お多福 満腹 大福帳

金沢でお芝居にかかわっています。
今かかわっている舞台などの情報や、お芝居についての思いなど書いていきます

チャリティコンサート「にほんの歌」五 

2007年03月31日 | お知らせ
明日、4月1日(日)石川県立音楽堂邦楽ホールにて、
午後2時より、

「にほんの歌」五 があります。

これは、私がいつもお世話になっている北山吉明先生のチャリティ企画コンサートです。
回を重ねて、今回で五回目となります。
入場料は全てチャリティとして寄付されます。
これまで足の不自由な方がスキーを楽しむためのチェアスキーを寄付されたり、
難病で苦しむこどもたちの夢を叶える団体メイク・ア・ウィッシュに寄付されたり
されてきたようです。

北山先生は、整形外科と皮膚科のクリニックのかたわら、
40代からはじめられた声楽で、
賞をとられたり、様々な舞台に立ってこられました。
クリニックの待合室で、患者さんのためのコンサートを開かれたり、
ボランティア活動にも積極的に取り組んでおられます。

自分自身が楽しみ、お客様が楽しみ、
そしてその木戸銭が困っている方の楽しみになることが
とても嬉しいといつも北山先生はおっしゃっています。

オペラの楽曲を歌われる先生も素晴らしいのですが、
日本の懐かしい唱歌も本当に心うたれます。

明日は私も夫とともに、
懐かしい日本の歌の世界にひたってこようと思います。
興味のある方、ぜひどうぞ。

木戸銭は1500円です。

る・ばる「八百屋のお告げ」

2007年03月28日 | DVD観劇感想
先日NHKで深夜に放送された「八百屋のお告げ」。
以前新聞の劇評で、とても面白いと書いてあったので
楽しみにしていました。
脚本は、私が好きな劇団「喇叭屋」の鈴木聡さん。
演出は、やはりとても好きな女性演出家鈴木裕美さん。
る・ばるは、岡本麗さん、松金よね子さん、田岡美也子さんの3人で20年間続いている企画です。
今回はその20周年記念ということで、共演の男優陣も豪華!
加納幸和(花組芝居)・井之上隆志(元カクスコ)・佐藤二朗(ちからわざ)
これは、面白くないはずがないっ!ということで、録画しました。

が!
この放送日、地震があり番組編成がかわり、
ラスト5分のところで録画は終わっていました。
が~~~~ん。

先日も、ケアレスミスで三谷幸喜さんの舞台を
途中から録画しそこなっているし、
その前もNODA・MAPの舞台を途中から録画しているという不運続きです。

だから「八百屋のお告げ」は、ラストシーンを知りません。
でも、とにかく面白かった!
あと10年たったら、自分が演じてみたいと思う作品でした。
熟年離婚した、主婦の思い。
ひとりで生きてきた働く女の思い。
学生時代からの仲良しの3人それぞれの人生。

今日の夜中の12時に死ぬと予言された50代の主婦が、
何をし、何を思い、誰とどうすごすか。
たまたまそれにつきあうことになった気のいい男たち。

大笑いしながら、気がついたらちょっと泣いていた私。
こういう作品、いいよなぁ。

最近観て面白いと思う作品と、自分が演じたいと思う作品が一致することが少なかっただけに、
これはちょっとはまりました。

ちゃんと録画しなおしたいので、NHKに再放送してもらえないかメールしてみようかしら。
全部見た方、います?


