なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

龍馬伝 最終回「龍の魂」

2010年11月28日 | 龍馬伝
龍馬の真の暗殺者は愛媛県知事選挙のテロップだったんですね。

龍馬と亀ちゃんがアップで死闘を繰り広げている、まさに龍馬伝のクライマックスに、どうでもいい愛媛県知事選挙の当選確実テロップを被せてきたよNHKは。
あ、愛媛県民的には重要事項かもしれないけどさ。
他県民にとっては龍馬伝終了後のニュースで知らされれば十分ですよこれ。
テロップが消えた時には、すでに死闘が終了していて、龍馬は血まみれだったさ。
NHKってチャレンジャーだね!(棒)
なんか最終回だっていうのに、テロップが一番インパクトがあったって納得行かない…。


で、龍馬伝がとうとう最終回を迎えました。
できれば福山龍馬がひょうひょうとダーティーな人であれば、もっと面白かったんだろうな、ってのがやっぱり残念だったな。
超ドリーマーで周囲からウザがられて殺されちゃったように、どうしても思えてしまった。
暗殺されるくらいなんだから、それなりに暗躍とかしてダーティーな人間だったでしょうに、龍馬って。
龍馬伝では近くには絶対に居てほしくないタイプの、良い人で終わっちゃったな。

弥太郎が1人、声を上げて龍馬の死を惜しんだ以外、淡々としていて、これは逆にちょっとウルッっときました。
お龍が目を潤ませつつも、「うーみ」って微笑んだのがもう。

そして、中岡慎太郎。
本来はもっと活躍した人だったでしょうに、龍馬伝的には何もしていないのに、たまたま暗殺現場に居合わせたばかりに、とばっちりを受けて一緒に殺された可哀想な人にしか見えなかったのが、これまた哀れでした…。

新撰組はとうとう最後まで近藤さんや土方さんが市中を駆けずり回り、沖田さんはとっても健康的でした(笑)
やっぱりセリフ無しが迫力あって好きだったわ。

本日が初登場の亀次郎さん。
流石の存在感でした。
そして弥太郎と対峙するシーン、さすが従兄弟同志、結構似てるもんだなって思いながら見てました。

OPに武市さんと以蔵と長次郎が出てきたのにはちょっとビックリ。
回想じゃなくて、龍馬の夢って事で新たなシーンだったから。
本当はもっとたくさん過去に登場した人が回想とかで出てくるんじゃないかと思ってたけど、ここだけだったってのは良かったなと。
龍馬は最終回がクライマックスだから出来た事なのかもしれないけど。

龍馬伝、映像がとてもキレイだったし、内容も面白かったと思います。
だけど、やっぱりもっと面白く出来たんじゃないかって、最終回を見終わってからでも思ってます。
そこがどうにも勿体無いと思う。


来週からは龍馬伝ではまだ若造だった人達が、明治政府の重鎮となって登場する「坂の上の雲 第2部」が始まる!
香川さんが別人だよ~。

そして来年の「江」なんだけど…篤姫3分で脱落した私に見ることが出来るのか?!
キャストが豪華だから見てみたい気はするんだけど…戦国“恋愛”無双チックで、こう、もっと男クサイ大河が見たいんです!←正直者。

龍馬伝 第47回「大政奉還」

2010年11月21日 | 龍馬伝
龍馬伝的新撰組は最後まで慢性的な人不足でしたね。
この時期に及んでも、まだ近藤さんも土方さんも、さらに沖田さんまで現場で働いているの。
さらに幕臣の永井玄蕃頭の警護までしてた。
龍馬伝の沖田さんはぴんぴんしててビックリだ(笑)
ファンとしては喜ばしいのかどうなのか、ちょっと気になるところだったりします。
で、この新撰組にはやっぱりセリフは無しでお願いしたいです。
土方さんが「近藤さん?!」って一言セリフあったけど、しゃべらないでいてほしいと思ったわ、竜馬伝的新撰組には。

大政奉還を決意した慶喜さんの気持ちが分からなかったのがちょっと残念かな。
みんな大政奉還は却下されるって考えてたのに、英断を下すまでをもうちょっと描いてくれてもいいじゃないって思った。

弥太郎は龍馬にまた負けたとかライバル心をめらめらと燃やしていたけど、もういいかげん「おまんのお陰で儲けさせてもらったぜよ」とか言ってもいいんじゃないのかなぁ…。
このままじゃ最後まで負けっぱなしで終わっちゃいそう。
暗殺されちゃう龍馬とは違って、生きて明治の世で大成功を収めた人なのにね。

