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お多福 満腹 大福帳

金沢でお芝居にかかわっています。
今かかわっている舞台などの情報や、お芝居についての思いなど書いていきます

ヴォイスサークル金沢「声の劇場 in 金沢」

2006年07月25日 | 各劇団公演案内
  7月30日(日)11時~ ・17時~

  金沢21世紀美術館 シアター21
 
  前売り 2500円  当日3000円

  監修・演出 磯貝靖洋

  出演    椿つねひろ 麻井智江 市川幸子 伊藤宏美 今村恵子 今村知恵
         金山古都美 川本千晴 佐藤マスミ 所村佳子 新宅安紀子 勢登香理 
         高田伸一  中川佳奈 西尾実奈 林裕之   卑ノ寺陽向 飛竜直人 
         みついえいこ 山田覚史 吉村雅弘


いよいよ、30日にヴォイスサークル金沢による第1回公演が行われます。
出演者の19人のうち16人とは、旧知の仲です。
ヴォイスサークル立ち上げから1年ちょっとのあいだ、経理と連絡係として
私も参加させてもらっていました。
個人的な事情で脱会しましたが、今回の公演の成功を心から願っています。

劇団の枠を超えて、たくさんの演劇人が月1~2回集まり、
定期的に東京から磯貝先生を自分たちの力でお招きして発声法について学びあっているということは、
これまで地元ではなかった画期的なこと。
様々なジャンルの芝居をする人たちが、個人的な実力UPのためだけではなく、
これからの金沢の演劇全体のレベルUPについても考え、
何か行動を起こすための場としていろんな可能性を含んだ場所だと思います。

今回は、磯貝先生ご自身の朗読も聞くことができるとか。
私も何度か先生のワークショップは受講しましたが、
一度も先生ご自身の朗読を耳にしたことはありません。
そのあたりもとても楽しみです。
また、それぞれの出演者にあった演目を先生が選定され、
グループや個人に別れて様々な分野の内容のリーディングを聞けるというのも、
面白そうです。
詩あり、戯曲の一場面あり、その他いろいろらしく、
衣装も各自工夫がこらされているそうです。

どんな内容になるのか、わくわくしています。
どうか、お時間のある方はぜひご覧になってくださいね。

出演者、関係者の皆さん、どうか体調に気をつけてステキな舞台を見せてください。
期待しています。



          

リトルパインシアター特別公演「ミュージカル仏御前」

2006年07月15日 | 各劇団公演案内
「男の花 女の冠」リーディングチャレンジ公演の際、女将役をされた
新宅さんからせっかくご案内をいただいていたのを、
ここに掲載するのを忘れていました。

昨日からもう、始まっています。

  ミュージカル 仏御前

     7月14日(金) 午後7時30分~
     
       15日(土) 午後2時~・ 午後7時30分~

     こまつ芸術劇場うらら大ホール

     前売り 一般2000円・小人1000円
     当日券 一般2200円・小人1200円

     脚本・音楽  前田陽一
     脚色・演出  青野英敏


リトルパインシアターも、もう随分長いこと活動を続けてきている劇団です。
ご縁がないまま、恥ずかしながら私は一度も拝見したことがありません。
稽古を根上町のタントでやっていらっしゃることが多く、
私は朗読講座の講師で行った際によくお見かけします。
年齢層も幅広く、公演のたびに一般から出演者の公募もされているようで、
小松市に根ざした劇団として頑張っていらっしゃる様子です。

新宅さんは3役で9回の衣装替えがあるとか。
平安時代の物語で、たくさんの登場人物が出演しての衣装替え。
その舞台裏を想像するだけでその大変さがわかります。
でも、きっと豪華ですてきなんでしょうね。
ミュージカルと銘打っているので、当然歌やダンスもふんだんにあるようです。
私は、予定があり観に行けそうにありません。
どなたか行かれた方は、様子を教えてください。

ちらしの色合いが、ふんわりと優しい色合いで私好みでした。

劇団夢宇人第18回公演「半神」のご案内

2006年07月03日 | 各劇団公演案内
いよいよ今週7日から、夢宇人の公演が始まります。
といっても、すでにチケットはほとんど完売状態。
さすがです。
とりあえず告知。


