ゆかりんご

沢田研二さん、ジュリーについてのブログです。GREEもどうぞ。
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ミュージックマガジン 3月号

2012-02-23 11:37:48 | ジュリー
ミュージックマガジン3月号66ページに載っています。

ジュリーの「夜ヒット」DVDの記事です。書いていらっしゃるのは小野島大さんというかた。

明菜さんのベストテンDVDと2本の紹介なんですが、

「時代を先鋭的に象徴したジュリー」
という見出しです。


★とにかく面白い。楽しい。飽きない。だがどこか切なさを伴ってもいる。

★1975年ごろ、カラーテレビの世帯普及率が90%を越え、大がかりなセットや照明、スモークなどの特殊効果が出始め、ジュリーの衣装はド派手なものになり、演出もエスカレート。
ジュリーの楽曲とビジュアルが一体化していく。

★ジュリーは「勝手にしやがれ」から一気に加速。時代を味方につけ、勢いに乗り、存在感がどんどん大きくなった。
ジュリー独自の「ロック歌謡」的な個性が確立した。
この頃はもう30歳くらい、結婚もしていたのに、華やかで光り輝くアイドルだったのが偉大なところ。

★70年代後半からの快進撃は続き、華やかさと毒や危険さ、ダークネス、新曲を出すたびに物議を醸す邪道ぶりは、今のJポップにはない魅力。

★この時代の「夜ヒット」は、歌手にとって重要な舞台。
新曲が出れば真っ先に歌うのが恒例だった。
それだけに、歌手たちはかなりの緊張感を持って臨んでいる。
ジュリーは「ホワイトルーム」のカバーの歌い出しで音程が取れなかったり、「OH!ギャル」の2番以降の歌詞を忘れて立ち尽くしたり、段取りどおり衣装が脱げなかったり…。

★司会の2人のくだけた司会ぶりで、ジュリーの素顔が引き出されていた。


★88年頃になると、夜ヒットもベストテンも低視聴率にあえぐようになる。
「絵空事の箱庭世界」から、「リアルであること・身近であること」を求めるようになった。

★2つの番組が終わり、歌手たちの自己表現とプロモーションの場は「ライブとCMやドラマのタイアップ」に。
こうして「歌謡曲の時代」は幕を閉じる。

わたしはまだ「夜ヒット」DVDを1回も見ていません。
みなさんがよくおっしゃる「金キャミ」も「畳サムライ」もちらっと何かで見ただけで、しっかり見たことがないのだけど、とにかくいつもあの当時「夜ヒット」はジュリーの新曲をいち早く聞いて見るチャンスでした。


写真はこれだけ
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