なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

天地人 最終回「愛を掲げよ」

2009年11月22日 | 天地人
75分もイラネエ。

最終回が最低回でした。
75分も時間を与えられちゃったけど、こんなに尺もたねーよwってのが丸分かり。

上田衆の歯が命とパパイヤと猿っぽい人の3人は既にお亡くなりのようなのですが、気にせず元気に登場。
歯が命の越後へ置いてきた息子は、単に越後で生活しているだけのモヨウ。
大阪の陣でヘタレ姿を披露した直江景明は、米沢へ戻って急に内政で頭角を現すという、とても分かりやすい死亡フラグが立ってました。
これまで同様、人物像が深く描かれていないので、亡くなっても悲しくないし。
あるとしても、こども店長時代の賢しげな様子しか印象無いもんな…。


家康が病に倒れて命が尽き掛けようとした時、枕辺に呼び寄せたのは伊達政宗と兼続の2名でした…ナゼ?
秀忠の指南役となってほしい、と。
兼続に得意の愛と義を伝授して欲しいと。
それに対する返答が「志はお貸しできるものではない(笑)」って…??

徳川家には家康亡き後を任せる事の出来る人材がいなかったの?

まるで兼続が伊達政宗の家臣であるような錯覚を覚えたトンでもシーンの陰で、存在感が希薄な本来の主・景勝は米沢居残り組で、息子を亡くして意気消沈なお船の見舞いへ直江家へわざわざ足を運んでました。
馬に乗って気晴らしなんかどう?とかそんな事を言ってたけど、お船は全く年を取っていないけれど、兼続より3歳年上ですから、もう馬に乗るのは難しいだろうに。
で、いつの間に玉丸は江戸へ行ってたのでしょうか?


家康は死の床でさらに兼続だけに自分の人生の懺悔を始める始末。
秀忠に疎まれているだの、愛も義も無い生涯だっただの。
そして兼続に秀忠の父となってほしいって。
家康が他家(しかも外様)の陪臣へ懺悔をして後事を頼むとか、誰か止める人いなかったのか?
…いなかったんだよねぇ。


そして。
あざとさ満点なカネタンFANを装う徳川家の若侍達に武勇伝を聞かせて欲しい!とせがまれて語りだす兼続。
内容は、
1.オレ、信長と会ったことあるんだゼ!
2.人タラシな秀吉に何度もタラされた事あったんだゼ!
3.関ヶ原の西軍の大将・三成とはマブダチだったんだゼ!
の3本立て。
これってアレですよね、
オレって有名人と知り合いなんだ、すごいだろう!
って自慢する変な人だよね。
普通の人はこれを聞かされても「だからナニ?」って思うけれど、ここは天地人ワールド、みんなが聞き入って感動してました。
さらに、兼続が語っている姿をこっそりと秀忠に見せる伊達政宗…。
なぜ政宗は満足気に遠い目してるの?
なぜ秀忠は感動してウルウルお目目になってるの??


隠居する兼続に、隠居なんて認めねぇ!と家まで押しかけたパパイヤに、江戸へ向かったと伝えた挙句、阻止しようとしたパパイヤを阻止したあき竹城。
この人いったい何歳ですか?
江戸で玉丸の養育係を勤めていたお船を旅行に誘った兼続。
2人っきりで越後へ歩いて旅行へ向かいました。
お船が軽々しく江戸を出られるはずは無いだろう、とか、たった2人っきりで、しかも徒歩なんかで旅行なぞ行けるはずが無いだろうとか、第一越後は他国だ!とか、色々突っ込み所満載でしたが、天地人ワールドでは瑣末な事のようですね!
旅行後に景勝と兼続とお船の3人、縁側でのんびりお茶を飲みながら話をしてましたが、あそこに合った饅頭は越後旅行の土産でしょうか?
雲洞庵の坊さんの大好物の饅頭??

景勝のラストシーンは謙信公の遺骸が城内にあるとこの歳になっても頼ってしまう、という謎の理由で、どこにあるのか分からないけど春日山のハリボテ洞窟に似たところを見つけたから、ここに謙信公の遺骸を祭ろうと思うって。
…今まで謙信公を頼った事ってありましたか?
謙信公を超えたんじゃないの??
それなのにまだ頼っちゃうの???


