お多福 満腹 大福帳

金沢でお芝居にかかわっています。
今かかわっている舞台などの情報や、お芝居についての思いなど書いていきます

12日(日)14時公演

2006年03月12日 | 公演当日
開演前舞台裏にスタンバイすると、各自がみんなに挨拶をするのですが、
今日はなんだかみんな丁寧です。
このメンバーでこの芝居をするのは、これで最後…と思うと感慨深いものがあります。
私もみんなの手をぎゅっとにぎります。
合田さんが、ガッツポーズで励ましてくれました。

さあ、開演です。
今日はめだったアクシデントもなく、超満員のお客様の前でのびのびと演じることができたようです。

終演後、感慨に浸るまもなく撤収作業です。
たくさんの人がいるので、あっという間に終わりました。


キャストのみんなお疲れ様~。
みんなと出会えて、幸せです。
一緒に芝居を造ると、なんだかお互い家族のように感じます。
スタッフの皆さん、本当にお世話になりました。
濃密で贅沢な時間を過ごすことができました。
自分たちの劇団や、個人のプロデュース公演では考えられないような
恵まれた環境で舞台に立てたことを感謝しています。
ここで得たものを、自分だけのものにせず、
何かのかたちで次の世代の人たちに引きついでご恩返しができたらと思っています。
ありがとうございました。


みんなは今頃2次会かな?
打ち上げの様子は後日アップします。
お楽しみに。

衣装 (ト書き)

2006年03月12日 | 衣装
ト書きの衣装は悩みました。
ていうか、ある意味自由。とことん私なりにこだわりました。
劇中椿の花がキーワードになっているので、
ちりめん細工の椿の香入れをコサージュにして黒いストールにとめました。
同じくちりめん細工の指輪をしてみました。
客席からは見えてなかったと思いますが、自分のテンションをあげるためです。
途中、水分を口に含むための湯飲みは、
大好きだった叔父の形見の九谷焼きを持っていきました。






衣装 (鈴、車夫、チコ)

2006年03月12日 | 衣装
鈴です。三つ編みがかわいい。古布のパッチワークの上着は普段着ているとのこと。なかなかおしゃれさん。


車夫です。首に巻いた日本手ぬぐいは池田さんにお借りしました。


チコです。かわいい笑顔です。綿入れはんてんで病み上がりの感じを出しています。




衣装 (亭主、女将、巡査)

2006年03月12日 | 衣装
亭主です。綿入れのはんちゃです。ちなみに私のものです。サイズがあってないといころがむしろ亭主っぽいと西川さん。


女将です。伊藤さんお手製だそうです。たまたま亭主役の衣装と雰囲気が似ていてペアルックぽかったです。


巡査です。良い笑顔です。会社帰り?みたいなかんじですが、当時の巡査のイメージに近いものはなかなか難しいですね。

衣装 (青児、風神1,2)

2006年03月12日 | 衣装
東郷青児です。首に巻いたアスコット風マフラーが芸術家っぽい?


風神1です。着物を羽織り、髪には椿の花。色っぽいです。


風神2です。同じく着物ですが、色合いを風神2の性格にあわせてクールにしてあります。


風神の着物は、よっちゃんが用意してきました。

衣装 (夢二、彦乃、たまき)

2006年03月12日 | 衣装
今回は、黒の上下を基本に各自が役のイメージで何かを足すというコンセプトで、
自前で用意しました。

開演前と終演後にカメラ慣れしていない私があわててとったので、ピンぼけなどが多いのですが、ご紹介します。

夢二です。ピンタックがおしゃれな白いシャツが決まってます。


彦乃です。薄手で柔らかな材質。袖の広がりがポイント。


たまきです。着物柄のミニスカート。裾のカットでたまきのシャープさが出てます。



12日(日)開演前の様子

2006年03月12日 | 公演当日
さて、一夜明けて千秋楽を迎えます。
3回公演というのは、初日を迎えたらすぐ千秋楽。
なんだか寂しい気持ちもします。

ちょっと疲れ気味の私は、朝みじん切りのしょうがをたっぷりいれた雑炊を作って食べてきました。
身体が温まってなかなか良かったです。
12時半に集まって、ドラマ工房に入りました。
国谷さんが、私とたまきさんのリクエストに応え、癒し系の曲をさりげなく流してくれていました。

つねちゃんを中心にストレッチをするみんなの様子です。



座席にパンフレットを置く、制作スタッフの西村さんとはややん。
制作スタッフは女性が多いので、数少ない男性は貴重な存在。
この他に男性は、制作会議に参加していて残念ながら公演には参加できなかった高田さんがいます。


西川さんから「千秋楽だから思い残すことがないように」と激励の言葉がありました。

写真をとれなかったのですが、お茶場は皆さんからいただいたお菓子であふれんばかりでした。
ありがとうございました。

制作スタッフの中谷さんが、美味しい里芋の煮付けを作ってきてくれました。
懐かしい味にみんなほっこり。
ありがとうね!



11日(土)19時公演終了!

2006年03月12日 | 公演当日
17時から北陸放送で、この公演のことが紹介されたと同時に、
芸術村に問い合わせが立て続けにあったそうです。
そのおかげもあり、当日券が20枚もでたとのこと。
19時公演は140数名(ごめんなさい正確な数字は明日確認します)と超満員。

お客様の熱気に助けていただき、無事公演を終えました。
やけにリラックスするキャストと西川さん、池田さん、衛さんです。



下の写真はスタッフも加わりパチリ。
今村さんとみっちょこがいなかったのと、
記録用の写真を撮っていた林さんが入っていません。ごめんなさい!



公演を観に来てくれていた、お~い幾多郎で石川役をしていた中村くんが
集合写真を撮ってくれました。
ありがとう~!


さあ、あと1回公演を残すのみ。
明日は12時半集合です。




11日(土)公演の合間

2006年03月12日 | 楽屋裏
14時公演から19時公演までのあいだは随分あいだがあるので、
なんだか何をしていいかわからない微妙な時間でした。
それでも、ゆっくり休養をとったり、みんなといろんな話しをしたり、
こんな非日常の時間は貴重です。

衣里ちゃんから、
「いろんな人からこのブログを楽しみに見ているよと言われる」
と聞きちょっと嬉しい私でした。

このあいだを利用して個別に西川さんからダメ出しをもらいます。
稽古中からずっとほとんどト書きにダメ出しをもらえないので、
今日は帰りがけに自分から聞きに行きました。
おかしなもので、役者というのはダメ出しが多ければ落ち込み、
なければないで構ってもらえないみたいで寂しいのです。
相手をする演出家は大変ですね。

5時にお弁当が届きました。
坪坂さん手作りのお味噌汁も到着。
私は揚げ物を本番前に食べると胸焼けするので
自宅からおにぎりを持っていきました。
お味噌汁だけ美味しくいただき、お弁当はおみやげに。

腹ごしらえがすんで、また軽く身体を動かす人、
メイクを直す人など。
開場後は、楽屋のモニターでみんなで客席チェック。
「あ~○○さん来てる!」
「この着物の人は※※さんだ。」
などなど、1回公演をすませていることもあり、みんな少し余裕がありました。

さぁ、舞台裏にスタンバイです。
よしっ頑張っていこう!と思った矢先、
血相を変え大冴郎くんが舞台裏にやってきました。
「あの~誰かぼくの台本間違えて持っていきませんでした?」
「え~!?」
みんな自分の台本を確認します。
「みんな自分のを持ってるよ」
「あれっ。探してきます」

結局大冴郎君の勘違いで、ちゃんと台本はありました。
よかったよかった。

そんなこんなで舞台は始まります。