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人形佐七捕物帳

2021年07月26日 | 読書
次の時代小説は横溝正史の人形佐七捕物帳です。
Wikipediaさんいわく
 岡本綺堂『半七捕物帳』、野村胡堂『銭形平次捕物控』、
 佐々木味津三『右門捕物帖』、城昌幸『若さま侍捕物手帖』と並んで
 五大捕物帳と称される。

だそうです! 半七は読みました。銭形平次も読む予定。
右門捕物帖と若さま侍捕物手帖は知らなかったです。読んでみようかしら。

さて、人形佐七捕物帳、短編が180作もあるそうな!
分厚いのが10巻。とりあえず1巻読みましたが難儀でした。
なんだろう、あーんまり登場人物を好きになれない。
佐七親分の子分(乾分って漢字でした!)がイマイチでね~。
くっちゃべってないで働け!と叱りつけたくなる。あはははは。
ストーリーも最後に「というわけで」と種明かしがあるのが多くて。
ネタはいろいろ面白かったので、もっと膨らませればいいのに~と。

んでも巻末にあった横溝正史次女の話だと戦前戦時中は検閲がひどく
捕物帳なら当局からも睨まれない、と書いたものらしいです。
さらに病み上がりでもあって、この収入源は大いに助かったようです。

というわけで1巻で終了! 次行こう、次っ! くぷぷっ。

ちなみにこちらも何回か映像化されていますね~。



人形のような美男子ぶりの佐七親分、
個人的には片岡孝夫(仁左衛門)がいいかな~♪
Comments (2)
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