詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

仮名遣いの件。

2022-04-16 09:52:57 | 千駄記

まだまだ肌寒いですね。↑これは、知人が発行する同人誌の校正原稿です。

レイアウトと割付、画像を適宜載っけたりする担当をしています。

発行日が決まっていますから作業に追われます。

 

4/16(土)曇晴

 

工場に来てみると出勤一名。二階で板金を叩いている音がします。

ハンマーのあと、サンダーの音。熔接作業と推測できます。

 

短歌業で編集をお手伝いしている文芸同人誌を

校正してもらったのですが、修正頁が半分以上。

私はいわゆる入力をしていないのですから、私に原稿を

メールする前にチェックしてくれれば済む内容です。

 

修正の主な箇所は入力の誤りと仮名遣いの誤りと

細字を太字にとか。それとついでに原稿を直すというものです。

原稿はいったん提出したら修正できないって教わりましたが

私は古い人間なのでしょう。

 

私はWord原稿をPDFに変換して割付する役割ですから

原稿に赤を入れられるとWord原稿まで遡らないとなりません。

ほぼやり直しなのです。作業を終えて発行人にメールしたところです。

 

短歌では、現代仮名遣いと歴史的仮名遣いの誤りが多いようです。

口語、文語の境目なんてあやふやな現代ですが、

歴史的仮名遣いで歌を表記するって方も未だにたくさんいらっしゃる。

うたは歌ですからどっちでもいいんです。好みでやればいいと思います。

が、知識がないのに歴史的仮名遣いって止めてほしいですよ。

厳密に言うと歴史的仮名遣いにもこれが正しいって正解も無いとか?

私がたまに見かけるのは「老い」を「老ひ」って書くパターンと

促音をいつもの習慣通りに「っ」って書いちゃうとか。

例えば現代仮名遣いでは「びっくり」をどういうわけか知りませんが

歴史的仮名遣いでは「びつくり」って表記するのね。

 

今日は午後から短歌教室。私の教室でも仮名表記は自由ですが

おひとりだけ歴史的仮名遣いの方がいらっしゃる。

今日の会場は杉並区の「角川庭園」。

送迎の方を降ろしてから駐車場を探さなくてはいけません。

そろそろ出かける準備をしましょう。

クルマの中を整理整頓しないといけませんわー。

 

 

 

おしまい。