ぶっちゃけ結果から言いますと、肥大型心筋症予備軍で、肝脂肪だそうです。
前者は要観察で半年に一度の検査、後者はダイエットで2キロ落とす事が
理想的だとか。投薬の必要性は今のところないらしい。
エコーで診断できる、一番懸念していた腸の病気については問題なしでした。
何、それ。
あとは血液検査で解る事がいくつかあるそうです。
結果待ち状態なので、まだ油断は出来ませんが、大丈夫な気がするな。
そりゃ高齢猫ともなれば、検診で1つや2つは引っ掛かりますって。
尿の中に不純物が混ざっているとかで、尿検査の容器を渡されました。
あと血便をした時の便と一緒に持って行って、検査して貰います。
でも念の為に渡された整腸剤が効いていて、血便も治まったような気がする…。
今までは1日に何回も、少量ずつの下痢ウンチをしていて、しょっちゅう
トイレに入っていたのが、整腸剤を与えてから全くもって快調のようなんですよ。
昨夜、あちゃさんでもない、くぅちゃんでもないウンチがあったので、
あれがちぃちゃんのだと思うんですが、しっかり健康です、はい。
ってかさ、担当獣医師が副院長だったんですが、オフは路上パフォーマンス
してます?って髪型でした。
ヒップホップ流しながら、頭を軸に地面でグルグル回ってます?みたいな。
あそこの獣医師はみんな若い。
そして問題のご本人様ですが、怒りと甘えで、わけがわかんなくなっていました。
迎えに行くのが遅くなったんですよ。お昼休みに検査をすると言われたので、
午後の診察が始まったら、すぐに迎えに行こうと思っていたんですが、
…ちょっと、…私、爆睡してしまいまして、ハッと起きたのが午後の6時。
病院は7時までなので、慌てて家を飛び出した次第です。
検査結果の説明を受け、連れてきて貰ったちぃちゃんは、小声で「ふぉーん」
と鳴いていて、「ちぃちゃん、大丈夫?」と声をかけると、大声になって
「おおぉぉーーーっ(何でもっと早く迎えに来ないんだよーっ!)」的な。
メッシュ地から瞳孔が開いて真っ黒になったお目々で、私を見つめ、
ひたすら「怖かったじゃんかよォーーっママのバカーーーっ!」と叫ぶ叫ぶ。
「ごめん、ごめん、落ち着け、ちぃちゃん」と宥めながら帰ってきました。
玄関でキャリーを下ろし、解放してあげると、「ふぉーんっ」と鳴きながら
あちこちをウロウロ。出くわしたくぅちゃんが「シャーッ!」。
「なんの騒ぎよ?」と、猫ベッドで微動だにしないあちゃさん。
「ちぃちゃん、ごめんってば~」と追いかけると、くるんっと振り向き、
「んにゃおぉ~~っ」とゴンッとぶつかってきて、「チューするの!
チューするの!」とよじ登って来ました。
「落ち着きなさいってっ」としゃがみ込むオカンに、上へ上へ登ろうとする
ちぃちゃん。肩に巻き付き、「迎えに来んの遅いんだよォーーーっ!」と
怒りながら甘えているという状態。
しかも興奮して微熱が出たのか、鼻先も肉球も熱くなってるし、
沈静化するのに翌日までかかりました。

「ひでぇや」
と、これが8日、土曜日の出来事。
そして昨日はあちゃさんを連れて、動物病院へ行って来ました。
行きにマンションのエレベーターで、途中の階から高齢のご婦人が
カートに小型犬を入れて乗って来たんですが、私を見て、驚いたような
顔をしたので、何だろうと思っていると、あちゃさんが「キャンッ」。
ご婦人に「あら、可愛い猫ちゃん」と声をかけられたので、
「煩くてすみません」と手を口に当ててビックリ。
マスク忘れてるーーーーっ!
「わぁっすみません!マスク忘れました!!」と叫ぶと、ご婦人が
「あら、私マスク持っているわよ!これあげる」とバッグから取り出し、
私にくれたんです。
ありがとうございます!ご婦人!!いやービックリした。
エレベーターで気づいて良かったよ。
あちゃさんの血液検査の結果は、血糖値とフルクトサミンの数値が
上がっていて、いずれも500代になっており、あと体重も減少していた事から
インスリンの量を増やして様子見になりました。
あちゃさんは元気です。めっちゃ食べているし、毎日キャンキャンの
お喋り猫。
本当は今日、行く予定だったんですよね。
流石に連日病院通いは疲れると思って。
けれど、天気予報で今日からまた気温が上がると言う話しでしたし、
昨日は涼しかったから、陽が落ちてから行っちゃったんです。
雨だったし、患畜さんも少ないないだろうと思ったら、貸し切りでした(笑)
連休の中日だった事もあったのかも知れませんが、すぐに診て貰えて助かりました。
処方された整腸剤がなくなる前に、ちぃちゃんのチッチとウンチを
キャッチせねば。
それにしても、これまでの心配はなんだったのかな。
ではでは。