で、うざい龍馬さんはKY龍馬さんでもありました。

次週、最終回「龍の魂」。
75分拡大版だそうですが、初っ端に龍馬暗殺シーンがきて、残りの時間で暗殺後の事を描いたらネ申認定くる?
斬られてから死ぬまでスタンド「ザ・ワールド」で時間を止めて、これまでお世話になった方々へ大感謝際が開催されるのかも…。
とうとう最終回なんだ。

龍馬伝 第46回「土佐の大勝負」

2010年11月14日 | 龍馬伝
龍馬暗殺まで後40日…。

どの辺りが“大勝負”だったのかはちょっと「?」でしたが。
だって勝負を仕掛けたというよりは、切々と容堂公を説き伏せたような印象。
大殿様はそういや武市さんの牢獄へ行って、少しお話をした事があったっけな…それがここに繋がるとは。
後藤様が龍馬に嫉妬してたって事を容堂公に告白してたけど、後藤様って義叔父コンだったのか…?

乙女姉やんとの桂浜でかな?やり取りとか、この後の展開を思うとちょっとウルッときたんだけど、乙女姉やんや弥太郎や後藤様もそうなんだけど、役者さんの演技やシーンはとても良いんだけど、これまで人物像をもうちょっと深く描いてくれていればな!って悔やまれる。
さらっとキレイに描かれた印象しかなくて、感情移入するにはイマヒトツ物足りないんだよね。
感情移入するだけの情報が不足しているというか。


これまで仲間と呼べるような人が周囲にいなかった弥太郎に、土佐商会の上士の中から一緒に商売をしたいと声をかける人達が現れて。
後藤様の説得で容堂公が龍馬と対面して、慶喜公に対して大政奉還の建白書を認めてもらう事が出来て。

次週、第47回「大政奉還」。
歴史が新たな方向へと動き出した瞬間ですね。

龍馬伝 第45回「龍馬の休日」

2010年11月07日 | 龍馬伝
騎兵隊メンバーが大挙押し寄せてマンセーとか、紅葉とか、ちょっと心の中のトラウマをちくちくとされるシーンもありましたが(苦笑)


薩土盟約が成っても肝心の容堂公は動く気配無し。
さらに長州も薩摩も幕府を武力討伐する方向で動いてて。
大政奉還を目指し、武力討伐は最終手段としたい龍馬は1人空回り、のような状況。
弥太郎は土佐商会の主任を下ろされて(使い込みのせい?)、自らカンパニーを作って本腰入れて商売をしようと動き出し。
徳川幕府はフランスから借金の申し入れを断られて、慶喜公がブチ切れ気味。

タイトルが「龍馬の休日」だったんで、てっきりお龍さんを連れて土佐へ戻るのかと思ってたら、お龍さんのいる長州へ行ってつかの間の休日を楽しんだ話しでした。
龍馬とお龍の夫婦、結婚期間も短いようですが、一緒に過ごした時間も少なかったんですね…。
これが今生の別れになったってのがちょっぴり切ない。

お龍さんの夢オチには一瞬焦りました(苦笑)
が、なんだか龍馬は日に日に誰から殺されてもおかしくない状況に追い込まれているようで。
大久保さんからは殺る気オーラが感じられるんですが。

次週、第46回「土佐の大勝負」。
…あらすじだけでは、なぜ容堂公が大政奉還の建白書を書くのか、ちょっとというより大分分かりません
大丈夫、かな?

龍馬伝 第44回「雨の逃亡者」

2010年10月31日 | 龍馬伝
結果が分かりきっていた福島県知事選、そんなののテロップ出さなくていいからさ。
OP中だったのは不幸中の幸いでしたが。

今回はイギリス人が殺された件で、海援隊が疑われたり、お元が隠れキリシタンだとばれたり。
長崎奉行の朝比奈さんの密偵ってお元1人だったの?
そんな雰囲気にかなりビックリした(笑)

雨の中、弥太郎と龍馬が対峙するシーン、二人ともヨダレをたらす熱演だったな、とか。
アーネスト・サトウがパッくんだったな、とか。
大浦屋さんがお元を贔屓にしていたのなんて始めて知ったな、とか。
お元以外の隠れキリシタンの人達は、みんな捕まっちゃって弾圧されちゃったんだろうな、とか。

なんというか、弥太郎はカルシウム不足ですか?
怒りの沸点が低すぎな気がする…。
確かに龍馬はウザイけど。
ドラマに出てこない部分で、余程龍馬から迷惑を被ってたのかな(笑)