兎にも角にも内容が薄っぺら過ぎて、最終回だというのに特に何の感慨も無く、この期に及んでの変なシーンのオンパレードに疲労困憊だったワタクシ。
随分と老け込んだ兼続と、キラキラ星人なお船が縁側に座ってまーったりとお話をしてました。
多分昔語りをしていたか、紅葉のような家臣とか話してたのかな?
お船が突然紅葉をあげましょうだか何か言い出して、庭で散っている紅葉の葉を60歳過ぎとは思えない俊敏さで空中キャッチをして、兼続を振り返ると…。

縁側に腰をかけて茶碗を手にしたまま眠るように亡くなっている兼続の姿が!

思わず大笑いしてしまいました。
なんでお父さんと同じ死に方するかね!
しかも60歳でこんな老衰で死亡って、いくら寿命の短かった時代とはいえイヤすぎる!
この死に場所は一体どこなんだ?!
江戸なの?米沢なの??
これで「完」って、主人公の死に方にウケて終了な大河って天地人が始めてだよもう(笑)


初音もチラッと登場していたけれど、この人もキラキラ星人でした。
三成の意思を継いで南蛮船に乗って海外へ行くんだとか。
三成と幸村が死んだ事に対して、初音は兼続に何等恨み辛みを持ってなかった。
不思議すぎる…。
兼続自らが、三成の死に対して自責の念が皆無ってのがオソロシイ。
そして初音を目の前にしても、とうとう幸村のゆの字も無かったな…。


「愛を掲げる」
全話見続けましたが、色々な"なぜ?"が置き去りにされたまま、天地人は終了してしまいました。
私が思う兼続の「愛と義」とは、「自己愛」と「偽善」でしかありませんでした。
史実の兼続が遺した業績はことごとく無視され、マンセーする為だけに捏造された業績が描かれた事によって、「で、結局、兼続って何をした人なの?」という感想を持っただけでした。
47回も放送あったのに、これってある意味すごい事だね。
こんな残念大河ドラマは空前絶後であってほしいです。


最後に。
遠山康光はスルーか!
すごすぎるよホントに(笑)


感想にもなっていない駄文でしたが、47回分書き続けた自分を褒めてあげたい。
一緒に見てくれた友人、楽しい感想を書かれている数多のブロガーさんに感謝を!
御館の乱後は感想を楽しむためだけに見続けたようなものですから。
47回の視聴の苦行に耐えた結果、とうとう天地人のOPが聞こえるだけで虫唾が走るようになりました
兼続が大嫌いになったので、でもこれはさすがに史実の人が不憫なので、今後リハビリをしなきゃいけないな、と考えております。

天地人 第46回「大阪城炎上」

2009年11月15日 | 天地人
今回の話は流石に「フィクションです」って断り入れないとマズイでしょうに
幸村が大阪冬の陣後に米沢の兼続の元を訪れるとか、千姫を救出したのは兼続と幸村とか、大河ドラマは"史実"だと信じ込む人多いのに…。

伊達政宗が徳川秀忠のパシリで上杉家を訪れてました。
秀忠の使者が政宗って時点ですでにおかしいのですが、なぜか景勝&兼続と対面シーンにて政宗が下座だったのです。
おいおい政宗は60万石の大大名ですよ?
もしどうしてもこのシーンに政宗を使いたいなら、政宗を上座に据えるか、せめて景勝と同じく畳の上に座らせてよ。
その後も政宗は家康や秀忠に大阪城が落ちた事を報告してました。
そんなのは徳川の配下にやらせなさいよ

天恥人の捏造『千姫救出大作戦』において、幸村が兼続に千姫の隠し場所を伝えるのに矢文を送ってきました。
千姫を救出したのは夏の陣の時で、夏の陣の時に上杉家は京都で警護の任に当たっていて大阪へはいなかったのに…幸村の矢文が大阪から京都まで飛んできたって事??
スゲー!!(棒)

この矢文ネタは夏の陣で幸村が娘・阿梅を片倉小十郎(二代目ね)に託すのに矢文を送ったという逸話からパクリインスパイヤーしたんだろうな。
夏の陣においてこの矢文の逸話が成立するのは、真田隊と伊達隊が対陣していたから、なんて事はスルーなんですね。
万が一この文を他家の人に拾われたら、上杉家取り潰しされても仕方ないよコレ。