            「半神」
 
     原作   ・萩尾望都     脚本 ・野田秀樹

     演出   ・黒田百合

     時    ・7月7日(金)20時~
           8日(土)14時~
                19時~
           9日(日)14時~

     所    ・金沢市民芸術村 PITドラマ工房

     チケット ・前売り 一般 1800円  高校生以下 1500円
           (期日指定チケット)
          
          ・当日  一律2000円


 私はなかなか観に行ける日が決まらずぐずぐずしていたのですが、
 なんとか初日をぎりぎりでゲットすることができました。
 夢宇人の公演は、いつも心から楽しみにしています。
 年1回しかないのがとても残念ですが、
 だからこそ、丁寧なきめ細かい芝居作りと、
 役者の基礎作りがきちんとできるのでしょうね。

 託児システムを早いうちから導入し、それをずっと続けているところもさすがです。
 小さい子がいても、お芝居は観たいというお父さんお母さん達はたくさんいます。
 託児システムのない他の劇団の公演に、むりやり連れて観にいらしている方もちらほらみかけますが、
 
それは、他のお客さんにとっても、そのご家族自身にとっても幸せなことではないと思います。
 舞台の開演中ずっと、「しっ」とか「静かにしなさいっ」
 と親から言われ続けた子どもが将来舞台好きになるとはとうてい思えないし、
 周りに気兼ねしながら、観ているお父さんお母さんも、舞台を楽しむことはできません。
 もちろん他のお客さんにしても、気が散ったり気になったりします。
 
大きなホールには、親子観覧席があるところもありますが、
 芸術村の場合そんなわけにも行かないわけですから、
 お子様の入場ご遠慮下さい…と始めからお断りしているところもあります。
 託児システムがあれば、観客層を厚くすることが可能です。
 いろいろ大変なこともあると思いますが、
 自分の劇団のお客さんの年齢層が上がってきて、
 子どものいるお父さんお母さんが増えてきた場合は、
 ぜひ導入を考えてみてほしいシステムだと思います。

 夢宇人の皆さんは、親切なのでやり方を聞けば
 きっと丁寧に託児システムのノウハウについて教えてくださるのではないでしょうか?
 託児システムが各劇団に広がることを願っています。


テレビ金沢 『戯曲 赤い月』石川公演特別番組~女たちの満州 をみました

2006年06月25日 | 各劇団公演案内
文学座の南さんと鈴木さんからご案内をいただいていた、
赤い月の特別番組がテレビ金沢で昨日3時からオンエアされました。
録画しておいて、夜ゆっくりと見ました。

てっきりこの公演が立ち上がっていくまで様子のドキュメンタリーだとばかり思っていたら、
石川県から満州へ開拓団として参加して大変な苦労をされた皆さんへのインタビューを中心に、
終戦前後の厳しい時代を生き抜いた女たちの苦労を浮き彫りにした番組でした。

学校の授業ではなぜかいつも近代史のところまで進むことはなく、
軽く教科書を読んでおきなさいということで流されてきました。
本来なら、もっと学校教育の現場で、当時何がおきたのかを客観的に習いたかったです。

私の亡くなった父は、職業軍人でした。
満州の牡丹江に派遣される予定だったのですが、
母と結婚してすぐだったため満州へは行かずにすみました。
もし、母共々満州に行っていたとしたらもしかして私は生まれていなかったかもしれません。
父や母から戦時中の話しは折に触れ聞かされていましたが、
満州からひきあげてきた方たちの生の声を聞いたのは初めてでした。

活字で読むのとは違い、ご本人が重い口を開いて語る当時の回想は、
ひとつひとつ胸に突き刺さってきました。

満州からの引き上げの様子を実話をもとに書かれた小説は「赤い月」の他に
宮尾登美子さんの小説も読みました。
女性として耐え難い屈辱を受け、食べるものもなく、
頼りにできる人もいないなかで、子ども達を守る母親たち。

