☆yukarinの映画鑑賞日記α☆

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MW-ムウ-

2009年07月04日 | ★★★++

MW-ムウ-
公開:2009/07/04
製作国:日本 PG12
上映時間:130分
鑑賞日:2009/07/04
監督:岩本仁志
出演:玉木宏、山田孝之、山本裕典、山下リオ、風間トオル、鶴見辰吾、林泰文、石田ゆり子、石橋凌

世界を変えるのは、
破壊か、
祈りか。

+あらすじ+
16年前、ある島の島民全員が死亡した事件は政府によって隠ぺいされるが、二人の少年が奇跡的に生き延びた。その一人でエリート銀行員となった結城美智雄(玉木宏)の裏の顔は冷酷な殺人鬼で、神父となった賀来裕太郎(山田孝之)は結城を救済しようと苦悩する。そんな中、16年前の事件の鍵を握る「MW」を手にした結城は世界滅亡をもくろむ。(シネマトゥデイより)


手塚治虫生誕80周年として製作された禁断の問題作と言われる「MW(ムウ)」を映画化した作品。少年時代に経験した事件の復讐をするために冷酷な殺人鬼となった青年を描いたお話。原作は未読です。

先日、このお話より半年前を描いた『MW-ムウ- 第0章 ~悪魔のゲーム~』が放送されてましたが、別に見なくてもOKでした、、、

冷酷な殺人鬼と化した玉木宏くんにつきる作品。

作品自体としては邦画にしては面白かったと思います。結城美智雄を演じる玉木くんがかなりよろしい。今回のダークサイドに落ちた彼はほんとカッコ良かったですぅ♪ あまり意識して見てなかったんですけど、ダーク的な美しさみたいなもんもあってドキッとしちゃいましたわ。それに相変わらず良い声だし♪

そこに彼を止めようとしても止められずに悩む山田くんがまたよろし。今回はやや、ややですけど小ぎれいになってた・・・しかし神父役はちと合わないような気がしますけれども。折角だから苦悩するシーンをもうちょっと入れて欲しかったかな。

ネットで禁断風な玉木くんと山田くんの画像を見てしまって、ヘンに期待してたんですけどそういう絡みがなかったのはちと残念。でも所々匂わすようなシーンがあって、そのへんを妄想しながら観ると面白いかと(笑) 倒れた結城を賀来が介抱するシーンはうふふ。

タイの追跡シーンはまるで「フレンチ・コネクション」のようでしたねぇ。最初から飛ばしてるのは良かったんですけどちと長すぎー。結城美智雄という男を紹介する場面なんでしょうけど。それに追う石橋さんは、走るほうはかなりきつそうだったなぁ。

設定として島での出来事から生き残った二人という設定は面白いし、ひとりは殺人鬼となり復讐をするという設定も好み。真相を追っていくあたりも面白いんだけど、二人の因縁や苦悩などもうちょっと深く描いてくれてたらもっと面白くなってたと思います。タイのシーンよりもこっちに時間を割いて欲しかったかな。

これはキャストで楽しむ作品なのかも。とにかくダークな玉木宏にハマれば面白く観られるというもので、お偉いさんを手にかけていくところなんかはテンションあがります。
ラストはモロ好みの展開で終わってオオッと思ったんですが、いろいろと謎は残りますがまぁいいか(笑)

それにしてもこういうお話を30年前に描いていた手塚先生はやっぱり凄いですね。原作が気になって買おうと思ってたんですけどなかった、、、ちっ。密林で買います。

エンドロールが横文字なのは海外も意識してのことでしょうか・・・。

*映画鑑賞★日記・・・より転載


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