リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

年の終わりに

2009年12月30日 | ひとり言
去年の暮れに自分が書いたブログの記事を読み返してみると、今年が厳しい年になるのは予想していたみたいです。

あれから1年がたって、たしかに厳しい年でした。
想像した以上と言ってもいいかもしれません。

そして、さらに怖いのは
この厳しさは景気がよくなれば去るというものではないということ。生活者や社会全体のメカニズムが少しずつ変わりつつあって、従来型のビジネスは永続的ではないかもしれないということです。

自分の会社もそうですが、われわれの業界全体も大きな転換期を迎えているようです。
テレビや新聞といったマスメディアの見られ方も変わってきていますよね。
もしかしたら今までのビジネスモデルが成り立たない時代がくるのかもしれません。

何年か前から周辺業界も含めて危機感は叫ばれてきましたが、新たな収益を生むモデルはまだ育ってはいません。

不吉なことを言えば、沈みかけている船に取り残されているようなものかもしれませんが、リタイアを前に最後の力をふりしぼって少しでもよい方向へ船を導きたいものです。

先人の多くが苦労し突破してきたように「朝の来ない夜はない」という思いで、勇気と知恵を持って立ち向かっていこうと思います。

みなさま、よい年をお迎えください。


二代目万歩計

2009年12月27日 | 楽しむ
前にご紹介した万歩計が電池を交換しようと思ったらフタが壊れてしまったので、新しいのを買い求めました。

今度のは歩数と距離を日本一周に見立てて今どこを歩いているかが表示されるというものです。
東京の羽田を出発地に設定しましたが、まだ9万歩で「しながわ」「とうきょう」を過ぎ、いま「あらかわ」という表示が出ています。

地名と一緒にその土地の名産も出るというんですが、今出ているのは「もんじゃやき」。
荒川ともんじゃ? ちょっと違うような気もしますけど。

前の「てくてくエンジェル」は累積歩数によってキャラクターが少しずつ成長するというお遊びでしたが、2,3日携行するのを忘れるとすぐ家出をしてしまいリセットになるので、歩数を積み重ねることがなかなかできませんでした。

今度のは電池を換えても歩数が継続できるようなので何万歩、あるいは何百キロ達成できるか楽しみです。

これから太平洋岸に沿って北へ向かうみたいです。
どこまで行けるでしょうね。

頚椎症の原因?

2009年12月23日 | 懐かしむ
頚椎症のことを書いていて思い出したことがあります。
もしかしたら30年以上前のこのことが傷めた原因かもしれません。

会社に入った70年代半ば当時、まだ社員旅行のような行事がありました。
会社からの補助も出て、年に一度は部署ごとに首都圏近郊の観光地などに一泊旅行に出かけていました。

それは入社して3~4年後の秋のリクレーション旅行でのこと。
会社を少し早めに切り上げて三浦半島へ向かいました。
マグロを中心とした宴会で盛り上がり、いちばん上の人が女装(!)したり、罰ゲームでストローで日本酒を飲まされたり、そのうち一部でケンカが始まったり――と、いまは懐かしい昭和の乱れ方に突入していきました。

その中で若手だった世代としてはビミョーに乗り切れない気分もあり、20代の男女が声かけあって海岸へと散歩に出ました。

若い男女たちですから、その中には仄かな恋愛感情も(もちろんお酒の酔いも)存在したかもしれません。

網かなにかを干すための太い竹が砂浜に組んであり、それを鉄棒に見立てて男子が遊んでいたんです。

自分が逆上がりの要領でクルッと脚を跳ね上げた途端、その竹がボキッと折れ頭から砂に落っこちてしまいました。

メガネがひん曲がってしまったのは憶えていますが、それ以外の外傷があったわけではない(レントゲンぐらいは撮ったかもしれない)ので、恥ずかしい思いをした程度で「若気の至り」として長年記憶から遠ざかっていました。

この歳になって首が痛む原因がこのことだとすれば、青春時代の失策が今頃になってうずいているという、懐かしくも苦笑いするしかない古傷ということでしょうか。


年賀状

2009年12月20日 | ひとり言
この時期、年賀状の準備で悩まれている方、多いんじゃないでしょうか。

かく言う自分も、毎年デザインやコメントに四苦八苦しながら作っています。

今年、取引先の印刷会社から個人用の年賀状印刷を受注したいとの依頼があったのでこれに協力することにしました。

ところがデザインの見本を見て愕然。ほとんどが干支のトラの絵柄なんですね。
自分としては今まで年賀状ソフトのイラストを使うにしても、せめてオリジナリティがあるようにと干支の絵柄だけは避けてきただけに今回は納得のいかないデザインになってしまいました。