兼続が単独で大御所と将軍に目通り叶って、したり顔で大御所をまるで脅迫するかのような会話を繰り広げました。
上杉家の陪臣如きがそうやすやすと目通り叶うとか変だから。
景勝ならともかく。
つか、景勝の影がますます希薄になってきました。
不憫すぎる

千姫と淀殿・秀頼母子の別れのシーン。
ここで感動しなさい!と言わんばかりの押し付けBGMが流れていたのですが、周囲に人魂が降っていてすっげー見ていて怖かった。
なんであそこで人魂降ってたんだろう
淀殿が甲冑を身に纏っていて、あれなら最後まで徹底抗戦して、歴史がひっくり返りそうな気がしました(笑)
そして井戸に隠されていた千姫。
蒸し焼きか酸欠にならなくて良かったですねと言いたい…。

幸村の最後はせめて騎乗して徳川軍に突っ込んでいく映像であってほしかった。
なんで城門から走り出て終了なんだろう。


兼続が「慈愛の心は刀に勝った」って言って涙してましたが、このセリフの意味がさっぱり分からなかった。
何を言いたかったんだこれ??
天恥人の大阪の陣を見て感じたのは、千姫救出に変に力を入れたが為に、天下泰平の世を築く為の最後の障壁を取り除く戦いが、箱庭の戦いに矮小化されてしまったって事。
家康が千姫救出の御礼を兼続に涙ながらにして、これでオールキャストが兼続マンセー要員と化しましたとさ!
あ、遠山がまだいるか…来週出番があるかどうかは知らないけど(笑)

次週、最終回「愛を掲げよ」。
来週のあらすじを見て非常に後悔。
これを75分(だっけ?)見せられるってホント荒行ですよ…。


今日は「サザエさん」⇒「N響アワー」⇒「天恥人」の視聴コースでした。
N響アワーで『独眼竜政宗』のテーマ曲が演奏された時、鳥肌が立つと共に涙が出てきた。
背後で流れる映像のセリフが全て脳裏に蘇ってきて…。
自分の大好きな武将が「天恥人」のような悲惨な目に合わなくて良かったです。

天地人 第45回「大阪の陣へ」

2009年11月08日 | 天地人
徳川家康を「家康」と呼び捨てにしたかと思えば「上様」と言ってみたり、「上杉は徳川にも豊臣にも与しない」と言ってみたり。
かと思えば今日はやっぱり秀忠の将軍宣下へのお祝いの挨拶の前に大阪城へ挨拶へ行ってみたり。
この兼続のどっちつかずの態度、もういい加減どうにかして欲しい。
ラストで景勝は大阪の陣において徳側方に付くと宣言してたけど、兼続は不満気な表情でした。
この状態で景勝・兼続主従の間に何等問題が無いのが不思議でなりません。

秀忠に関ヶ原の合戦の際、なぜ上杉は徳川を背後から攻めなかったのかを問われて、敵の背後から攻めるは上杉の義にもとる、とかしたり顔で言ってたけど、それを言っていいのは景勝であって、兼続は背後から攻めたくて攻めたくて仕方が無くて、景勝に向かって刃を向けたくせに。
己の行動をすっかり忘却の彼方に押しやったモヨウ。
毛利輝元との変な回想シーンで、しっかりこの時の様子も思い出していたのに。

…やっぱりこう見ると、景勝・兼続主従の見ている先が全く反対方向で、これでどうして波風立たずに上手く主従関係を保てているのか謎です。


そして本日は仙桃院が退場。
景勝が跡継ぎだとの謙信公の遺言は捏造、と死の間際に告白するのですが、これは母の願いでもあり、景勝は謙信公を超えている、と意味不明ながら遺言捏造の件は解決したようです。
この遺言捏造に端を発して上杉家を真っ二つにした御館の乱が勃発して、仙桃院にとっては娘であり、景勝にとっては妹の華姫が自害して果てたんだけどな…。
仙桃院にとって初孫の道満丸も殺されちゃったんだけどな…。
遺言捏造した張本人である妙椿尼がドラマ内で遭難したまま消えたり、兼続が秀吉に遺言は無かったと話しちゃったり、仙桃院の死に際の発言といい、この遺言捏造は大した事ではなかったようですね…ははは。
仙桃院は最後にお船に謝ってたけど、謝る人が違う気がして仕方がありませんでした。

