詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

黒覆面のカモメ。

2022-04-25 12:25:14 | 鳥紀行

空いている道を走行中、左手にカモメの群れを発見。

ん?頭が黒いなぁと思いつつ通り過ぎましたが、

どうにも気になり、Uターンして畦道から撮影したもの。

4/24の日曜日の午前中です。

 

 

4/25(月)快晴

 

もう暑いですよ。

午後からは久しぶりにトラックで北関東方面へ出かけます。

 

道すがら、気になったカモメらしき鳥についてお話をします。

 

こちらは、埼玉県の街中の綺麗じゃない川の手摺にとまっていたというカモメ。

4月初旬に妹が撮影したもので、顔に灰色のホクロがあるからユリカモメです。

ユリカモメは東京都の「都鳥」で、日本では「冬鳥」に分類されます。

夏になると繁殖のためにユーラシア大陸北部やイギリス、

アイスランドなどに帰国するそうです。

 

よく見ると画像のようになっている。調べると夏羽と冬羽では

別種の鳥かと思うくらいの変わりようです。

つまり冒頭に掲げた黒い覆面を被った鳥はユリカモメの夏羽とわかります。

面白いことです。

 

 

ユリカモメの英名はBlack-headed Gullという。

黒い頭したカモメ・・なんですね。

西洋ではユリカモメと言えば「黒い頭したカモメ」と認識されている。

日本では「白い顔に灰色のホクロがある」と思っている。

国それぞれに常識があるんですね。

故郷へ帰るときには黒い覆面を被って飛び立つって、なんだか

ロマンを感じるではありませんか。

 

 

 

おしまい。