この番組を見たことで、より7月20日の公演は私の胸に迫ってくることとなりそうです。

劇団ドリームチョップ第8回公演「ボイド」~群は何処に向かう?~

2006年06月22日 | 各劇団公演案内
「男の花 女の冠」でスタッフとして参加してくれた吉原さんが出演されます。

  「ボイド」~群は何処に向かう?~

 6月23日(金)午後8時~
   24日(土)午後2時~・午後7時
   25日(日)午後2時       開場は開演の30分前

作・演出 井口時次郎

場所   金沢市民芸術村Pit2 ドラマ工房

料金   前売り1800円(当日2000円)


私は先日インターネット割引を利用してチケットを確保しました。
ネットだと300円安い…という手法をここ最近取り入れている劇団です。

で、今回の舞台のほうも劇団ホームページによると、

「インターネットで募集していたアルバイトをするために集められた男女5人。
なんでも五日間、山奥で水槽の魚を観察しているだけで20万円ももらえるという。
閉鎖された空間で彼らはどのような関係を切り結んでいくのか。何を思い、何を行う
のか。
そして結末は・・・」

とのこと。
インターネットを媒介にした人間関係というのは、
演劇的要素がたくさん含まれているのかもしれませんね。
さて、どんなお話なのでしょうか?
土曜日はドリームチョップ。
日曜日は月原さんの朗読を観劇予定です。

なかなか忙しい週末になりそうです。

文学座金沢公演「赤い月」

2006年06月20日 | 各劇団公演案内
「お~い、幾多郎」では着付けで大変お世話になった南一恵さんと、
石川役の鈴木弘秋さんから、旅公演先よりお葉書をいただきました。

現在お二人は、なかにし礼作「赤い月」の旅公演に出演中です。
金沢にもいらっしゃいます。

     赤い月

作・  なかにし礼
演出・ 鵜山仁

時・  7月20日(木)12時30分~
            18時30分~ (開場は30分前)

所・  石川県立音楽堂 邦楽ホール

料金・ S席 4000円(当日4500円)
    A席 3000円(当日3500円)


座席指定はなく、席種指定のみでした。
まだ座席に余裕はありそうでした。

6月24日15時から、テレビ金沢で「赤い月」公演についての特別番組があるとのことです。
ぜひご覧になってみてください。

赤い月は、常盤貴子さん主演の映画も、高島礼子さん主演のテレビ版もみました。
原作も気になって読みました。
壮大な女の半生記を、いったい舞台にどんなふうにあげるのかとても興味があります。
今回は平淑恵さんが主演。
う~ん。
年齢的にちょっとどうなんだろう?という部分もありますが、
圧倒的な演技力で魅せてくれるのではないかと期待しています。


南さんは金沢出身の方です。
「お~い、幾多郎」で滞在された際も、ご実家から自転車で毎日芸術村まで通われました。
着付けの先生もしていらっしゃるので、その鮮やかな手さばきは素晴らしかったですし、
美しく着こなすちょっとしたコツや、上手に着せてもらうためのコツ、
着物を着る心構えなどを折に触れ教えてくださいました。
ちっとも身にならない劣等生でもうしわけなかったのですが、
とても印象に残っています。
女優さんとしての南さんの舞台は
渡辺えり子さん作の「月夜の道化師」しか見たことがないのですが、
そのときの裏話や苦労話も聞かせていただきました。
女優と主婦とのバランスのお話も大変興味深かったです。

メールが全盛だけれど、自分自身が手書きのお便りは嬉しいので、
旅公演には必ずきれいな切手とレターセットを持っていき知人に送るのよ

とおっしゃっていたとおり、今回もすてきなお葉書です。

鈴木さんは普段は物静かな方ですが、お酒を飲むと饒舌に熱くお芝居について語っていらしたのが印象に残っています。
稽古中は、プロンプをされたりさりげなく他の人のフォローをされたりして、
細やかな心遣いができるすてきな男優さんです。

お二人に終演後お会いするのを楽しみにしているところです。

お時間のあるかた、ぜひ足をお運びくださいね。


即願寺さん・チェロ・浅野川夢譚「寺と音と語り」

2006年06月04日 | 各劇団公演案内
「男の花 女の冠」で、宿の亭主役を演じた月原さんからご案内をいただきました。


6月25日(日) PM2時半~(2時開場)