あ、そういや後藤様が容堂公に足蹴にされた挙句、馬乗りされちゃって顔をめっちゃ近づけられちゃって。
見ていてちょっとどきどきした事は秘密にしておこう…。


次週、第45回「龍馬の休日」。
久々に乙女姉やんや坂本家の人々が登場。

龍馬伝 第43回「船中八策」

2010年10月24日 | 龍馬伝
ラストに向けて内容がぎゅっと濃くなってきているせいか、この所は結構面白く見ることが出来ています。
ただこれまでで肝心な部分がしっかりと描かれていないような印象があるのが残念。
この先、中岡さんがストーリーに関わる事が多くなるのでしょうけど、これまで殆ど登場してないから、どんな人かさっぱり分からないのです。
龍馬伝って、坂本龍馬って超有名人だから基本的なことはみんな知ってるよね!って前提で話がすすんでいるように思えて、全く知らない人からすると主要人物の描かれかたがちょっと浅くて、この人はどんな人で何をした人なのかがさっぱり分からないまま、ストーリーが進行しちゃっている印象が強くて。

弥太郎と龍馬は最後まで相容れないんだろうな、ってのが今日の話で見えてきました。
戦うことなく大政奉還で新しい世の中を作ろうと模索する龍馬。
戦が最大のビジネスチャンスになると一攫千金を目論む弥太郎。
これだと弥太郎は私利私欲に目が眩んだ人のような印象を受けちゃうね
後藤様が無節操にお買い物をしちゃって、そのツケを弥太郎が尻拭いさせられちゃって可哀想だったんだけど。

新撰組が久々の登場でしたが、この時期でも近藤さんと土方さんと沖田さんが京の市中を走り回ってる。
龍馬伝の新撰組は人手不足ですか?


次週、第44回「雨の逃亡者」。
予告編だと来週はお元の回のよう。
…来週はあまり期待しない方が良さそうかな。

龍馬伝 第42回「いろは丸事件」

2010年10月17日 | 龍馬伝
紀州藩の人達がいかにもなカンジでしたが、今日も面白かったです。
最後の龍馬とお元のシーンを削って、もうちょっといろは丸事件を見てみたかったかも。
お元に変な背景をつけず、竜馬が長崎で贔屓にしている芸妓ってだけなら良かったのに…。

今回のみの出演になるのか紀州藩の勘定奉行の茂田さん、首元にマフラーを巻いてたけど、さすがにねじってはいなかったわ(笑)
貫禄十分な茂田さんの前に出ても、我等が後藤象二郎様は貫禄負けしてません!

龍馬達は万国公法を持ち出し、イギリス海軍提督まで引っ張ってきて、紀州藩からいろは丸沈没の賠償金8万3千両を支払ってもらうことに成功してたけど、実際は4万3千両程の損害だったようで…こういう強かな部分をこれまででも描いてくれていればなぁ。

龍馬は今、ブーツを履いているんだけど、なかなかブーツが見えるシーンが無くて。
でも今日は、象ちゃんの前でブーツをそろえて脱いでたり、紀州藩士に襲われるシーンではシルエットだけどブーツを履いているのがはっきりと見えました。
袴姿にブーツとか、弥太郎や象ちゃんがジャケットを羽織ってたり、この頃の格好ってちょっと面白いかも。

で、最近、お龍さんがキャッキャとはしゃぎながら拳銃をぶっ放しているのがちとコワイです(苦笑)
なんであんなにパンパン打ちまくってるんだろう?

次週、第43回「船中八策」。
これまで殆ど出番の無かった中岡慎太郎が唐突に関わってくるみたい。

龍馬伝 第41回「さらば高杉晋作」

2010年10月10日 | 龍馬伝
死は志を継ぐ人にとっては始まりだと、お龍さんが言ってたのを聞いて、幕末ってきっとそんな感じだったんだろうなと。

今日は話しのテンポが良くて、見ていて楽でした。
弥太郎がようやく商才を発揮している所を見る事が出来たし。
これまでそういう所はあまり描かれて来なかったから、ちょっと唐突な気もしたけど(笑)
海援隊の為に大洲藩からいろは丸を借りてたけど、大洲藩ってどこにあるんだろう??

後藤象二郎がホント貫禄十分で、長崎奉行の朝比奈と対峙しても全然引けを取らないの。
というより貫録勝ちしてたかも~。
カステイラの喰いっぷりがもう(笑)
象ちゃん最高

そして高杉さんがお亡くなりに。
余命幾許も無いという時に、騎兵隊に参加していたという農民達が「高杉様!」って卵やなんやら差し入れを持って邸を訪れたシーン。
去年の破壊ドラマを思い出してちょっとビミョーでした。
桜の下で高杉さんの三味線に合わせて、唄って踊ってもあったので。
でもこの踊り、ちゃんと今でも踊り続けられているって紀行でやってたので、どじょっこほいとは訳が違うんだと分かり、最後にホッとしたけど。
志半ばでしかも若くして亡くなるなんて、どれだけ口惜しかったんだろうと思うと、流石にホロッときました…。
本人は勿論、周囲の人達もね。

そういや中岡慎太郎さんいました。
久々の登場だし、これまでもそんなに登場していないのにも関わらず、大政奉還を目指す竜馬に対して、知っていると思うが自分は武力で幕府を倒す!とか言ってましたが、そんな考えを持ってたとか全然知らなかったよ。
だってこれまで登場した少ないシーンで、そんな事言ってなかったし、その後は番組内遭難してたんだし。
2人は大親友なのかと思ってたんだけど、考え方の違いで対立してたの??


