リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

川の造形

2020年08月07日 | レイアウト製作記
トンネルと山があるからには、当然「川」もあって然るべきです。
トンネルを抜けるといきなり川を渡る鉄橋にさしかかる――。なんて風景、だれでも思い浮びますよね。

レイアウト台は当時の子ども部屋リフォームの時に工務店についでにお願いしたもの。枠の上だけにベニヤを貼ってもらって下は電気配線用に空けておくつもりが強度の関係で上下にベニヤの仕様となりました。当初は配線の穴を開けるのが面倒かなと思いましたが、これが逆に発想のもととなり、川の部分だけ上側のベニヤを取り除いてステンレスの棒材で補強することにしました。これで山やトンネルと川面の高低差が十分に取れて立体感が増します。



あとは川や土手をいかにリアルに表現するか。レイアウト製作の参考書のようなものを何冊も読みながらリキテックスのジェッソやメディウムといわれる素材やアクリル絵の具などを使って造形・塗装していきました。

崖の形状や色はわりと上手くいったと思います。中流域を意識して砂利や岩を散布。河川敷の草も。

設定の春の季節に合わせて振りかけた土手の菜の花風の黄色いパウダーは粒が大きすぎて失敗作です(アップに耐えられません)。
最後に釣り人や土手の自転車乗りなどを配置して一応の完成です。



ちなみに背景の山の写真は春の旅行のとき撮ってきた修学院離宮の裏山です。