75分もイラネエ。
最終回が最低回でした。
75分も時間を与えられちゃったけど、こんなに尺もたねーよwってのが丸分かり。
上田衆の歯が命とパパイヤと猿っぽい人の3人は既にお亡くなりのようなのですが、気にせず元気に登場。
歯が命の越後へ置いてきた息子は、単に越後で生活しているだけのモヨウ。
大阪の陣でヘタレ姿を披露した直江景明は、米沢へ戻って急に内政で頭角を現すという、とても分かりやすい死亡フラグが立ってました。
これまで同様、人物像が深く描かれていないので、亡くなっても悲しくないし。
あるとしても、こども店長時代の賢しげな様子しか印象無いもんな…。
家康が病に倒れて命が尽き掛けようとした時、枕辺に呼び寄せたのは伊達政宗と兼続の2名でした…ナゼ?
秀忠の指南役となってほしい、と。
兼続に得意の愛と義を伝授して欲しいと。
それに対する返答が「志はお貸しできるものではない(笑)」って…??
徳川家には家康亡き後を任せる事の出来る人材がいなかったの?
まるで兼続が伊達政宗の家臣であるような錯覚を覚えたトンでもシーンの陰で、存在感が希薄な本来の主・景勝は米沢居残り組で、息子を亡くして意気消沈なお船の見舞いへ直江家へわざわざ足を運んでました。
馬に乗って気晴らしなんかどう?とかそんな事を言ってたけど、お船は全く年を取っていないけれど、兼続より3歳年上ですから、もう馬に乗るのは難しいだろうに。
で、いつの間に玉丸は江戸へ行ってたのでしょうか?
家康は死の床でさらに兼続だけに自分の人生の懺悔を始める始末。
秀忠に疎まれているだの、愛も義も無い生涯だっただの。
そして兼続に秀忠の父となってほしいって。
家康が他家(しかも外様)の陪臣へ懺悔をして後事を頼むとか、誰か止める人いなかったのか?
…いなかったんだよねぇ。
そして。
あざとさ満点なカネタンFANを装う徳川家の若侍達に武勇伝を聞かせて欲しい!とせがまれて語りだす兼続。
内容は、
1.オレ、信長と会ったことあるんだゼ!
2.人タラシな秀吉に何度もタラされた事あったんだゼ!
3.関ヶ原の西軍の大将・三成とはマブダチだったんだゼ!
の3本立て。
これってアレですよね、
オレって有名人と知り合いなんだ、すごいだろう!
って自慢する変な人だよね。
普通の人はこれを聞かされても「だからナニ?」って思うけれど、ここは天地人ワールド、みんなが聞き入って感動してました。
さらに、兼続が語っている姿をこっそりと秀忠に見せる伊達政宗…。
なぜ政宗は満足気に遠い目してるの?
なぜ秀忠は感動してウルウルお目目になってるの??
隠居する兼続に、隠居なんて認めねぇ!と家まで押しかけたパパイヤに、江戸へ向かったと伝えた挙句、阻止しようとしたパパイヤを阻止したあき竹城。
この人いったい何歳ですか?
江戸で玉丸の養育係を勤めていたお船を旅行に誘った兼続。
2人っきりで越後へ歩いて旅行へ向かいました。
お船が軽々しく江戸を出られるはずは無いだろう、とか、たった2人っきりで、しかも徒歩なんかで旅行なぞ行けるはずが無いだろうとか、第一越後は他国だ!とか、色々突っ込み所満載でしたが、天地人ワールドでは瑣末な事のようですね!
旅行後に景勝と兼続とお船の3人、縁側でのんびりお茶を飲みながら話をしてましたが、あそこに合った饅頭は越後旅行の土産でしょうか?
雲洞庵の坊さんの大好物の饅頭??
景勝のラストシーンは謙信公の遺骸が城内にあるとこの歳になっても頼ってしまう、という謎の理由で、どこにあるのか分からないけど春日山のハリボテ洞窟に似たところを見つけたから、ここに謙信公の遺骸を祭ろうと思うって。
…今まで謙信公を頼った事ってありましたか?
謙信公を超えたんじゃないの??
それなのにまだ頼っちゃうの???
兎にも角にも内容が薄っぺら過ぎて、最終回だというのに特に何の感慨も無く、この期に及んでの変なシーンのオンパレードに疲労困憊だったワタクシ。
随分と老け込んだ兼続と、キラキラ星人なお船が縁側に座ってまーったりとお話をしてました。
多分昔語りをしていたか、紅葉のような家臣とか話してたのかな?