「土田英生戯曲講座」第三回報告レポート 2日目

2007年03月26日 | 戯曲講座
2日めの25日(日)は、午後1時から同じく里山の家で行われました。
前日、2次会が終わって帰宅したのが2時半頃。
床についたのが3時。
眠い身体を朝風呂でしゃっきりさせようと準備していた時に、
あの地震があり、ぼんやりしてるんだか興奮しているんだかよく分からないまま、
早めに里山の家に着きました。

土田さんは開始時間より30分以上早く来られました。
前日の24日も誰よりも早くいらっしゃり、
私と2人で机を出したり、ホワイトボードを用意したりしてくださいました。
講師が受講生より早く来て準備を手伝ってくださるというのは、
なかなかないことだと思います。
土田さんは当然のようにてきばきと用意をされます。

都合で講座の途中で帰らなければならないつねちゃんのために、
早めにいらして課題のダメ出しをされているあいだ、
みんなが提出した箱書きのコピーを、全員に渡すためまとめる作業をしていました。
10人分の課題のダメ出しをするには時間が足りないかもしれないということで、
私の分も講座前に見ていただくことになりました。

自分でも、ここはネックになっているなとか、
ここの処理をうまく考えないと嘘くさいなと思っているところは、
案の定赤ペンが入りました。
それでもどうするか迷っていた部分は、
迷わずそのままでいいとのGOサインをもらったし、
新しく付け加えたシーンに関しては付け加えたことでとても良くなったとのことだったので、
ちょっとほっとしました。
書き進めていくうちに、おそらく煮詰まることにはなると思うけれど、
なんだか書いていくモチベーションはぐんと高まりました。

そうこうしているうちに、受講生が揃ったので講義は始まりました。
この日は芝居のなかの笑いについて。
笑いの種類として今回はギャグ(笑いのために単体で存在する行為)は
ちょっと置いておいて、
シチュエーションからの笑い、キャラクターからの笑いについての説明がありました。

シチュエーションをはじめに笑えるものにするために、
以外な人物と場を設定することや、
その人物そのもののキャラクターが笑いに繋がる設定にするには
どうしていけばいいのかを、
土田さんの作品を例にあげながら解説していただきました。

なるべくあり得ないような取り合わせにすればするほど、
面白い状況が生まれるというのは納得です。

あとは、芝居に必要なのは「ぎりぎり」だ…というのも、
大変印象に残りました。
わかりやすすぎても、わかりにくすぎてもだめ。
「ぎりぎり」のところで観客が、あたかも自分だけが分かったような気にさせるような作り方をすること。
ふむふむ、なかなかできそうでできないな~。

あとは、芝居では登場人物が抱える背景を説明することはできないので
それを人物のクセや、行動で表現する…ということがかなり印象に残りました。
そしてその人物が何にこだわっているのかをはっきりさせる。

たしかに言葉であれこれだらだら説明されるより、
登場人物がとる行動と、それに対する周囲の反応でそれらが分かったほうが、
とても納得できると思います。

土田さんのたとえ話や、ご自身の体験談があまりにも面白すぎて、
ノートをとるのもおろそかになりながら笑い転げていたため、
なんだか正確に書き記せないのが歯がゆいのですが、
分かりやすい内容の講義でした。

あとは、昨晩やったネーミングについての追加事項として、
小説と違い音として聞くので似たような名前の登場人物を避けるとか、
その場に登場しない人物の名前を出すのは2人以内にしておかないと、
観客が混乱するとか、
そういったお話がありました。

その後、受講生の皆さんの了解を得た上で、
それぞれの箱書きについての講評をみんなの前でひとりひとりしていかれました。
私とつねちゃんのは始まる前にすんでいたので、
私はゆったりとした気持ちで他の皆さんへのアドバイスを聞くことができました。

それぞれの個性や、思いが詰まった箱書きは、
これからどういう展開になるのかとても興味深いものがありました。

そして次回は6月23日と24日。
5月25日を、締め切りにしてとりあえず書き直した箱書きを添え、
第一稿の台本を最後まで仕上げて提出しましょうということになりました。

現時点で箱書きが提出されていない人と、
次回から受講することになった人は、
土田さんから出された設定(喫茶店)、
条件(登場人物は4人以内で20分程度の会話)を書いて
提出することになりました。
4人の方がそれぞれ20分の会話を書き、
時間軸をあとで合わせて、同じ喫茶店の中で繰り広げられた物語としてまとめてみようということになりました。
そっちも、なかなか面白そう!

