リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

早朝の散歩

2023年09月24日 | 楽しむ

今年もきびしい暑さの夏でしたので、健康維持のための散歩もなかなかできませんでした。それでも早朝に歩く、ということを覚えてから週に何度かは実行できるようになりました。

年寄りは朝が早い、と言いますが自分もその例にもれず外が明るくなる頃にはたいてい目を醒ますようになりました。まぁ、前夜9時過ぎには寝床に潜り込んで本を読んだりしてますから、夜中にトイレに起きることさえなければ睡眠時間は十分に取れているはずですが・・・。

8月は明るくなるのがだんだん遅くなるのがはっきりわかる時期ですね。起きていてもさすがに真っ暗な中を外に出るのは憚られるので時間を見計らって、まだ朝陽の登らない東の空の変化を眺めながら出かけます。

歩くにつれて道の明るさが増し、朝暾の弱い赤い光がみるみる内に白くなっていき、身体がいつのまにか汗ばんでいることに気づいたりします。それでも叢からはいつのまにか秋の虫たちの大合唱がこれでもか、とばかり聴こえています。

小一時間ほども歩いて帰ってくる頃には着替えとシャワーが恋しくなるほどですが、すがすがしい気持ちを保って散歩していると、その間だけでも生活の憂さを晴らしたりすることができるような思いにもなります。

でもこれから深まる秋を思うと、感傷的というか、メランコリックというか、季節の移ろいに合わせて人生の儚さなども沁みてきて古稀を過ぎた老いの行く末を案じたりもします。そういえば、自分はこんな季節に生を享けたのだという気付きも亡き両親への思いとともに浮かんできます。
誕生日おめでとう、to me.

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