リタイアして5年以上たちますが、財布はいまだに勤めていた頃のものを使っています。
いわゆる長財布というタイプのもので、お札を広げたままの状態で背広の胸の内ポケットに入れていました。いまは上着を着ることも稀なので、みっともないですがお尻のポケットに入れたり、カバンに収納したりすることがほとんどです。
お札以外にカードやレシートなどを放り込んでおくには便利で、サラリーマン時代はほとんど最初からこのタイプのものに何代かにわたって慣れ親しんできました。
ただ、財布自体のスリムさを保つために小銭入れは別に必要なのが弱点といえばそうで、リタイア生活にはベストな方法とも思えませんが長年のクセでそのままになっているわけです。
スーパーのレジなどで財布と小銭入れを使い分けるのも面倒だな、などと思っていたら一種のセルフレジというのでしょうか? 自分で会計をする機械の登場で慌てずに小銭の整理も兼ねて支払いができるようになりました。ただ、財布と小銭入れ両方を出し入れするときにきっとスキが生まれたのでしょう。だいぶん経ってから小銭入れの紛失に気づきました。
小さいのにけっこう収容力があって、近所の散歩用に小さく折りたたんだ札を何枚かと家の鍵の予備を入れておいたのでちょっと残念なことをしました。
財布をひとつにしとけばよかったのか、メインの財布の紛失でなくて幸いだったのか、なんともいえませんが、小さいものは失くしやすいのは間違いなさそうです。小銭入れの紛失はこれで何度目でしょう?