本日は、ダイエットについて。
当院では、ダイエットの治療は行っておりません。
お電話で、問い合わせをいただきましても、お断りしております。
何故かと言いますと、私自身、過去に過激なダイエットをして、数年間、普通に食事ができなくなった経験があるからです。
その当時は、厳しい食事制限と毎日のジム通いで20キロ以上減量しました。
痩せると、自信がつき、今まで着れなかった可愛い服も着れるようになり、活動的になっていろいろな事にも挑戦でき、とても楽しい日々でした。
しかし、目標体重まで痩せて、その後にくるのは、体重が増えることへの凄まじい恐怖です。
太るという事が本当に恐ろしく、不安で仕方ないので、どんどん体重を落とす事で安心していました。
体重が減っていくことだけが、楽しみで、心の支えでもありました。
食べ物も、自分で決めた種類のもの意外は決して食べない・・・というより怖くて食べれませんでした。
友人と外食にいっても、私はドレッシング無しのサラダを注文して食べていました。
友人や家族から見ると、異常な行動だっただろうと思いますが、その当時の私は、「まだまだ食べ過ぎだ。このままではダメだ。」と毎日落ち込んでいました。
周りの人から、食生活を注意されても無視して、口出しされればされるほど不安になり食事制限を厳しくしていきました。
栄養もろくに摂らず、毎日欠かさずジムに行き、フラフラの状態で運動しました。
膝が痛くなって歩く事が辛い時でも、痛みを我慢してジムでランニングをしました。
1日でも運動をしないと、脂肪がたまっていくような気がして怖かったので、痛みをこらえる事の方が精神的には楽でした。
そんな生活をしている内に、栄養失調で全身に湿疹ができました。
流石にこのままでは危険だなと感じて、食事を少し緩めようとしたところ、次は過食症状が起こりました。
もう、我慢できずに沢山の量を食べます。食べてはいけない、これ以上食べたくないと思うのに、止まらないのです。
自分の感情を麻痺させたくて無我夢中で食べるという感じでした。
そして過食の後は、毎回、自己嫌悪と罪悪感が襲ってきました。
食欲すら我慢できないなんて自分は意志が弱くてどうしようもない価値のない人間だ。
という思いに支配され、こんな姿では、外に出られないし、人と会えない、人に醜い自分を見られたくない。
こんな事ばかりを考えていました。
明日こそは絶対に食べない。と強く思うのに、翌日、また過食をしてしまいます。
このような悪循環にはまり、何も食べないか、過食するか、のどちらかという食生活から暫く抜けられなくなりました。
体重や食に関する物凄い執着で、一日中、体重や過食のことだけを考えていました。
私は「この過食をなんとしてでも抑えたい。」と思ったことがきっかけで
過食症に関する本を集めて、読んでいるうちに、今の私の“体型に対する異常な執着”は、自分の心が助けを求めている結果、このような行動となって現れているんだという事を知りました。
過食行動や太っていることは、自分の精神面の弱さ・だらしなさや甘えが原因だと思っていたので、驚きました。
綺麗なスタイルになって、美しくなることは、楽しい事かもしれませんが、極端に容姿にこだわると、「これで満足。」とは、なりにくいように感じます。
これを維持しなくては・・もっと痩せて、もっと綺麗になりたい。もっともっと・・・
必要以上に、容姿の事が気になる時、よくよく振り返ってみると、心の中で何か消化されないものがあたっりして、それが、そういった行動に繋がっている事があります。
モヤモヤしたものが、ずーっと心に留まっているので、どこまで外見を磨いても充足感は得られないのかな・・・と自分自身の経験を通して感じました。
自分の考え方や抱えている感情などを否定せず、一旦、ドンと受け入れて認めてあげることは、身体の健康にも繋がるのではないかと思います
当院では、ダイエットの治療は行っておりません。
お電話で、問い合わせをいただきましても、お断りしております。
何故かと言いますと、私自身、過去に過激なダイエットをして、数年間、普通に食事ができなくなった経験があるからです。
その当時は、厳しい食事制限と毎日のジム通いで20キロ以上減量しました。
痩せると、自信がつき、今まで着れなかった可愛い服も着れるようになり、活動的になっていろいろな事にも挑戦でき、とても楽しい日々でした。
しかし、目標体重まで痩せて、その後にくるのは、体重が増えることへの凄まじい恐怖です。
太るという事が本当に恐ろしく、不安で仕方ないので、どんどん体重を落とす事で安心していました。
体重が減っていくことだけが、楽しみで、心の支えでもありました。
食べ物も、自分で決めた種類のもの意外は決して食べない・・・というより怖くて食べれませんでした。
友人と外食にいっても、私はドレッシング無しのサラダを注文して食べていました。
友人や家族から見ると、異常な行動だっただろうと思いますが、その当時の私は、「まだまだ食べ過ぎだ。このままではダメだ。」と毎日落ち込んでいました。
周りの人から、食生活を注意されても無視して、口出しされればされるほど不安になり食事制限を厳しくしていきました。
栄養もろくに摂らず、毎日欠かさずジムに行き、フラフラの状態で運動しました。
膝が痛くなって歩く事が辛い時でも、痛みを我慢してジムでランニングをしました。
1日でも運動をしないと、脂肪がたまっていくような気がして怖かったので、痛みをこらえる事の方が精神的には楽でした。
そんな生活をしている内に、栄養失調で全身に湿疹ができました。
流石にこのままでは危険だなと感じて、食事を少し緩めようとしたところ、次は過食症状が起こりました。
もう、我慢できずに沢山の量を食べます。食べてはいけない、これ以上食べたくないと思うのに、止まらないのです。
自分の感情を麻痺させたくて無我夢中で食べるという感じでした。
そして過食の後は、毎回、自己嫌悪と罪悪感が襲ってきました。
食欲すら我慢できないなんて自分は意志が弱くてどうしようもない価値のない人間だ。
という思いに支配され、こんな姿では、外に出られないし、人と会えない、人に醜い自分を見られたくない。
こんな事ばかりを考えていました。
明日こそは絶対に食べない。と強く思うのに、翌日、また過食をしてしまいます。
このような悪循環にはまり、何も食べないか、過食するか、のどちらかという食生活から暫く抜けられなくなりました。
体重や食に関する物凄い執着で、一日中、体重や過食のことだけを考えていました。
私は「この過食をなんとしてでも抑えたい。」と思ったことがきっかけで
過食症に関する本を集めて、読んでいるうちに、今の私の“体型に対する異常な執着”は、自分の心が助けを求めている結果、このような行動となって現れているんだという事を知りました。
過食行動や太っていることは、自分の精神面の弱さ・だらしなさや甘えが原因だと思っていたので、驚きました。
綺麗なスタイルになって、美しくなることは、楽しい事かもしれませんが、極端に容姿にこだわると、「これで満足。」とは、なりにくいように感じます。
これを維持しなくては・・もっと痩せて、もっと綺麗になりたい。もっともっと・・・
必要以上に、容姿の事が気になる時、よくよく振り返ってみると、心の中で何か消化されないものがあたっりして、それが、そういった行動に繋がっている事があります。
モヤモヤしたものが、ずーっと心に留まっているので、どこまで外見を磨いても充足感は得られないのかな・・・と自分自身の経験を通して感じました。
自分の考え方や抱えている感情などを否定せず、一旦、ドンと受け入れて認めてあげることは、身体の健康にも繋がるのではないかと思います