次週、第42回「いろは丸事件」。
えっと、今週、弥太郎が大洲藩より借りて長崎から大阪へ向けて出航したいろは丸。
大阪に到着する前に紀州藩の船とぶつかって沈没しちゃうんだ?
来週もあらすじを見るとテンポ良さそうで、ちょっと期待大な内容っぽそう。

龍馬伝 第40回「清風亭の対決」

2010年10月03日 | 龍馬伝
最近ちょっと気になっているのですが、中岡慎太郎さんはご健在でしょうか?
テレビに映らない場所で色々と活動なさっていらっしゃるのかしら…。

後藤象二郎、恰幅が良くなったおかげで迫力がありました。
あのモミアゲは自前なのかな?
吉田東洋が生きていた頃は、いいトコのボンボンってカンジだったのに。

清風亭での後藤象二郎と坂本龍馬の会談があったのが、龍馬と慎太郎が暗殺される10ヶ月前、らしい。
たった10ヶ月とは言え、めちゃくちゃ密度の濃い10ヶ月なんですね。
で、残り10ヶ月。
亀山社中、多分来週海援隊と名前を改める人達、沢村と陸奥以外、誰が誰だかさっぱり分からないのはマズイ気がしないでもない。

龍馬伝。
面白くないわけでは無いんだけど、何か足りない気がする。
見ている最中に時計の確認をするのはあまり宜しくない傾向なんだけど、結構時計見ちゃってるんだな。
役者さんはとても素晴らしいんだけど、話しの内容があっさり風味過ぎな気がする。
役者さん達の熱演があるので、勿体無いと思うんだけど。


次週、第41回「さらば高杉晋作」。
高杉さんがさらばしちゃうようです。
今日、声がかすれていて、血も吐いてたもんな

龍馬伝 第39回「馬関の奇跡」

2010年09月26日 | 龍馬伝
今回のタイトル「馬関の奇跡」の“奇跡”って、龍馬の指揮する軍船から放たれた大砲がドッカンドッカン着弾する浜辺を、高杉さんが着流し姿でべべんべんと三味線を鳴らし唄いながら涼しい顔して歩いてた事だよね?
さらに左手に三味線、右手に刀で、甲冑を纏っている幕府軍(熊本だっけ?大分だっけ?)の兵をバッサバッサと切り殺していて。

とっても笑わせていただきました、このシーン。

普通に武装して敵陣に切り込んでいくだけの方がはるかにカッコイイと思うのですが…。


今回から第4部という事で、OPはまた明治時代に弥太郎が新聞記者に龍馬の事を語っているシーンから。
弥太郎が新聞に連載された龍馬の話しがカッコよすぎるとか文句を言ったら、新聞記者の人が「読者に飽きられないようにしないと」のような事を言い返していて。
これって弥太郎が視聴者で、新聞記者が龍馬伝の製作サイドで、現状のイマイチ感を言い訳されたように聞こえた。
新聞に連載されてる龍馬はカッコよすぎるらしいんだけど、竜馬伝の龍馬はウザイって違いはあるかもしれないけど(笑)
弥太郎がね、三菱財閥の創始者って思える威厳がちょっと感じられないんだよな…ひたすら怒鳴ってて。
若かりし頃とは違って、もっと余裕を持たせてあげても良さそうな気がするんだけど。
香川さんの弥太郎ならガーガー怒鳴らなくても、目線や雰囲気だけでも威圧感は十分に出せるでしょうに、なんか勿体無い。


お元が先週は池さんの死に涙してたから、てっきり池さんのプロポーズを受ける気だったのかと思ったのに、今週の弥太郎との会話からするとやっぱり龍馬の事が気になるみたいで。
龍馬が長崎にいる時に贔屓にしている芸子さん、ってだけじゃない描かれ方をしているんだけど、何の為に登場させたのか分かる時がちゃんと来るのかしら。

今回はやっぱり“奇跡”な高杉さんのインパクトが巨大すぎでした(笑)

次週、龍馬伝第40回「清風亭の対決」。
来週後藤象ちゃんくるー!!