反対の順番で就寝の儀・・。

コレを毎日・・・!
・・・お疲れ様です。



こちらは王妃の寝室。
ルイ14世の王妃以降の歴代王妃がこの部屋を使い、何人ものフランス王子がここで生まれました。
当時、ヴェルサイユでは公開出産が行われていたことは有名ですよね。
公開出産は間違いなく王妃の生んだ子供を王位継承者にするための処置だったそうです。
でもさー父親は確かなのか・・・間違いなく、ってわからなくない??
王妃様が浮気してたらそれでお終いじゃん~~~。
しかし手前の椅子にずらっと並んで座って 産みの苦しみに耐える王妃を
じーっと見ている家臣たちの図を想像するとちょっと、いやかなり怖い。


私は乙女チックな柄ものが大の苦手です。(特に小花模様に怖気が。。)
この部屋の様な小花柄の壁紙やらベッドリネンやらに囲まれたら1日でうんざりしてしまう・・・
某ローラ・アシュレイとか某キャス・キッドソンとか、まったく無理だす。。
本物のお花は大好きですけれどもねー。


まぁ、本当にもうこの豪華絢爛さにうんざり。
お次は表に出て青空の下の広大な庭園でお散歩です! 








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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
起床の儀、就寝の儀 (KJ)
2009-05-23 16:18:46
毎日忙しい日々を送っている我々からすると、このような儀式を行っている時間がもったいない。そのような時間があれば、長く寝ていたい気がするのは私だけではあるまい。。。
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仕える気持ち (linden)
2009-05-25 10:13:53
 本当は仕えることがその家臣にとって特権を維持する方法だってのでしょう 王様のためでなく自分のため よほど人間的な魅力がないと本心からは仕えられないですよね
この派手派手シックなフランスファッションからは想像できません
来月イギリスへ行きます ずっとバスで回る強行スケジュールです 
返信する
皆様へ☆ (YUMMY)
2009-06-01 04:57:02
KJさん
朝は5分でも長く寝ていたいですよね~。
1日の儀式の予定はぎっちり決まっていて
王がその時々、何をしているか皆が知ってたんだって~。
変ですよ・・・。

lindenさん
イギリスに来るんですね!
いい季節だし、ばちり楽しんでくださいね。
バスは自分で動かなくていいので楽は楽です。
予定が強行なのが難ですが・・・(汗
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