で、景勝は何をもってして謙信公を超えたと言うのだろうか?
さっぱり分かりません


信子無双で5年があっという間に過ぎ、その間、こども店長が牛乳を頑張って飲んだ甲斐があって突然成長したかと思えば、直江勝吉君がなぜか上杉を去ることとなってました。
去った後の勝吉君の様子は天地人紀行でやったから分かったけど、せめて何で去るのかくらいはドラマ内でやるべきではないのだろうか。
勝吉君ってしっかり描けば面白そうな人物だったのに、勿体無い。

こども店長も本日がラストでした。
"紅葉のような家臣"って、紅葉は幹を守る為に葉を散らすから、主家(上杉)を守る為に散る事を惜しまない家臣って感じの意味で使ってたの?
むしろ天地人の兼続は紅葉じゃなくて宿り木のような気がしてならないのだけど。

遠山が相変わらず暗躍していて…遠山康光って天地人的には何歳の設定になってるんでしょうね
そして伊達政宗と書いてイタチマサムネと読むお方、カネタンとすっかり仲良しこよしで

次週、第46回「大阪城炎上」。
大阪冬の陣と夏の陣を1回でさくっと終わらせるでござるの巻。
あらすじがまた一段と酷い…

天地人 第44回「哀しみの花嫁」

2009年11月01日 | 天地人
心を開かない勝吉(本多政重)に戸惑うお松に、お船が自分が兼続と結婚した頃の話を聞かせてました。
前の夫が亡くなって1ヶ月で兼続と夫婦になるよう命じられて戸惑った、まことの夫婦になれるのか不安だった、と。
嘘だ。
前夫・信綱さんが生きてた頃から、お船と兼続は密会してたじゃない。
あれだけ信綱さんを蔑ろにして、「兼続、兼続」って言ってた口からよくもそんな嘘がするすると飛び出してくること。
ここのシーン、ものすごく不快でした。

冬の米沢に全く雪が無い事にも驚かされましたが、愛姫が仙台に居たのには非常に驚かされました。
粗末先生は愛姫と五郎八姫を勘違いしてるの?
愛姫は豊臣時代に人質として京へ上ってから、徳川時代には江戸にいて、仙台へは亡くなるまで一度も訪れた事は無いのですが。
兼続が治水の相談で政宗を訪ねて仙台へのこのことやってくるのも、政宗が米沢(というか長井?)へほいほい訪れるのもどうかと思うけど、せめてこの仙台での面会シーンを江戸って事にしとけばいいのに。
それでもこの治水についての相談シーン関連は変だけどね。

年の瀬に雪が全く無い米沢の描写にもホント驚いた。
服装も季節感が無くて、写った庭も季節感皆無で、特に季節を気にしないで見ていたのに、信子が「年の瀬」って…。
製作陣は越後以外は雪が降らないとでも思ってるのか、撮影した時にはまさか真冬のシーンだと思ってなかったのか、どっちだろう。

天地人は残り3回となったけど、この期に及んでこんな内容の薄いホームドラマをダラッと放送する、そのペース配分というか、兼続を1年間に渡って描く為のエピソードの取捨選択のセンスが酷すぎる。
大河ドラマだとこの話数くらいになると、エピソード詰め込んで端折って駆け足で、慌しい内容となるのに。
一緒に見ていたお父さんは「もう直江先生の仕事は終わったな」と言って、途中で風呂へ行っちゃったよ。
まあ私も途中、嵐の番組を見てたけど(笑)

天地人は唐突に新しい人物がポッと登場するから、先週、本多正信の脇に居たのが政重かと勘違いしてたよ私。
あれは正純だったのね。
今回は突然、秀忠が登場。
そして「豊臣への義」とか変なことを口走ってた…。
これって、いままで真っ黒に描いていた家康を今更真っ白には描けないけど、このままじゃ上杉の変節って事になっちゃうから、秀忠を真っ白な人と描いて、上杉は変節してないですよ~ってする為のあからさまな伏線?
この先のネタバレをチラ見したけど、とても酷い捏造エピソードがてんこ盛りでした。
こんな事をするのなら、架空の人物を創作して、有名な武将と絡ませておいしいエピソードをつまみ食いさせておけば良かったじゃないと思うの。
なんで史実を斬捨てて、捏造ピソードを創作しまくるんだろう?
なんでそれを兼続でやろうと考えたんだろう?

