ゆかりんご

沢田研二さん、ジュリーについてのブログです。GREEもどうぞ。
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レコードコレクターズ~ピーのインタビュー

2013-11-22 20:54:04 | ジュリー
レコードコレクターズ12月号の記事です。
聞き手は中村俊夫さん、10月17日に神保町で収録されたようです。

花の首飾りについて。
1968年3月25日リリース。オリコン7週連続首位だそうです

タイガースのなかで一番売れたというのは知ってますが、そんなにすごかったんだ。といっても、タイガースの他の曲がオリコンでどんな風だったのかわからないのですけどね。
わたしはこの話を知るまでは、シーサイドバウンドか、君だけに愛をの方が売れてたのかなぁと思ってました。
だって、なんかメルヘンチックで、タイガースのイメージとちがうような感じがしたから。

ピーが今回の本を書くきっかけ。
タイガースを代表する曲なのに、作者のことも知らないのはどういうことだ、と思って。自分たちは何者なんだ?という自分探しの旅。

菅原房子さんとは一度だけ当時のテレビ番組で会ったが、記憶にない
菅原さんは当時は北海道の八雲町にいらっしゃったけど、現在は名古屋市近郊在住。
卒業名簿に名前がなかったのは、定時制の4年生だったからだそうです。

今回も会うことはなく、電話のみ、
あれはなかにし礼さんの作品だからと、かたくなに拒まれた。
当時の菅原さんの作品は、詞というより物語のようで、原稿用紙8枚に及んでた。なかにし礼さんは、菅原さんがサッカーの10人分の仕事をして、自分が最後のシュートをしただけと、おっしゃってる。
作曲のすぎやまこういちさんは、菅原さんの書いた最初の一行でメロディが浮かんで5分で書き上げたと。

わたしが花の首飾りを知ったのはいつだろう。
思い出せないけど、たぶんわたし、最初の頃、トッポじゃなくて、ジュリーが歌ってると思ってた
全然、声違うのにね。
タイガースの歌は、みんなジュリーが歌ってるんだと思ってたから。

花の首飾りを書くうえで、菅原さんは、バレエの白鳥の湖が頭に浮かんだそうで、また当時、女の子たちが花で首飾りを作るのが流行っていたそうです。タイトルも「白鳥の物語」ではなくて、「花の首飾り」だったのがよかった。イメージが広がりますね。

なんともロマンティックなお話ですね。わたしは、そういうの不器用だし、作ったこともないですが、茎をよりあわせて作っていったりするのかな。
リースみたいな要領なんでしょうか。
八雲町ってのはわたしは行ったことないんですけど、もしかしたら、この前、函館~帯広に行く途中で通ったのかなぁ。
大沼公園に近いらしいので、通ってたのかも。

こんなにヒットしたのに、その原作者なのに。菅原さんがその後いっさい表舞台に現れない、それが非常に興味をそそられる。
ここ数年、明治時代の音楽のルーツを探る研究を続けていて、その延長線上に今回の研究もあった。原作のヒントとなった「白鳥の湖」から、ドイツの「奪われたベール」、さらに中国や、日本の羽衣伝説へと。
その他にもいろいろ新発見があって、楽しかった。

11月29日発売だそうです。
内容、ちょっと難しいのかな、と思いますが、どうなんでしょうね。
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