お船が突然紅葉をあげましょうだか何か言い出して、庭で散っている紅葉の葉を60歳過ぎとは思えない俊敏さで空中キャッチをして、兼続を振り返ると…。
縁側に腰をかけて茶碗を手にしたまま眠るように亡くなっている兼続の姿が!
思わず大笑いしてしまいました。
なんでお父さんと同じ死に方するかね!
しかも60歳でこんな老衰で死亡って、いくら寿命の短かった時代とはいえイヤすぎる!
この死に場所は一体どこなんだ?!
江戸なの?米沢なの??
これで「完」って、主人公の死に方にウケて終了な大河って天地人が始めてだよもう(笑)
初音もチラッと登場していたけれど、この人もキラキラ星人でした。
三成の意思を継いで南蛮船に乗って海外へ行くんだとか。
三成と幸村が死んだ事に対して、初音は兼続に何等恨み辛みを持ってなかった。
不思議すぎる…。
兼続自らが、三成の死に対して自責の念が皆無ってのがオソロシイ。
そして初音を目の前にしても、とうとう幸村のゆの字も無かったな…。
「愛を掲げる」
全話見続けましたが、色々な"なぜ?"が置き去りにされたまま、天地人は終了してしまいました。
私が思う兼続の「愛と義」とは、「自己愛」と「偽善」でしかありませんでした。
史実の兼続が遺した業績はことごとく無視され、マンセーする為だけに捏造された業績が描かれた事によって、「で、結局、兼続って何をした人なの?」という感想を持っただけでした。
47回も放送あったのに、これってある意味すごい事だね。
こんな残念大河ドラマは空前絶後であってほしいです。
最後に。
遠山康光はスルーか!
すごすぎるよホントに(笑)
感想にもなっていない駄文でしたが、47回分書き続けた自分を褒めてあげたい。
一緒に見てくれた友人、楽しい感想を書かれている数多のブロガーさんに感謝を!
御館の乱後は感想を楽しむためだけに見続けたようなものですから。
47回の視聴の苦行に耐えた結果、とうとう天地人のOPが聞こえるだけで虫唾が走るようになりました
兼続が大嫌いになったので、でもこれはさすがに史実の人が不憫なので、今後リハビリをしなきゃいけないな、と考えております。
最終回が最低回でした。
75分も時間を与えられちゃったけど、こんなに尺もたねーよwってのが丸分かり。
上田衆の歯が命とパパイヤと猿っぽい人の3人は既にお亡くなりのようなのですが、気にせず元気に登場。
歯が命の越後へ置いてきた息子は、単に越後で生活しているだけのモヨウ。
大阪の陣でヘタレ姿を披露した直江景明は、米沢へ戻って急に内政で頭角を現すという、とても分かりやすい死亡フラグが立ってました。
これまで同様、人物像が深く描かれていないので、亡くなっても悲しくないし。
あるとしても、こども店長時代の賢しげな様子しか印象無いもんな…。
家康が病に倒れて命が尽き掛けようとした時、枕辺に呼び寄せたのは伊達政宗と兼続の2名でした…ナゼ?
秀忠の指南役となってほしい、と。
兼続に得意の愛と義を伝授して欲しいと。
それに対する返答が「志はお貸しできるものではない(笑)」って…??
徳川家には家康亡き後を任せる事の出来る人材がいなかったの?
まるで兼続が伊達政宗の家臣であるような錯覚を覚えたトンでもシーンの陰で、存在感が希薄な本来の主・景勝は米沢居残り組で、息子を亡くして意気消沈なお船の見舞いへ直江家へわざわざ足を運んでました。
馬に乗って気晴らしなんかどう?とかそんな事を言ってたけど、お船は全く年を取っていないけれど、兼続より3歳年上ですから、もう馬に乗るのは難しいだろうに。
で、いつの間に玉丸は江戸へ行ってたのでしょうか?
家康は死の床でさらに兼続だけに自分の人生の懺悔を始める始末。
秀忠に疎まれているだの、愛も義も無い生涯だっただの。
そして兼続に秀忠の父となってほしいって。
家康が他家(しかも外様)の陪臣へ懺悔をして後事を頼むとか、誰か止める人いなかったのか?
…いなかったんだよねぇ。
そして。
あざとさ満点なカネタンFANを装う徳川家の若侍達に武勇伝を聞かせて欲しい!とせがまれて語りだす兼続。
内容は、
1.オレ、信長と会ったことあるんだゼ!
2.人タラシな秀吉に何度もタラされた事あったんだゼ!