で、今日の話しで何をしたかったのか、サッパリ分からずに視聴終了(笑)

次週、第45回「大阪の陣へ」。
…まだ大阪の陣始まらないの?!

天地人 第43回「実頼追放」

2009年10月25日 | 天地人
「生きて罪を償え」

時代劇でこんなトンチキなセリフを聞くとは…。
って、実頼って何か罪を犯したっけ?
兼続が勝手に決めた本多政重の直江家婿入り話しを反故にしようとしただけだよね。
これって罪なの??
史実通りに使者を殺したのならまだしも、単に本多父子に「この縁談は無かった事に」って言っただけなのに。

その本多政重。
天地人設定では舅殿(予定)の兼続よりも年上なのかな
史実では兼続より20歳も年下なんだ…全然見えないけど(笑)
さらに史実では竹松より14歳年上…ウソだ(笑)
舅殿(予定)に対する婿殿(予定)としては、確かに本多家(徳川)のが立場は上かもしれないけど、それにしても態度がデカすぎやしないか。
すぐに兼続マンセー部隊入りするんだろうけど。
その為に分かりやすく高飛車な態度をさせているのかな?

高野山へ追放された実頼。
実際は自ら出奔してるんだけど。
そこへ訪ねてくる幸村。
…この人、高野山じゃなくて九度山にいるハズでは?
しかも蟄居というか幽閉というか、少なくともほいほい身軽に出歩ける立場には無いのでは
徳川から睨まれている幸村に、兼続は「弟をよろしく!」って手紙を出したそうです。
兼続は徳川に服従する気があるのか無いのか、サッパリ分からない。


東幹久や兼続が米沢から、伏見の実頼の元を訪れていたけれど、やっぱり移動が早すぎる。
あまりの速さに兼続が家康に目通りを願っていた場所が江戸かと勘違いしちゃった。
江戸だったとしても早すぎるけどね。
天地人の世界では新幹線が走ってるよねって言ったら、一緒に見ているお父さんも頷いた(笑)
今の上杉家はビンボーだから、のぞみには乗っちゃダメってお触れが出ていそう。
指定席も景勝以外は不可、とか。


次週、第44回「哀(かな)しみの花嫁」←フリガナ必要か?
お松とお梅が流行り病で亡くなるモヨウ。
またホームドラマか…。
そして米沢の治水に関して政宗に相談を持ちかけて、政宗が米沢を訪れるみたい…
製作陣でこのありえない展開を止めようとした人はいなかったのね。
まあこれを止められるなら、こんな話にはなってないけど。


公式HPで
11月1日 第44回「哀(かな)しみの花嫁」
11月8日 第45回「大阪の陣へ」
11月15日 第46回「大阪城炎上」
11月22日 最終回「愛を掲げよ」(75分拡大版)
とありました。
何も政治的な事をやらずに、突然大阪の陣に突入なのね…というより。
75分拡大って最後の最後でナニコノ荒行
きっと間違いなく殆どカネタンマンセーの嵐&カネタンマンセーの回想シーンの2本立てだわ

この苦行を終えたら、視聴者は悟りを啓けるのかもしれない。

天地人 第42回「将軍誕生」

2009年10月18日 | 天地人
将軍誕生というより、むしろ菊姫の死とかの方がタイトルとして合ってたと思う。
だって、カネタン主従、将軍誕生したって心からの祝辞は述べないし、それどころか景勝は家康への挨拶をドタキャンする有様。
カネタンが景勝がいない事を詰問された際に、親子や夫婦がお互いを思いやる心なくして天下を治めることはできない、なんてエラソウに意見を述べていたけれど、家康って幼少から家族関係ではとても哀しく辛い思いをしてきている訳で、カネタンが単なる人の心を思い遣る事の出来ない嫌な人としか思えなかった。

