Happy Life

日々の日記です。

同じ「一生」でも

2011-11-28 06:40:05 | ちょっとひとこと

今日は暖かい朝です。

先月の話ですが、私の祖父の姉が亡くなりました。
87歳の祖父でも十分「高齢」の年齢ですが、姉はさらに15歳年上、
亡くなったとき103歳でした。
ちなみにもう一人祖父より10歳年上の姉(97)がまだ健在なので、
長生きの姉弟なのだと思います。

こうやって、怪我も大病もせずに100年以上生きるというのはすごいことです。
亡くなったのはもちろん悲しいことですが、
お葬式は暗いものではなかったのではないかと思います。
本当に「生ききった」という感じがします。
近くに住んでいながらもう15年近く会っていませんでしたが、
もっとお話したかったなと今更ながら悔やまれます。

とまあ、こうやって一生を終える命もある一方で、
悲しいことに若くして消えてしまう命もあります。
最近、直接面識はないのですが私と同年代の人がなくなりました。
それも、どうやら自らそういう選択をしてしまったらしいとのこと。
とてもショックでした。

もちろん、年齢にかかわらず事故や病気で命を奪われる人もいます。
でも体が丈夫で、生きられる人が亡くなってしまうことは本当に悲しいことです。
「子供の葬式を出すことほどつらいことはない」とその昔親が言っていましたが
子供を持ってみて、そのことを強く感じられるようになりました。想像したくもありません。

大学生のころ、2人同年の友人をなくしました。
一人は病気でしたが、一人は自殺。
初めて友人を亡くし、死ぬということは人事ではないし、お年寄りだけの話じゃないんだと感じ
しばらく虚無感に襲われたことがあります。

同じ一生でも、なんだか不公平だな・・・。
今回、先にご長寿のおばさんをおくった後だったので、特にそんなことを考えてしまいました。


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