リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

白内障の手術

2020年08月21日 | ひとり言
「年を取るとだれでも白内障に罹る」とは祖父母・父をはじめ家族の例でも、仕事で関わったメガネの業界知識でも常識と受け止めてきました。一般論としては、です。

ただ、自分のことになると話は別です。
どうも視界がボヤけるというか、霞むというか、クルマの運転が長引くとちょっと怖いような見え方になっていました。メガネの度を調整するかと行きつけの眼鏡店で検眼してもらうと、『度が出ません』と専門用語? を突き付けられました。

身体のあちこちでお世話になっている病院の眼科を受診すると、案の定白内障が少し出ているとの診断。どうするかは自分で決めるように言われました。

まだ早いかな? という気持ちもあったのですが、どうせ必要な手術なら年取ってからの方が負担が大きくなる気がしたので思い切って両眼ともやってしまうことに決めました。
手術の方法を眼科医から説明されると、麻酔はしていても目は見える状態でメスを入れるらしいんですね。まさか目をつぶってできるとは思いませんが、目の前に鋭利な刃物が迫ってくるのを想像すると、ちょっと怯みます。

実際は・・・、やはり怖かった! まぶたを強制的に開けた状態をつくって目薬のようなものを常に注がれながら、その液体ごしにメスや眼内レンズやいろんなことをされているのが(見たくないのに)ボンヤリ見えるんです。

片方終わって、次の手術までの10日ほどの気持ちも緊張が取れずなかなか複雑でした。二回目に入院したときの看護師さんが「一回目と二回目の前、どっちが怖いですか?」なんて手術室へ向かう車椅子を押しながら聞くんですよ・・・。


ところで、どうもこのブログも加齢にともなうネタが多くなってしまって、「やりたい夢」より「年寄りの愚痴」に寄っているようです。「楽しむ」「旅する」などのカテゴリーに「老いる」あるいは「病気自慢」とでも名付ける項目を作った方がいいですかね。