景勝・菊姫夫妻は、これまでカネタン夫妻のマンセー要員でしかなかったので、いまさら夫婦愛とかをやられても手遅れです。
本来の大河なら、今日みたいな回では、これまでの紆余曲折とかを思い出しつつ号泣も出来ましょうが、全く感情移入できないのが天地人クオリティ。
菊姫は賢夫人と言われていると聞いていたけど、天地人だと単なる世間知らずのワガママ姫でしかなかったもんな…。
景勝が江戸で家康との謁見をドタキャンして京の菊姫の元へ行ったり、菊姫死去の報を聞いた後に秀頼へ正月の挨拶へ行って、挨拶を述べている最中に泣き出したりしたのも、とってもマイナス。
ここをグッと堪えてやる事をこなしてから向かう、とか、平静に挨拶をした後に人知れず密やかに悲しむ方が、見ていてもらい泣きしそうに思えるのに。

カネタンの金魚の糞・上田衆も毎度「オレも、オレも、オレも、オレも」しか言わなくて、なんでこんな人達が重臣なんだろうかと。
お船は京都から米沢へどこでもドアを利用して戻ってくるし。
つか、竹松の病のエピって必要?
そういや菊姫が上杉の犠牲になって竹松が直江家の家督を継げなくて小さな心を痛めているのではとか何とか言ってたけど、アレは父親のカネタンが全ての元凶なのに、ちゃっかりお家の犠牲にすり替えやがった!
景勝の側室を迎えずに養子を取るという考えに、仙桃院が謙信公の二の舞をするつもりかとか聞いていたけれど、一度、現・上杉家の面々にあの御館の乱って一体何だったのかと問い詰めてみたい。
妙椿尼はあやふやな内にいなくなっちゃったけど、遺言状捏造に関わった仙桃院とお船ととばっちりを受けたカネタンに。
遺言状を捏造した事なんかもうすっかり忘れ去ってるとしか思えない。
忘れているというか、もうすっかり無かった事になってるよね…。


そして遠山康光。
なんだかすっかり家康の重臣の位置に納まってしまってます。
もしかして粗末先生は遠山康光の子孫が遠山の金さんとか思ってる?
今からでも良いから御館の乱の鮫ヶ尾城で、景虎様と一緒に自害させてあげてください


伊達政宗は…やっぱあの人は残念ながら伊達政宗と書いてイタチマサムネと読む別人なんです
家康の事を"舅殿"って呼んでるし、礼儀知らずだし…家康にあやつ(カネタン)の事を買っているとか言われちゃうし。
この先マンセー要員と化しそうな悪寒。


次週、第43回「実頼追放」。
上杉家で唯一まともな大国実頼がいなくなるとか、この先どうするのよ

天地人 第41回「上杉の生きる道」

2009年10月11日 | 天地人
・総集編(与六時代)+こども店長
・樋口父ようやくの退場
・相変わらず上から目線のカネタン
・ひもじ過ぎて壊れた直江家&樋口家&大国家、一族総出のどじょっこほい
・意味不明だった上田衆は米沢で帰農させる為だけの要員か?疑惑

とにかくこども店長におんぶに抱っこの回でした。
そしてカネタン一家がお花畑過ぎた…。
上杉家の家臣は余程のドMとしか思えない。


次週、第42回「将軍誕生」。
この期に及んでカネタンは家康には服従してなさ気。



金曜から続いていた腹痛、もしかして人生初の膀胱炎か?と思って水分補給⇒排出作業を続けておりました。
夕方の体温は7度無かったのに、天地人後のROMES06の番宣に衝撃を受けながら計った体温が8度超えで、別な意味で再度衝撃。
腹痛と闘いながら視聴した天地人でしたが、総集編なんだったら見ないで寝ればよかった…。
腹痛いし寒いし、もう寝ます。
あぁROMES06…

天地人 第40回「上杉転落」

2009年10月04日 | 天地人
「天地人」は戦国時代の話なのに、映る磐梯山が明治に噴火した後の姿だって事に違和感を持ち続けましたが、上杉が会津にいる期間が短いので磐梯山のCGに予算は割けなかったんだろうなと思うことにした。
つか、スタッフは磐梯山がいつ噴火して今の姿になったかなんて気にもしないし、知ろうともしてなかったのかもね。
これ以降、磐梯山は映らないだろうから、違和感に襲われる事ももう無いからいいけど。

普通のドラマだったら、こんな重箱の隅をつつくような場所にまで目が行かないんだけどね(笑)


遠山康光がなぜか徳川の重臣の如く描かれていて…なんで遠山をこんな風にしなきゃならなかったんだろう?
景虎様と一緒に御館の乱の際に鮫ヶ尾城で自刃させちゃ何かマズイ事でも??
上杉に対して景虎様の復讐を果たす、とか北条家の恨みを晴らすといった風でもなさそうだし。
天地人の製作陣は遠山康光に一体何をさせたいんだろう?