ということで、また頭を悩ます日々が始まります。
頑張るぞ~。


「土田英生戯曲講座」第三回報告レポート 1日目

2007年03月25日 | 戯曲講座
これまで体験したことのないような大きな地震がありましたが、
ここをご覧の地元の皆さんは大丈夫でしたか?
私は、幸い何も被害もケガもなく無事でした。

遠方の知人や、東京の演劇関係の皆さんから、
たくさんお見舞いメールやお電話をいただきました。
とても心強かったです。
夫が講師をつとめている中島高校では、校舎や体育館に被害があったようでした。
能登の皆さんが、一日も早く通常の生活に戻れることをお祈りしています。


さて、戯曲講座の報告レポートです。
第3回目となる講座は、24日(土)7時~芸術村 里山の家で行われました。
箱書きの課題提出がぎりぎりだったり、
欠席が多い方のことについて、
土田さんのほうから軽く喝が入りました。

せっかくの機会なので、どうせ参加するなら積極的に、
前向きにやっていきましょうということで、
今後のあり方などについて再確認がありました。

講義のほうは、「戯曲のタイトルについて」でした。
このタイトルというのが、なかなか難しく、
私も苦戦していたところです。
土田さんは、ご自分の作品のタイトルを例に出して、
面白いタイトル、失敗したタイトル、ちょっとイタイタイトルなどについて、
具体的にお話をすすめました。

これまで耳にしたタイトルで自分が格好いいと感じたもの、
ダサイ、さむいと感じたものをあげてみるということもしました。

そしてそれがなぜなのか、考えてみました。

土田さん自信、英語のタイトルを付けたことが初期の作品ではいくつかあったようですが、
そのことについて、
「とりあえず、英語のタイトルは格好いいと思うことをやめてみましょう」
ということでした。
どうしてもその言葉でないと表現しきれないというもの以外は、
日本語でなんとかならないかちょっと踏ん張って考えてみようと。

たしかに、英語で何かを表現すると格好いいという刷り込みがされている部分はあります。

そのあと、具体的にタイトルをつけてみようということになり、
前回2回目の講座で、
みんなで考えた摸擬プロット
の芝居に
自分なりに思いつきでタイトルをつけていきました。

あまり考える時間も与えられないまま、順に指名されるままに
タイトルを言っていきます。
指名は2周して、ひとり2つづつ提案しました。

「ベリーダンスを深夜2時」
「ベリーダンスをあなたと」
「宅配と2時」
「その花は誰のため」
「砂」
「あしおと」
「おやじの誤算」
「スロープの先」
「はなをすすりあげる」
「自販機の寝息」
「明日のその先」
「最期のうそ」
「水をむすぶ」
「殺虫灯」
「父と花屋と兄妹と」
「命日」

などがあげられました。
そして、そのあとみんなで、いいなと思うタイトルに挙手をして、
なぜいいと思うのか、なぜだめだと思うのかを話し合っていきます。

タイトルには大きくわけて3種類あるそうです。
①作品の設定がわかるもの
②テーマに沿ったもの
③作者の意気込み、ねらいが分かるもの
だいたいこの3つに大別されるそうです。

そして、その上で漢字とひらがなのバランス、
ねらいすぎてわかりにくくなっていないか、
いかにもそれっぽいものは逆にだめ、
などと自分のなかでよく吟味し、
できれば思いつく事全てを書き出してトーナメント戦にしていくといい
とのことでした。

そういう本来ひとりでやる作業を、全員でやってみた結果、
最終的に「おやじの誤算」は「父の誤算」に変えた上で、
「自販機の寝息」との一騎打ちになりました。
ちなみに「おやじの誤算」は私のアイディアでした。
面白いことに最終的な投票になった際、
男性は全員「自販機の寝息」に、女性は全員(といっても3名ですが)は、
「父の誤算」に挙手していました。
感性の違いでしょうか。
それはちょっと面白い現象でした。

