浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

広報紙配り

2012-05-14 08:02:14 | 日記・エッセイ・コラム

現在、自分の活動を知っていただくために、ポスティングするだけですが自らの広報紙「緑風通信」を歩いて配っております。時間があるときに、3000部近く配るわけですから、1カ月近くかかります。

時間がかかる理由の一つには、配る途中にいろんな方と話をすることで、近況を話したり、地域の人の要望を聞いたりするからです。

そうした活動は、議員の役割の一つであると思っていますし、活字で知っていただくことでより議会や議員の活動を理解していただくためでもあります。できるだけ読みやすく、多くの声を取り入れる形で紙面構成をしています。少しでも多くの方に読んでいただけるように、改良の努力もしてきました。

選挙のためか、といわれる方もおられるかもしれませんが、議会で何が起こっているかを少しでも知っていただくための活動であると思っています。

年に2回ほどの活動ですが、歩くことによって町の変化も気付きます。時間がかかり決して効率的な活動ではないかもしれません。しかし、地域の議員として大切な活動だと思っています。

以上


自閉症施設の見学

2012-05-09 10:10:27 | 国際・政治

昨日、岐阜市近郊(山県市)にある知的障害者・自閉症施設『伊自良苑』の見学に行って参りました。数少ない自閉症施設の一つですが、なかなか自閉症という障害が理解されない状況において、存在感のある素晴らしい施設であることは間違いありません。それは施設そのものを言っているのではなく、マンパワーにおける活動、いわゆるソフトの面ですばらしいと言えるのではないかと思います。

自閉症という障害(知的障害の全般にも言えることですが)への理解はまだまだであり、行政側の対応も遅れているというのが実態です。障害者自立支援法から障害者総合福祉法へと法律も移行していく中で、どうしても制度そのものが画一的にならざるを得ず、現場の実態にそぐわない事態が派生するというのも常です。また現場ではいろいろな意見があるとはいえ、すべてを網羅する制度はもともと無理があります。そうして考えていくと、中央集権的な法令では限界があり、こうした分野での地方分権も進めていくということが必要になってくるのではないでしょうか。分権は分権で地方にしっかりした考え方が必要になりますが。

以上


シーナ・アイエンガー「選択の科学」を読んで

2012-05-09 09:13:25 | 本と雑誌

普段の私たちの生活で、特別「選択すると」いう行為を意識して行動しているわけではありませんが、改めて人間の心理的行動に気付かされる本となりました。自分自身の中でも、なかなか整理できない行動について、もう少し深く考えなければならないような気がします。

選択があっての信念か、信念あっての選択か、裏表の関係が必ずしも一致しないところに苦悩が生じると言うことになるのでしょう。特に政治の世界では。

以上