3.関ヶ原の西軍の大将・三成とはマブダチだったんだゼ!
の3本立て。
これってアレですよね、
オレって有名人と知り合いなんだ、すごいだろう!
って自慢する変な人だよね。
普通の人はこれを聞かされても「だからナニ?」って思うけれど、ここは天地人ワールド、みんなが聞き入って感動してました。
さらに、兼続が語っている姿をこっそりと秀忠に見せる伊達政宗…。
なぜ政宗は満足気に遠い目してるの?
なぜ秀忠は感動してウルウルお目目になってるの??
隠居する兼続に、隠居なんて認めねぇ!と家まで押しかけたパパイヤに、江戸へ向かったと伝えた挙句、阻止しようとしたパパイヤを阻止したあき竹城。
この人いったい何歳ですか?
江戸で玉丸の養育係を勤めていたお船を旅行に誘った兼続。
2人っきりで越後へ歩いて旅行へ向かいました。
お船が軽々しく江戸を出られるはずは無いだろう、とか、たった2人っきりで、しかも徒歩なんかで旅行なぞ行けるはずが無いだろうとか、第一越後は他国だ!とか、色々突っ込み所満載でしたが、天地人ワールドでは瑣末な事のようですね!
旅行後に景勝と兼続とお船の3人、縁側でのんびりお茶を飲みながら話をしてましたが、あそこに合った饅頭は越後旅行の土産でしょうか?
雲洞庵の坊さんの大好物の饅頭??
景勝のラストシーンは謙信公の遺骸が城内にあるとこの歳になっても頼ってしまう、という謎の理由で、どこにあるのか分からないけど春日山のハリボテ洞窟に似たところを見つけたから、ここに謙信公の遺骸を祭ろうと思うって。
…今まで謙信公を頼った事ってありましたか?
謙信公を超えたんじゃないの??
それなのにまだ頼っちゃうの???
兎にも角にも内容が薄っぺら過ぎて、最終回だというのに特に何の感慨も無く、この期に及んでの変なシーンのオンパレードに疲労困憊だったワタクシ。
随分と老け込んだ兼続と、キラキラ星人なお船が縁側に座ってまーったりとお話をしてました。
多分昔語りをしていたか、紅葉のような家臣とか話してたのかな?
お船が突然紅葉をあげましょうだか何か言い出して、庭で散っている紅葉の葉を60歳過ぎとは思えない俊敏さで空中キャッチをして、兼続を振り返ると…。
縁側に腰をかけて茶碗を手にしたまま眠るように亡くなっている兼続の姿が!
思わず大笑いしてしまいました。
なんでお父さんと同じ死に方するかね!
しかも60歳でこんな老衰で死亡って、いくら寿命の短かった時代とはいえイヤすぎる!
この死に場所は一体どこなんだ?!
江戸なの?米沢なの??
これで「完」って、主人公の死に方にウケて終了な大河って天地人が始めてだよもう(笑)
初音もチラッと登場していたけれど、この人もキラキラ星人でした。
三成の意思を継いで南蛮船に乗って海外へ行くんだとか。
三成と幸村が死んだ事に対して、初音は兼続に何等恨み辛みを持ってなかった。
不思議すぎる…。
兼続自らが、三成の死に対して自責の念が皆無ってのがオソロシイ。
そして初音を目の前にしても、とうとう幸村のゆの字も無かったな…。
「愛を掲げる」
全話見続けましたが、色々な"なぜ?"が置き去りにされたまま、天地人は終了してしまいました。
私が思う兼続の「愛と義」とは、「自己愛」と「偽善」でしかありませんでした。
史実の兼続が遺した業績はことごとく無視され、マンセーする為だけに捏造された業績が描かれた事によって、「で、結局、兼続って何をした人なの?」という感想を持っただけでした。
47回も放送あったのに、これってある意味すごい事だね。
こんな残念大河ドラマは空前絶後であってほしいです。
最後に。
遠山康光はスルーか!
すごすぎるよホントに(笑)
感想にもなっていない駄文でしたが、47回分書き続けた自分を褒めてあげたい。
一緒に見てくれた友人、楽しい感想を書かれている数多のブロガーさんに感謝を!
御館の乱後は感想を楽しむためだけに見続けたようなものですから。
47回の視聴の苦行に耐えた結果、とうとう天地人のOPが聞こえるだけで虫唾が走るようになりました
兼続が大嫌いになったので、でもこれはさすがに史実の人が不憫なので、今後リハビリをしなきゃいけないな、と考えております。