浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

岐阜市中期財政計画について

2022-03-27 07:38:12 | 日記
岐阜市の3月議会において示された「岐阜市中期財政計画」について議会質問しました。
前々から、財源を図り、公共施設等の老朽化に伴う歳出に対応する見通しが必要であるとの認識はあっても、なかなか具体化することがないという、中長期的な視点で質問してきたところです。
ここで、議会質問を引用し重要な点を述べてみたいと思います。具体的な課題は別として、趣旨を示せればと考えます。
「前からも、中長期的な財政見通しの中で行政経営マネジメントの必要性を訴えてきましたが、ようやく10年間の見通しといえども、こうした計画が財政規律という認識の下で作成されたことを大変うれしく思います。特に、中長期的な懸念となる公共施設等マネジメントにおける財政重要を、具体的な数値を伴って織り込まれていることに高く評価したいと思います。知る限りにおいて、他の市町でそうした見通しがなされていないと思います。こうした将来予測では、目先の収支にとらわれることなく、経済の持続と成長の目安となる「投資的経費をコントロールするガバナンス」も必要になってきます。・・・」
人口減少の中で、財源には限界があり、行政サービスの低下が心配されます。こうした議論が、今後地方議会において、具体的な課題として、中心的な議論になっていくのではないかと思っています。 以上

民主主義の弱点

2022-03-25 05:53:49 | 国際・政治
先般のウクライナ・ゼレンスキー大統領の日本演説を聞き改めて、民主主義と自由の弱点と国民の覚悟といいうものを考えさせられました。
内に秘めた怒りと悲しみの演説に、改めて日本人が依拠すべき覚悟、思想と信条というものがどこにあるのか考えさせられました。
それは歴史と文化を語るという点において、平時にはあまり語られない有事だからこその訴えがあったからです。
例えば、台湾への信仰があった場合、日本はどのような覚悟をもってあたるのか、アジアの平和と民主主義を死守する覚悟とはなんでしょう。
あまりにも平和に浸かった私たちにとって、有事の民主主義が持つ弱さを認識し、覚悟をもって、今回のこのロシア侵攻を見なければならないのでしょう。
たまたま、今、「頭山満伝」を読んでいるだけに、明治、大正、昭和の日本を振り返り、思うところです。 以上