加えて、コメントや家族の連名のある/なしなど、お相手との関係によっていくつかのパターンを用意していたものですからこれも一括の印刷では対応できません。

結局、トラのイラストだけ印刷をお願いして、あとはいつもと同じようにパソコンを使って自分で作ることになってしまいました。

印刷会社へのお付き合いはできたことになりますが、なんだか割り切れない話です。
来年もまた依頼されたら困ってしまう!

車は左、人は右? 左?

2009年12月17日 | ひとり言
お隣りの国、韓国で歩行者の通行が従来の左側通行から右側通行に変わる、というニュースを見かけました。

韓国では車が右側通行なので歩行者は左が自然なのでは? と思いましたが、ニュースによると『世界的な歩行文化の流れ』で『右側歩行原則が定着すれば、歩行速度が1.2~1.7倍になり、衝突回数も7~24%減少する』とオドロクべきことが書かれていました。

それはさておき、わが国では歩行者は右側、ですよね?
ボクたちの世代は子どものころから「人は右、車は左」としつこいように教育されていたと思うのですが、今はどうなんでしょう?

改めて街を歩いて観察してみると(少なくとも歩道があれば)自分も含めて右側通行を守っているとは言えないようですね。
駅や地下街などで、写真のように「ここでは左側通行」というローカル・ルールを指示するケースも多いので曖昧になってしまったんでしょうか。

これがちゃんと守られれば、記事のように事故やスピードが改善されるんでしょうか?? ちょっとした疑問です。

むかし、お侍は刀の鞘がぶつかるのを避けるため(あるいは相手に突然切りかかられないため)に左側(右側)を歩いていた、という話を聞いたことがありますけどね。 どっちなんだよ?

こんな記事こんなレポートもあります。

興味深いですが、アタマがこんがらがってきそうです。


頚椎症

2009年12月14日 | ひとり言
この歳になると、身体のあちこちにガタがくるんですね。
今度はクビの話。

「頚椎症」と診断される前から肩こりはひどかったんですが、ついに『しびれ』が出てしまうようになりました。

痛くはないのですが、右腕全体が日に何回もジーンとしびれるんです。
そのほかに指先が何本か感覚が鈍くなっており、これはもうずっと続いていました。

整形外科に行っても首の牽引ぐらいしか治療の方法がないのがわかっているので、ここのところは整体やマッサージに行ったり湿布を貼ったりでしのいできました。

先日、改めて整形外科に行ったら、加齢とともに頚椎のズレ(?)もひどくなっているとの診断でした。

牽引も継続してちゃんとやらないと改善は望めないとのこと。しかしこの牽引が若い頃と違ってけっこうキツく、10分もやっているとアゴが圧迫されて痛くなってしまいます。

若いときのゴマカシは老いた身体にはもう耐えられないみたいです。(泣)

機関庫 完成!?

2009年12月10日 | レイアウト製作記
いよいよ、レイアウトの中心的存在たるターンテーブルと扇形機関庫がほぼ完成しました。

(写真をクリックして)見てください! このかっこ良さ(笑)。

機関庫はTOMIXの完成品を2コ繋げたものですが、プラスチックの素材感を極力無くすべく、エアブラシで塗装にはげみました。
壁の色はこの前見てきた京都の梅小路蒸気機関車館を参考にして、明るめの灰色(スカイグレイ)にしました。
そして、せっかくきれいに塗れた上から実感を出すために汚れやススを施します。

なんといってもこの中には蒸気機関車が出入りするわけですから、どうしても煤煙でススけてしまうわけです。
こんな風景や汚れ方を覚えているのは50代を過ぎた方でも少ないかもしれませんね。

下路式のターンテーブル(これもTOMIX製品)の方は桁の色を変えて銀色(クロームシルバー)に、これは手描きで塗りました。細かい運転台に何色か色を入れるのに苦労しました。

いま改めて写真で見てみると、機関庫の床の色が明るすぎたりターンテーブル基部のウェザリングを怠っていたり・・・と、まだ修正すべきところがいくつかありそうですが。

なにはともあれ、いちおう完成!
これからここで蒸気機関車を行ったり来たりさせて、子どものように遊ぶンです!