土田さんはいつものように、ご自身のことを自虐ネタにして笑いをとりながらも、
分かりやすく解説していってくれました。

馴染みのない単語を使うことの居心地の悪さや、
長文のタイトルは文学的な香りはするが、
ばしっと決まってくると比較的短いものになっていく
というような内容のお話もあったと思います。
う~ん、どなたかフォローを…。

この日は、9時半頃まで講座があり、
そのあと土田さんとの交流会に池田町バルバールへと繰り出しました。
そこでの興味深いお話や、
2次会の広坂ハイボールでのもっともっと興味深いお話に関しては、
ちょっとここに書くのははばかられる内容もありましたので、
聞きたい方は私にこっそり聞いてください。
お話できる範囲でお話いたします。

私は飲み会では、受講生というより、
すっかり土田戯曲の一ファンという立場でいろいろお話を伺えたので、
とても楽しかったです。


2日目の様子についてはまた後日記事にします。

ブログタイトル変えました

2007年03月24日 | お知らせ
公演も終わったことだし、ブログタイトルを
「男の花 女の冠」から
「お多福 満腹 大福帳」に変えました。
覚えやすいタイトルだと思いますので、
今後ともどうか、ご贔屓に!

さて、本日7時より「土田英生戯曲講座」です。
先日観てきた「地獄でございます」の舞台をふまえた上で、
土田さんの講義を存分に楽しんできたいと思います。
詳細はまたこちらに記録していきます。

提出した箱書きに対する土田さんの添削が、
どんなものなのかが、不安なような楽しみなような、
そんな複雑な心境です。
自分の書いたものを、添削して貰える機会はそうそうないので、
きっちり自分の能力と向き合ってみたいと思っています。

「夢二」受付まわりスナップ

2007年03月22日 | 「夢二 ~男の花 女の冠」にまつわること
公演が終わってもうじき3週間にもなろうかというのに、
のろのろ更新してきましたが、
今日で「夢二」に関しては最終回にしたいと思います。

もう皆さんそれぞれの劇団や、活動に戻り、
次に向けての準備に入っているようですね。
私も、ぼちぼちと予定が入ってきました。
「夢二」に関してもそろそろ区切りをつけたいと思います。


さて、最終回の今回は受付周りのスナップのご紹介です。
まず、芸術村に入ってすぐのところに置かれた立て看板。

豪華です。立派です。
自分たちの自主公演では、こんなに立派な立て看板は中々作れません。

そしてドラマ工房の入り口には、この手作り立て看板が。

これは、舞台美術の岡田さんが手描きで作ってくださいました。

今回出演者が多いため、連日たくさんのお花が届けられました。
置き場所が限られているため、いただいたお花はなるべく早め早めにみんな持ち帰っていたようですが、
それでもいつもここはたくさんのお花であふれていました。
これはある日の様子。

私も今回たくさんのお花をいただきました。
お花のプレゼントは、本当にうれしいものですね。

さて、そのたくさんのお花や楽屋見舞いのお菓子の受付は、
べつに作られていました。

この壁の額に注目。
これも。

オープンスペースのほうにも飾ってあったようですが、
夢二の絵のミニ額が飾られ、
プチ美術館風。
このミニ額は制作部の西尾さんが中心になってつくったそうです。
私は夢二のカレンダーを寄付しました。
公演終了後、そのカレンダーで作った額を3つちゃっかりいただき、
わがやのリビングに飾らせてもらっています。

受付の壁の前で、準備中のみっちょこにカメラを向けると

こんないい顔をしてくれました。


これは、公演前に制作部のみんなでちらしのはさみこみをしているところ。
手伝えなくてごめんなさい。
自分のカンパニーや劇団のときは、
こういう仕事は役者だろうがなんだろうが一緒にやるんですけど、
アクションプランの際は、至れり尽くせりで
役者が稽古に専念できるようにしてもらっています。
ありがたいことでした。


