なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

また来年

2010年12月26日 | 大河
坂の上の雲 第9回「広瀬、死す」。

本日で第2部が終了。
この第2部でボリスの株が爆上げです。
ボリス△
実はボリス、武夫をス…げふん。

最初は有馬良橘って何て嫌なヤツと思ったけど、閉塞作戦が失敗した後の態度が男らしくて見直した。
ここでの真之の戦争観をその後の軍人さんで持ち続けている人がいて、それを受け入れる上官がいたなら、第2二次世界大戦の結果は少しは変わったのかな、とか考えてしまいました。
ただ勝てばいいのではなく、全員が生還しなきゃいけないって。

福井丸から退去した後、カッター船で船員達の顔に血しぶきがかかり、気が付くと船上に広瀬の姿が無いって所でもウルッときたけれど。
ロシア側の広瀬に対する敬意が伝わってきた、葬送のエピソードがたまらなかったです。
この時代の戦って、まだ「人対人」だったんだっての事が良く分かる出来事だなと。
ラストの真之の隣に誰も居ないのが、見ていて哀しかったです。


ここで来年までおあずけを喰らうのかと思うと…。
坂の上の雲を見ていると、視聴率ばかりが注目されちゃっていて勿体無いって感じます。
こんなに良いドラマなのに。
他の時間の放送を見ている人だって、録画している人だっているでしょうにね。
第3部、後1年後の放映を心待ちにしております。

豪華絢爛

2010年12月19日 | 大河
坂の上の雲 第8回「日露開戦」。

こんなに豪華な俳優が揃い踏みするドラマ、今はなかなか無いよね、って思いながらの視聴。
目に至福のひと時です。

…というか、頭痛と闘ってたので、うつらうつらと見ていたのですが、それでも日露開戦に向かう緊迫感とかがとてもよく伝わってきた。
この頃の日本は強かったんだなってお父さんが言ってたんだけど、強かったんじゃなくて、弱くて、でも負けるわけにはいなないと、一人一人が自分に出来る精一杯のことを一生懸命やっていたから、そう感じるんじゃないかと思ったの。

真之は李子と結婚。
李子がほんわかお嬢様で、律の世話焼きの血が騒ぐようですね(笑)


次週、第9回「広瀬、死す」。
広瀬さんが死んじゃうし、これで第2部の最終回だし、また1年間も坂の上の雲とサヨナラかと思うと、色々と寂しいです…。

2010年12月12日 | 大河
坂の上の雲 第7回「子規、逝く」。

子規さんは妹の律さんに癇癪をおこしていたようですし、著作の中でもキッツイ事を書かれているようですが、それでも大切な妹だったんだろうなってのが良く分かる句が残されているんですね。
さすがに本日の子規の亡くなったシーン、泣けました。
病に冒されて長くは生きられないって分かっているし、大変な苦痛との戦いだったでしょうに、それでも創作活動を続けた姿勢がすごいと思う。
35歳の若さで亡くなって、もちろん悔いはあったと思うけど、この時までにやれる事は精一杯やりきって亡くなった、そんな印象を受けました。


この時代の日本ってほんとビンボーだったんですね。
大変な時代だったと思うけど、それでもふとした瞬間、現在よりも生きやすそうに見えてしまう不思議。
これって何なんだろう?

次週、第8回「日露開戦」。
真之が結婚!
律の淡い想いは成就しないんですね…。

第二部開始

2010年12月05日 | 大河
「坂の上の雲」第二部が始まりました。

明治時代の出来事は近代史に分類されるのかな?
この辺は全然知らない・分からないのがちょっと残念。
この頃は喰うか喰われるかの弱肉強食で、日本は喰われるより喰う方を必死に目指してた、ってな理解でOKなんでしょうか?

第6回「日英同盟」。
だけど、広瀬さんとアリアズナの恋バナの印象大。
そしてボリスが意外といいひとだった。

正岡子規が闘っていた脊髄カリエス。
背中や臀部に穴が開いて膿が流れ出していたって…。
それなのに執筆活動を続けていたってスゴイわ。

もうちょっと時代背景が分かっていれば、と思うんだけど、あまり調べる気は無し。
とりあえずロシアとの戦争は避けられないカンジな状態に向かいつつあるようです。

次週、第7回「子規、逝く」
そういや第1部の放送時間は8時から9時半だったと思うけど、第2部は7時半から9時になったんですね。
この時間の方が見るのは楽だわ。

風と雲と虹と

2010年06月26日 | 大河
「炎立つ」の第3部をまだ見ていないのに、「風と雲と虹と」を借りてみた。
平将門の話です。
平将門が加藤剛氏、藤原純友が緒形拳氏。
1976年放送の大河ドラマ第14作。
古い!