チェロの弾きごこち

2009年12月07日 | 楽しむ
以前に紹介したワインバー「ヴィノ・フルート」に会社帰り、ひとりで立ち寄りました。

ここのマスターは店名の通り、フルートも上手いのですが、ここ数年はチェロを習っているそうです。

ワインとお話で興じた後、手が空いた隙にチェロを取り出して少し弾いてくれました。楽譜を見るとヘ音記号とハ音記号(ビオラなどで使うやつ)が交じっている上に弓のアップとダウンの印や押さえる指の番号などもふってあってなかなか手強そうです。

「触ってみたら」と言ってくれたので少し弓を動かしてみましたが、同じ音でも左の指で弦を押さえたときと解放のとき、弓を押したときと引いたとき、弦へ弓を当てる位置、弓のスピードなどによってさまざまな音色が出ることがわかりました。

弓を使う弦楽器はほとんど初めて触れたぐらいなのですが、フルートなどに比べてもずっと演奏者の技術や意図が強く反映するものだということを知りました。
それだけ奥も深く、修得もむずかしそうで「すこぶる『アナログ』な楽器」なんだという認識を持ちました。

「習いませんか」と誘われましたが、この複雑さにはとても太刀打ちできますまい。

紀行番組の功罪

2009年12月04日 | 旅する
テレビの地上波でゴールデンタイムに放送している番組はほとんど若い人向けの編成になってしまっているので、いきおいBSで番組を拾っていることの方が圧倒的に多くなりました。

また録画機能が発達したのでテレビに入っている電子番組表でまとめて予約しておけば放送している時刻に律儀にテレビの前に座っている必要もありません。

マスメディアの雄(?)たるテレビへの接触態度が視聴者あるいはCMを見る生活者、はたまたメディア関連で収入を得ている身としてこれでよいのかという後ろめたさはさておき、BSには鉄道を中心とした紀行番組が多いですねえ。

少ないスタッフとベタな演出(=低予算)で旅人の目線を追っているだけのようなものが多いですから、ハイビジョンのきれいな映像と相俟ってかえって臨場感は高まります。

これだけナマナマしく世界中の観光地を見せられると、なんだか実際に行ったような錯覚に陥る気がします。それも同じような映像をあちこちの局でやっていますから、行ったこともないのにその地のイメージが脳裡にしっかり形成されてしまうこともしばしば――。

昔あこがれだった南米のクスコやマチュピチュなんて今や行きの列車の中の風景や途中の温泉、入場料を払って山を登ってマチュピチュの遺跡が見えた瞬間の感動(あるいは落胆)まで想像することができるみたいで、わざわざ24時間以上かけて地球の裏側まで出かける意味があるのかと疑ったりします(もちろん、映像と実際の体験の決定的な違いはわかっていますが・・・)。

ホントに行きたいところの放送は事前には見ないようにして、帰ってきてから思い出のために見るのがこうした番組の正しい見方かもしれませんね。


鼻中隔湾曲症

2009年12月01日 | ひとり言
空気が乾燥していることとも関係あると思うのですが、鼻の‘とおり’が悪くてしかたありません。
いわゆる「鼻づまり」の状態です。

何年か前、とくにひどい症状のときに耳鼻科の専門病院で診察してもらったら、「びちゅうかくわんきょくしょう」だね、と言われその意味を捉えかねていると『鼻中隔湾曲症』という文字を示してくれました。

要は鼻の中の軟骨が歪んでいるのが鼻づまりの原因で、根本的な治療は鼻の骨を削る外科的手術しかないそうです。

帰って調べてみると、これがひどく痛い手術らしく、顔の正面でガリガリと骨を削る音だけでも震え上がる人が多そう。
さらに、手術しても完治する保証はないとのこと――。
そんなリスクの高い治療は受けたくありません。

以来、「点鼻薬」というやつでごまかしごまかししていますが、一時的な対策ですから治るということはありません。
さらに今、ネットで検索していると点鼻薬に依存すると却って粘膜を厚くする肥厚性鼻炎になる可能性もあることがわかりました。

困ったものです。
ヨーガに通っていたとき、塩のお湯を鼻から入れて口から捨てるうがいを教わりましたが、これもどーなんですかね。
我慢するしかないのですかね。