即願寺 (金沢市東山2-1-24)

チケット 高校生以上 前売り1000円(当日1500円)
     小・中学生 500円 (当日会場でお求め下さい)

演奏   細川 文(チェロ)

語り   月原 豊 
朗読作品 「かわうそと風鈴」(浅野川を舞台にした創作民話)
作    山上たつひこ

構成   東山「響会」


山上たつひこさんといえば、私たちの世代は「がきデカ」を連想するのですが、
コミックの連載をやめて、金沢に移り住み小説家として活動されてもう何年もたっていらっしゃいます。
以前に、山上さんの小説を読んだことがあるのですが、
とても雰囲気のある独特の世界をもっていらっしゃいました。

その山上さんの作品と、チェロ、お寺という場所、月原さんの声が、
どのように融合し新たな世界を見せてくれるのかとても興味深いです。
予定があえば、観に行きたいと思っています。

即願寺さんには、行ったことがありません。
駐車場がないそうですが、ときにはバスや徒歩で、
あのあたりの散策も兼ねてぶらぶらするのも楽しいかもしれませんね。
朗読は、読む場所により大きく印象が変わるものです。
また、生の楽器の演奏もなかなか聴く機会は少ないので、
これはなかなか面白い企画ではないでしょうか。

「あわれ彼女は娼婦」

2006年05月31日 | 各劇団公演案内
「お~い幾多郎」で、憑次郎を演じた文学座の鍛治直人さんからご案内をいただきました。

7月6日(木)~7月30日(日)
 
 bunkamura シアターコクーン

作  ジョン・フォード
翻訳 小田島雄志
演習 蜷川幸雄

S席      9000円
A席      7500円
コクーンシート 5000円

なんと、すでに一般発売のチケットは完売だそうです。
S席か、コクーンシートを鍛治さんとおしでとれるかもしれないとのこと。
なるべくお早めにとのことでした。

主演は三上博史さんと深津絵里さん!
しかも兄と妹の禁断の恋。
共演に谷原章介さん!
実は私は谷原さんのあの深みのある声のファンです。
ほかに、大好きな梅沢昌代さんや、元宝塚のトップ娘役月影瞳さん、
文学座の怪優(ごめんなさい)たかお鷹さんなど、
チラシを見ただけでわくわくするようなメンバーです。

ああ、行きたい。
行きたいけど、諸般の事情でむりそう。
悔しいっ!

ほんと、こんなときなぜ自分が東京に住んでいないのかと悔しくなります。

文学座6月アトリエの会「オトコとおとこ」

2006年05月24日 | 各劇団公演案内
「お~い、幾多郎」で、正を演じられた文学座の富沢亜子さんから
公演のご案内をいただきました。

6月17日(土)~7月2日(日)

信濃町 文学座アトリエ

   作   川村毅
   演出  高橋正徳

前売り・電話予約 4000円
当日       4300円

文学座チケット専用   0120-481034
お問い合わせ 文学座  03-3351-7265

この公演には「お~い、幾多郎」で幾多郎を演じた瀬戸口郁さんも出演していらっしゃいます。
昭和を生きた2人の男を中心にコメディタッチで書かれた作品とのこと。

文学座のアトリエには、2回ほどおじゃましています。
ドラマ工房をちょっと小さくして、柱をとったような
雰囲気のあるとてもすてきな劇場です。
お時間のあるかた、ぜひどうぞ。


♯67プロデュース公演「月夜の殺意」

2006年05月13日 | 各劇団公演案内
「男の花 女の冠」で演出助手をした小川さんが出演する公演です。

5月20日(土) 午後8時
  21日(日) 午後2時

金沢市民芸術村ドラマ工房

前売り 1200円
当日  1500円

作・演出 河童

出演   吉野由希子
     小川雅美
     酒井祐美子


福井で活動されている皆さんのプロデュース公演だそうです。
女三人芝居というのは、なかなか興味深いものがあります。
しかもオリジナル作品。
期待は高まります。

私は小川さんにチケットを予約しました。
お時間があれば、皆さんもぜひ。