なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

奈良旅3日目

2009年10月02日 | 外出
9月22日、奈良旅の最終日。
前日までとは違い、時折小雨がぱらつく曇り空、そして蒸し暑かった。




まずは唐招提寺へ。
金堂は今年の11月1日から3日に落慶法要が行われ、11月4日より一般の人にも拝観できるようです。
なので今回は外観のみの拝観。
無料公開されていた新宝蔵にて天平の鴟尾を間近に見る事が出来ました。
唐招提寺とは例えるなら"私立鑑真大学"なのだそう。
で"国立大学"は東大寺。


唐招提寺の最寄り駅は西ノ京駅なのですが、尼ヶ辻駅まで歩いてみました。



垂仁天皇陵。
濠の中に田道間守の墓とされる小島がちまっとあってカワイイ。
アオコかな?大量に発生していて、まるで芝生のようでした。




秋篠寺。
技芸天を拝観してきました。
他の仏様もでしたが、まさか技芸天立像をあんなに間近で拝めるとは思っていなかったので、感動しました。
柵が無いんだもの。
遠くから見たり、近くで見上げたり、脇から見たり、色々な角度からしばし眺めました。
頭部が奈良時代、体部が鎌倉時代に作られているそうですが、言われても全然分からないです。
そして薬師如来の台座から垂れる服の裾を触ってみたい誘惑に駆られました。
なんか木造なのに柔らかそうなんだもん。

唐招提寺も秋篠寺もとても静かな所で訪れて良かったな…


次は来年「平城京遷都1300年祭」のメイン会場である平城宮跡へ。



せんと君ハウス大極殿が姿を現してました。
平城宮跡資料館が改修中だったのが残念…。
遺構展示館や第二次大極殿跡を見ながら朱雀門まで歩いたのですが、それだけで1時間もかかった。
東院庭園へも行きたかったけど、時間切れで断念。
さすがの広さです。



朱雀門と朱雀大路。
藤原京とは朱雀大路の幅が段違いに広い!
奈良へ行く度に電車から見える朱雀門が気になっていたので、訪れる事が出来てすっきりした(笑)

気付けば飛鳥宮⇒藤原宮⇒平城宮と時代順に廻れちゃった。
藤原宮跡へ行って本当に良かった←藤原宮跡だけは完全に予定外だった。


平城宮跡から大混雑の奈良中心地へ。
初めて春日大社へ行きました。



天地人に関連して、兼続の娘・松が奉納した灯篭が公開されてました。
一応、灯篭には松の名が記されているのですが、兼続から依頼をされて奉納されたようだと説明には書いてありました。


最後に訪れたのは東大寺の三月堂。
秋篠寺へ行ったら、急に三月堂へも行きたくなってしまって。
それで平城宮跡にいる時間を削って、こちらへ行く時間を捻出しました。
夕方の受付終了間近の時間に訪れると人も少なくて、みんな静かに座って仏様達と対面している、この三月堂の雰囲気が大好きで。
私も月光菩薩としばし対面をしてまいりました。

そして3度目の二月堂からの夕日。



まだ精進が足らないようで…。
ケチケチしないで見せてくれ、夕日を
二月堂から夕日を見る事が出来るまで、私はしつこくここを訪れるよ。


京都も全然訪れていないところの方が多くて、行きたいとは思っているのですが、どうしてもこっち方面を訪れると奈良へ足が向かってしまいます。
奈良大好き

最新の画像もっと見る

コメントを投稿