あらすじにあった通り、上杉は家康に謝罪しませんでした。
まったく家康に服従する気は無いようです。
で、周囲の動きによって減封で許される事となりましたが。

淀殿と秀頼に上杉家を許すよう言わせちゃったんです、この天地人では。

全然服従する気の無い徳川に従って、大阪冬の陣・夏の陣において上杉は、"命の恩人"である淀殿と秀頼を攻める事になっちゃうのですが…。
まあ上杉のギと愛はその時々で都合よく解釈されるので、上杉家がめちゃくちゃ不義理を働くようにはならないんだと思いますが。


カネタンが上杉家存続の為なら手を汚す事も厭わない覚悟のようですが、今まで全て奇麗事で済ませてきた人が、いきなり手を汚す宣言しても…あぁ、米沢で畑仕事をして手を汚すとか?
兼続という人が評価されるのはこの減封後からの行動があればこそだと思っているのですが、一緒に見ていたお父さんが「兼続はこれからは何も無いんだろ?」って言ったのを聞いて、天地人製作陣もそう思っているのかも…とふと考えた。
能天気にこども店長にまでどじょっこほいをやらせる展開になるようなので。


次週、第41回「上杉の生きる道」。
ウザかった樋口惣右衛門がようやく退場のモヨウ。
来週はカネタン一家のほのぼの話しのよう…はぁ。


15日からNHKで始まる「ROMES 06」のドラマが不安。
とっても天地人と同じニオイを感じる…
大好きな五條瑛作品の初ドラマ化(だよね?)なのに、ワクワク感ではなく不安感に苛まれるだなんて思いもしなかった
杞憂に終わってくれればいいけど、天地人を見ているとな…

天地人 第39回「三成の遺言」

2009年09月27日 | 天地人
先週に引き続き、上杉と初音さえ登場しなければ、なんとか見られる内容だったのに。
なんで上杉はしゃしゃり出てくるの?

あ、天地人の主役はカネタンだったんだっけ?
てっきり三成が主役かと思ってた(笑)

三成がたとえ負けても自分は正しい事をしたんだ、って思いながら死んでいくのはいい。
ただ、その三成の死に様を初音と福島正則と小早川秀秋それぞれから聞かされた兼続が、なんであんな他人事のように痛ましそうな顔をして聞いていられるのか。
天地人の関ヶ原の流れだと、大人しく蟄居していた三成を挙兵させるように仕向けたのは兼続。
史上最大の密約wで家康を東西から挟撃しようと作戦を立てたのに、それを景勝に報告してなかった為に、家康の背後から攻めるのは上杉のギにもとる、と景勝に止められてしまい、史上最大の密約wが失敗に終わったのは兼続の不手際。
と、どう考えても三成を殺すのは、家康ではなくて兼続なのに。

つい最近の展開なのに、カネタン的にはもうすっかり無かった事になっているのですね。
それなのに三成は斬首される瞬間にまで「兼続に伝えよ!」なんて言わされて…合掌。
せめて三成が死ぬのは自分のせいだ、とか苦しみ悲しむならまだ分かるんだけど。

死神・初音はもうこれで登場しなければいいのに、と思いつつ、もしかして幸村の元へ行ったりして、なんても考えてしまった。
信長も死んで、三成も死んだから…。

「天地人」とは天下を取る人が持ち得るもの、だったような気がするのですが、そうだとすると家康が「天地人」の持ち主のはずなのに、なぜか本格的に暗黒時代へ突入の予感(笑)
どの時点でこの暗黒時代への突入感を無かった事にするんだろうね。