鹿島玄道・玄明兄弟が宍戸錠と草刈正雄で、これはちょっと無茶だろうと思った(笑)
1話が原作者・海音寺潮五郎氏のインタビュー映像から始まり、その後このドラマの時代背景の説明が続いて、それからドラマが始まる作りとなっていて、ちょっとビックリでした。
今はアヴァンでやるもんな、これ。
今年の龍馬伝ではやってないけれど。

さらに、恋愛シーンの描き方が今よりもオープンだった。
キスシーンがあったり、草むらに押し倒してとか、今では絶対に無い。

3話まで見たのですが、ボリュームを上げても音声が聞き取りづらい部分があって、なんで将門が貞盛と祭りの翌日に源扶に襲われた件で、責任をおっ被せられて陸奥へ戻らなきゃならなくなったのか、イマイチ理解できてません。
何が起こったんだ?!

この祭り、キャンプファイヤーの周りに若い男女が集まって歌い踊って、その間に相手を見つけて草むらにしけ込んで…な事をするんだけど、踊りは盆踊りのようなのに、歌は超オペラちっくで(笑)
あまりのミスマッチにすごくウケタ。

ちょんまげ天国に収録されていた加藤剛さんの歌、てっきりオープニングなんだと思ってたら、違うんですね。
おーらおらおらおーぉおら!って毎回聞けるんだと楽しみにしてたのにぃ。


緒形拳さんの藤原純友が見てみたいので、続けて見てみようと思います

第1部終了

2009年12月27日 | 大河
本日で「坂の上の雲」の今年放送分が終了。
隣の部屋で親が見ていたフィギュアスケートも気になりましたが、ドラマが始まったらやはりドラマに集中!

坂の上の雲って見事な脱ぎっぷりだわ。
モックンもすばらしいけど、広瀬さん最高!
ふんどし姿で記念撮影とかもう!!
とか、何に注目してるんだ(笑)

子規が患っていたカリエス、どんな病か知らなかったので辞書を引いてみたのですが、これすごく痛そう
結核ってこんな病気を引き起こしちゃうんですね、知らなかった…。
アメリカ留学へ行く前に真之が子規の見舞いに訪れたところ、思わず涙がこみ上げてきました。
国が滅んだら文化も滅んじゃう、そしたら自分がやっていることも意味がなくなっちゃうから、そうならないように頑張れって、そんな感じのことを言ってた。
この時代は国の存亡の危機がとても身近に感じられてたんでしょうね。

秋山兄弟と子規とは別に、伊藤博文等の政治家サイドのシーンも毎回見応えがありました。
伊藤博文ってお札の人ってイメージしか無いから、この先どんな風に描かれていくのか、こちらも興味津々です。
そういや陸奥さんも結核?
こちらもそう永くは無いように見えたのですが…。


第2部が来年放送って、期間が空きすぎ
多分第2部開始直前に第1部の再放送あるだろうから、また見直そうっと。
次週からは「龍馬伝」。
一応見る予定ではいます。
これも面白いといいな~。

花田君

2009年12月20日 | 大河
本日の「坂の上の雲」。
花田君が日清戦争で戦死してしまうのは予告編等で知ってはいたけど、やっぱり死亡フラグが立ってからはちょっと辛かったわ…。

日清戦争とは眠れる獅子と言われて恐れられていた清国が、実はそんなに強くはないんだよ、ってのを世界中に知らしめちゃった戦いって理解でOKなのかな?
日本も戦死者の2/3が病死って、森鴎外が正岡子規に話していたのからすると、余裕で勝利というよりはラッキーだったってカンジなのかなぁ。

花田君を始め目の前で大勢の戦死者が出た事で、真之が「自分は軍人に向いていない」と凹んでいたけれど、ここからどう立ち直り、何を感じて成長していくのかとても気になります。
好古兄さんや子規も、それぞれが何を見てどう感じたのか、そこからどのように自分の進む道を見つけ出すのか。
続きを見るのが楽しみなのですが、今年は次回が最終回なんですよね…。
来年までおあずけとか、キビシイです


好古兄さんったらアル中か?!って思える程の酒飲みだけど、戦場での姿がかっこよかった。
そういや中の人は今年、時代は違うけどやっぱり大酒飲みな軍神を演じていたような…この雲泥の差は一体。

全滅ーっ!