さて、私自身公演中はカメラを持ってうろうろする時間がなくて、
あまりたくさん写真を撮ることができませんでした。
ですから、写っていない関係者の方もたくさんいます。
もっともっとたくさんの方たちに支えられて、
公演は行われました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
贅沢な時間、楽しい時間、貴重な時間を、
すてきな人たちとすごすことができました。
新しい出会いもたくさんあり、
今までよく知っている人に対しても新たな発見がたくさんありました。
そして見に来て下さったたくさんのお客様からの
温かい感想、時には厳しいご意見などから
得たものも宝物です。

この経験を自分だけのものにせず、
それぞれがそれぞれの場所に持ち帰って、
少しずつそこに新しい風として吹き込むことができればいいなと思っています。

「夢二 ~男の花 女の冠」公演についての記事は
ひとまずこれでおしまいです。
ご愛読ありがとうございました。

今週末あたりから、ブログタイトルも変え、
気持ちも新たに私個人の演劇ブログとしてぼちぼちと更新していく予定です。
観た芝居の感想や、公演のお知らせ、演劇にまつわる自分の体験談、
アクションプランの企画のワークショップの体験記など、
自分の記録として書いていきます。
興味を持っていただけた方は、今後ものぞいてみてください。
コメントもいただけると励みになります。
それでは、また。






「夢二」楽屋スナップ

2007年03月19日 | 楽屋裏
「夢二」公演の楽屋はマルチ工房を使いました。
キャスト、スタッフ、あわせるとゆうに40人は軽く超える大所帯のため、
マルチ工房内はいつも人、人、人でした。

まず、正面入り口に一歩足を踏み入れると、香盤表がかかっています。

黒田さんを中心に、(後半の釘打ちは道場さんがやってくれたとのこと)
制作部の方達で作ってくれました。
私自身は、アクションプランの企画に参加するまでは、
香盤表を使ったことはありませんでした。
誰が来ていて、誰がお休みか一目瞭然で便利です。
大所帯の公演では、必需品です。

マルチ工房内を、2つに仕切り、
半分を女性キャストのための楽屋、
半分を関係者が食事をしたり、くつろいだり、ミーティングをしたりするスペースに分けてあります。

奥の女性楽屋をのぞくと…

女風神1のよっちゃんが、女風神2役のみついさんの結髪をしています。

演出部の玉野さんが、ヘアブラシを差し出し助手をしていますが、
これは軽くやらせでやってもらいました。

今回、私とたまきは、毎日美容院でセットしてもらいましたが、
彦乃ちゃんと、風神2のみついさんのヘアはよっちゃんがしてくれました。
手際よくまとめるよっちゃんの手つきは慣れたものです。

しかも、メイクまで。

着物用のメイクに慣れていない彦乃ちゃんに、
メイクのコツを伝授しつつささっとなおすよっちゃん。
みついさんと、よっちゃんは化粧前が近いこともあり、
彦乃ちゃんにあれこれと世話を焼いてあげていました。
自分の用意もあるのに、さすがでした。

合間を縫って自分の準備をするよっちゃんとみついさん。
並んだ後ろ姿がとてもかわいいので、パチリ。


さて、もう一方のスペースでは、

演出部のみんなが、道場さんと高木さんを中心に、
真剣にミーティングをしていたり、
チケット管理のすみちゃんが、黙々とチケットとお金を数えていたり、


私に頼まれて、スタッフTシャツの後ろを写すためのモデルになってくれていたりします。

このTシャツは、道場さんの発案で希望者で発注して作ってもらったもの。
なかなかオシャレなできになりました。
私ももちろん申し込んだのですが、公演中は私はずっとでっかい「女将ヘア」のため、
休憩中もかぶりもののTシャツを着られないことが判明。
結局受け付けまわりの仕事をするマスミちゃんにレンタルしました。

楽屋でお弁当を食べたり、お茶を飲んだりするのですが、
毎食制作部の松村さんや市川さん、隅谷さんや黒田さんたち手作りのお味噌汁がつきました。
具たくさんの温かい手作りのお味噌汁は本当にありがたかったです。
毎回いろいろな具が入り、今日はなんだろう?と楽しみでした。
公演前、食事はとれないという役者も、
この味噌汁だけは口にいれようという人もいました。