一応長谷堂城からの撤退戦のようなシーンがあって、一応カネタンも傷を負っていたようなのに、傷一つ無い鎧で笑えた。
傷も汚れも付かない特殊素材製なんだろうね、兼続の鎧兜は
そして上杉が属した西軍があっさり負けて、本当だったらものすごーく緊迫した状況だろうに、まったりと子供店長が再々登場。
このシーン、今週の、しかもあの部分に挿入する意味ってあったの?
さすが「天地人」の製作陣、なんて無神経なんだろうってしか思わなかった。


次週、第40回「上杉転落」。
>景勝と兼続は家康に謁見(えっけん)。家康は謝罪を求めるが、兼続と景勝は義は我らにあり、と拒否する。

減封なんて生温くない?
もう取り潰しでいいと思うよ。

天地人 第37回「家康への挑戦状」

2009年09月13日 | 天地人
大量の直江状(笑)

一緒に見ていたお父さんも、流石にこの大量の直江状に「こんなに書いたら大変だろう…」との感想を。
友人は"「直江状」の写しがいくつか存在している"ってのを、粗末先生が「いっぱい書いたのね!」って思ったんじゃね?って推理でした。
きっとえりりんwはプリンターとかコピー機とかがあって、郵便屋さんや猫が翌日もしくは翌々日には皆様の元に直江状を配達してくれたと思ってるんだろうなと推察(笑)

三成が大名の妻子を人質に取ったようになってましたが、細川ガラシャに自害されてしまって、それで人質作戦は頓挫したのではなかったかしら?
愛姫も確か五郎八姫や虎菊丸と逃げたハズ…。
「つまらぬ芝居じゃ…」と斬捨てていた愛姫は、私的には大好物なんだけどね!

その三成。
大谷吉継が唐突に登場。
島左近を交えてのシーンは大河っぽくって、もうちょっと前からきちんと登場させていれば…と勿体無く思いました。
勿論、前もって(と言ってもそんなに前じゃないけど)登場していた島左近のように、せっかく登場させたのに空気扱いってのは以ての外ですが。

革籠原防塁がなんだか崖だった…革籠原防塁ってああいったものだったのかしら?
天地人紀行だと土塁のように見えたんだけど
あそこでのカネタンの妄想が酷すぎ(笑)
反転する家康を背後から攻めるって皆が言っている最中、一人「義に反する」と反対していた景勝。
反対する理由が弱すぎると思ったんだけど…あの理由では誰一人として納得しないでしょうに。
…ってあれ?革籠原防塁にパパイヤいなかった??
私の記憶違い???
そういや重臣(には思えないけど)が随分と革籠原防塁にいたけれど、他の守りは大丈夫なの?

戦争反対の平和主義者・カネタンが一番戦いたくって仕方が無い様子でウケました。
まあでも一番はやはり大量の直江状かな!
なんであんなにばら撒いたんだか…中傷のビラじゃないんだからさ(苦笑)
私のイメージでは家康はKYな上杉家をダシに使ったと思っているのだけど、天地人の悪家康は上杉家というかカネタンに踊らされまくりですね。
あんなに家康を背後から攻めるのを主張していたカネタンが、どの面下げて悪家康に頭を下げに行くのか、ますます楽しみになってきました
でもカネタンが頭を下げに行く家康は、きっと善良な家康に早変わりしてるんだろうな。
ツマラヌ。

次回、第38回「ふたつの関ヶ原」。
>かくして、西軍は総崩れとなり、島左近(若林豪)が自ら犠牲となって三成を逃がす。
三成は初音(長澤まさみ)とともに脱出――。
うわ…

>西軍敗退の知らせを受けた兼続は長谷堂城攻めから兵を引く。
しんがりを務めて必死に応戦する兼続の脳裏に、三成の姿が浮かんでいた。
あちゃ~


10月3日に会津風雅堂に我等のえりりんwが講演しにやってくるようです。
こんな悲惨な脚本を書いておきながら何を話すんだろう。
そういや今までに2度程写った会津磐梯山。
あれは会津若松市内から見た磐梯山だけど、あれ今の磐梯山のように見えたのですが…ちゃんと噴火前のように見えるようCG処理されてる?
この先うっかり米沢へ移封する際に、爆裂火口や桧原湖等が写されやしないか、ハラハラドキドキ