2009年12月13日 | 大河
好古さんの結婚式のシーンのみ無声映画のようになっていたけれどコミカルで、これから先、重たいシーンが続く前のちょっとした息抜きだったのかな。
メッケル少佐の「長岡隊全滅ーっ!」ってのを、陸軍士官学校第一期生での最後の独身者だった好古が結婚した事で「全滅ーっ」って(笑)
こういうオバカな事が出来る仲間がいるっていいですね。


秋山兄弟のお父さんが亡くなって、真之が実家へ帰った際に好古から届いた手紙を仏壇に供えるシーン、泣けました…。
お父さんいいキャラだったよね、さり気無く心に響く言葉を残してくれて。

「坂の上の雲」を見ていて残念に思うのは、私がこの原作を読んだ事が無いこと。
そしてこの時代の事を知らない事。
少しでもこの時代の歴史を知っていれば、もう少し違う見方が出来るんだろうなと思うと、知らない事が残念に思えます。
知らないから、この先どうなるのか分からないので、続きがどうなるのかドキドキしながら待てるって楽しみはあるのですが。

OPの渡辺謙さんのナレーションが毎回新たに収録されているのだと聞きました。
撮影にもとことんこだわって、妥協をせずにより良い作品を作ろうって姿勢が監事られて、これぞ大河ドラマの醍醐味だよと毎週見ながら思ってます。
1時間半はちょっと長く感じるけれど、この内容なら見続ける事が出来るんだよね。
素晴らしい作品です。

一身独立

2009年12月06日 | 大河
坂の上の雲、第2回を視聴しました。
全回1時間半の放映時間だと本日知りました。
お母さんがCM無しで1時間半だなんて映画見てるみたいだねって言ったけど、ホント毎週良質な映画を見ている気分になります。
日曜夜8時をこんな穏やかな気分で迎えられる日が来ようとは…

真之達の世代は、ちょうど私の曽祖父母の頃に当たるのかな?
祖母は明治37年頃の生まれと聞いたことがあるから、その親の世代くらい。
前回も見て感じたけど、そんなに馬鹿げて遠い時代では無いはずなのに、この時代に普通にあった何か"大切なもの"が、現代ではすっかり失われてしまっているんだなって。
昔が良くて今が悪いって訳ではなくて、今の方が良いことだってたくさんあると思うんだけど。
無くしちゃいけないものを無くしちゃったのかな…。

真之が律に女性でも一身独立は出来るって言って励ましていたけど、寄生中の我が身を振り返るとなんとも言えないビミョーな気分に。
律の気概を見習わなきゃダメですかね
一身独立なんて考えたことないもんな


来週はこれまでとは雰囲気が変わりそう。
第3回「国家鳴動」も楽しみです。

坂の上の雲

2009年11月29日 | 大河
原作も読んだ事が無いし、この時代の事も良く知らないのですが、第1回「少年の国」を面白く見ることが出来ました。
これぞ大河ドラマ!って作りで、1時間半があっという間に過ぎてしまいました。
ちょっとウザかった番宣も、でもやっぱり見ると期待感が高まって、1話はその期待感を裏切るどころか、さらに2話目からもどんな話になるのかなってワクワクさせる出来となってました。
明治の時代の高揚感のようなものが、作品全体から伝わってくるのがたまらなく良かったです。
このスケール感はさすが大河ドラマですね。


エンディングの撮影協力で福島県内でも撮影があったのを知りました。
「安積歴史博物館」ってあったのですが、ぱっと見た時「開成館」と勘違いをしてしまった…。
建物のある場所は車で前を通り過ぎた事はあるけれど、建物自体をじっくりと見た事はなかったな。
学校の校門内にあるから一般人は立入禁止なのかと思ってたけど、資料館となっていて見学OKだったんですね。
外だけでも立派な洋館だとは分かるのですが、内部も素敵な造りのようで、機会があったら見に行ってみたいかも。


少年・好古と青年・好古はともかく、大人・好古は、青年から大人になる間に何があったんだろう?!って思うような変わり様でした(笑)
カッコイイよ好古兄ちゃん!
次週、第2回「青雲」も楽しみです。