なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

奈良旅4-東寺

2010年04月30日 | 外出
奈良旅2日目は奈良じゃなくて京都の東寺へ。
いつも新幹線や近鉄の車窓から見ていた五重塔のあるお寺。
以前から訪れてみたいと思っていたのですが、今回ようやく念願がかないました。
ちょうど春季特別公開中で、五重塔初層内部と観智院と宝物館を見る事が出来ました。

近鉄の東寺駅から歩いて向かったのですが、青空にバーンと聳え立つ五重塔が目の前にに見えてきてテンションUP!





行事のある日は訪れる人も多いのでしょうが、この日はそれほど混雑はしていなかったので、ゆったり見て回る事が出来ました。





本当に良い天気でした。





総高55m、徳川家光の寄進によって竣工された、国宝建造物です。





ぶっちゃけ東寺では五重塔しか撮影してません(笑)





参拝客がさほど多くなかったので、撮影するには最高な日だったと思います。





桜はさすがに終わってたけど、ボタンが咲いていて綺麗でした。


五重塔の後に金堂と講堂を拝観しましたが、講堂の立体曼荼羅。
真ん中に「如来部」、向かって右に「菩薩部」、向かって左に「明王部」、その周囲を「天部」が囲んでいました。
私的には明王部が面白かったな~。
大威徳明王は水牛に跨り、さらに足が6本もあって、足の付け根がどういう構造になってるのか、興味津々でした(笑)
天部は四天王+梵天・帝釈天。
東寺の帝釈天はお土産屋さんのポストカードで売り上げナンバー1も納得のイケメンでした。

仏像で他に印象に残っているのは、宝物館の兜跋毘沙門天立像。
心の中では勿論「バイッ!」でしたよ ←当然この先も…
兜跋毘沙門天は鎖帷子を身に纏ったエキゾチックな出で立ちで、足元には邪鬼ではなく地天女を踏みつけて、その地天女の両脇に尼藍婆・毘藍婆の邪鬼がいました。
オナゴを踏みつけるとか…。
なんといいますか、あの腰のくびれ具合は反則だと思います。
往時はどのような彩色がなされていたのでしょうね…
宝物館では風信帖も展示されていました。

観智院はお庭が素敵でした。
あと、建物の一部がえっらく天井の低いところがあって。
私でスレスレに感じたんだから165cmくらいかな、170cmは無いんじゃないかな?
でもあのミョウに低い天井、正坐をしてお庭を見るのに結構居心地が良かったです。

東寺で購入した佛手柑飴が美味しかったです。
お土産屋さんで塗香もあって、すっごく悩んだんだけど、東寺の塗香はちょっと香りがとんがり気味で…信貴山の方が好みだったんだけど、こっちは売って無くて。
高野山のが今のところは一番のお気に入り。
塗香ほしいなぁ。

東寺は足利尊氏が本陣を置いた事もあるそうで、その縁の八幡宮も境内にあったので参拝したのですが。
鳥居に奉納した方の名前が書かれていたのですが、そこに

天業翼賛 常陸坊海尊

ってもあって、なんで?なんで海尊??って最後の最後に大きな謎が。
周囲に聞ける人がいたら、絶対に聞いてたのに、誰もいなかったんだよぅ…。


東寺の後、本当は羅城門跡へも行くつもりだったのですが、朝、ホテルの朝食で食べたお菓子があまりにも美味で、そのお菓子を売っているお店が開店するのを待って、購入してから出発した為、東寺到着が予定よりかなり遅れて、羅城門跡はパスしました。
だって、ホントにお菓子美味しかったんだもん。
思わずおかわりしたくらい(笑)


短い旅でしたが、時期が良かったのかな?
平城宮跡以外は混雑することもなく、ゆったりと古都を堪能する事ができました。
次はいつ来ようかなぁ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