その、お味噌汁の大鍋のふたを持って、にっこり笑う市川ディレクター。



届いたお弁当を前に、ごきげんな東郷役宮岸くん、巡査役西村さん、彦乃役酒井さん

このお弁当は、毎食いろんな業者のものを頼んであるため、
大変バラエティーに富んでいました。
また、公演期間中はお弁当の内容を明らかにした上で注文をとっていたため、
「あ、かにめしなら頼もう」とか、「う~ん、それならやめとく」
などということもできてありがたかったです。

マルチ工房と、ドラマ工房の楽屋をつなぐ通路で金魚さんをパチリ。

ゲネプロの舞台写真を撮ってくれました。
希望者にはCDーRに焼いて販売してくれ、好評でした。

その他にも制作部の越田さんと藤野さんがアイロンがけを手伝ってくれていたり


制作部の西尾さんと今村さんが、みんなのために差し入れのケーキを切り分けていたりします。

そうそう、ケーキといえば演出部の奥野くんの手作りチーズケーキが大好評でした。
その他にも、みなさんから連日たくさんの差し入れをいただきました。
毎日、お茶場をのぞくのが楽しみでした。

ドラマ工房の第一楽屋をのぞくと、

舞台美術を担当された劇団昴の岡田志乃さんと演出助手の小川さん、コトミちゃんがにっこり。

そのしばらくあと、同じ第一楽屋にはメイク中の夢二役つねちゃんが。


なかなか全員の写真を撮ることはできませんでした。
次回は、受付まわりをご紹介したいと思います。




「夢二」舞台写真 その③

2007年03月17日 | 「夢二 ~男の花 女の冠」にまつわること


たまきと彦乃、女の闘い。




「ああ、こうして痛むのが傷なのか心なのか私にも分からないんだわ」



「風よオレの心を吹き抜けてくれ」



 
「さあおいで!女子美の歩き方で!歩いて!」




カーテンコール。
三方に座ったお客様全てにご挨拶。

カーテンコール、2日(金)の公演のみ、アンコールの拍手がありました。
私自身は、ドラマ工房の舞台で初めての体験でした。
2日は、自分的にも出来の良い日だったので、
アンコールは心から嬉しいと感じました。

舞台写真、ほんとはもっともっとたくさんあります。
金魚さんが撮ったもの以外にも、
私のカメラで制作部のみんなに撮ってもらった写真もあるのですが、
選ぶのが大変です。
舞台写真は、このくらいで。
次回は、楽屋のみんなの様子を。



「夢二」舞台写真 その②

2007年03月16日 | 「男の花 女の冠」本公演 稽古場より
「息子に何か?」
「いえ、本官は…」


「鈴香をいっぱい描いたよ」
「うわぁ、うらだ」


「加賀のおなごっちゅうのは、もっとこぉ~ぼっこおりしとらんと」



「おかあちゃま、心配で心配で」


「お姉さんのこと、一等に思ってるのはボクなんだから」


もみあう、チコ、たまき、東郷、彦乃。


「夢二」舞台写真 その①

2007年03月14日 | 「夢二 ~男の花 女の冠」にまつわること
何回かに分けて、「夢二」のゲネの写真を掲載します。

ゲネの舞台写真は金魚さんが撮ってくれました。
CDーRに焼いてもらって分けてもらったものを取り込みました。

まず幕開けは風神から。


風神が登場するシーンはいつも照明が幻想的です。
風神は動き回るため、写真の多くはぶれたものが多かったのが残念!

ラブラブな夢二と彦乃。
「温かいわ。ほら…」


夢二と宿の亭主。
「穴があったら、はいらんならんですわ」


亭主と巡査。
「男同士胸襟をひらいてやな」


鈴とチコ。
「風の濃いところ」


彦乃とチコ。
「もう私のこときらいじゃない?」