なんでもない毎日。

それなりに楽しい日々。

奈良旅2日目(3)

2009年09月29日 | 外出
石舞台古墳の後はさあどこへ行こう、と相談して、藤原宮跡を目指す事に。
地図で見ると石舞台古墳から藤原京跡までは直線距離で5km程になるのかな?
酒船石や亀型石造物をスルーして、一旦停止したのはここ。



飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)。
の階段の脇っちょ、用水路が流れていて、東屋がある場所。
少し休憩でもするのかな?って思ったら、おっちゃんが一言。
「これが狂心渠(たぶれごころのみぞ)」
マジですか
そんなものまで発掘されてたんですか?!
帰宅してから調べてみたら、飛鳥池工房遺跡や亀型石造物、酒船石辺りが狂心渠に関係するかもとかそんなような感じのようで…。

明日香ってやっぱりスゴーな場所だわ、と感動しながら必死にチャリをこいでいましたが、周辺はこんな風に長閑な光景が広がっておりました。



ちょうど雷丘と畝傍山と二上山が重なったの。
そういやおっちゃんがこの二上山を説明する中で、大津皇子みたいのが女の人は良いんだろう?って言ってたけど、ダレデスカソノナンタラ皇子は??な私でした。
(大津皇子の墓が二上山の雄岳にあるのだそうです。)
おっちゃん万葉集が大好きだって言ってたからな…それでの話題なのかな?
帰宅してから友人に「『宇宙皇子』に大津皇子って確かいたハズ」と教えてもらって、宇宙皇子!激しく懐かしすぎる!!と相方と盛り上がった。
内容はほぼ覚えていないんだけど(笑)
「宇宙皇子」を出してきた友人の記憶力に脱帽。


次に訪れたのが奥山久米寺跡。



創建や縁起については不明である。発掘調査により飛鳥時代の瓦が多く出土し、伽藍配置は塔・金堂が一列に並ぶ四天王寺方式の大寺院であったと推定される。(案内板より)
のだそう。
橿原にある久米寺とは関係あるのかなぁとか、どうなんでしょう。


稲刈りが始まっていた田んぼの中の道を走り、次に向かったのが大官大寺跡。



今は一面田んぼなのですが、大きなお寺だったようです。
この石碑の近くに土壇跡があり、ここにも石碑と案内板がありました。

その後、天香具山の麓にある天岩戸神社にお参り。
御神体は4つの石。
おっちゃん曰く、ほとを表しているんじゃないかと思うって。
お参りした後に大和造りって言ってたかな?昔ながらの造りのお家がある集落を抜け、天香具山の中腹にある万葉歌碑へ。



ここから見下ろす景色一杯が藤原京だった場所。
山頂まで登るか?って聞かれたけど、この歌碑がある場所へ登るだけで膝と足首が痛んだので遠慮しました(苦笑)

ここから目指す藤原宮跡まではあともうちょっと

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