ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

9/16 岬巡り「Mo海峡」備忘録。

2023-09-16 20:10:00 | カヤック
一昨日の岬巡りの時
ドキドキガクガクした「Mo海峡」

今日は
「観察 観察」ととなえながら
Mo島に向かって漕いで行くと
島には
釣りの人が4人いました。

狭い海峡を見れば
一昨日ほどワシャワシャではありませんでした。

島を回り込んで漕ぐには
釣り糸を気にしながら
大回りしなくては
なりません。

ならば
海峡を漕ごう、と
頑張りました。

一昨日よりも
水位が高かったので
カヤックの底が岩を擦る心配もありませんでしたが、
やっぱりとても緊張して
無事に通った時は
ホッとしました。

一昨日は
その後、すぐに休憩をしましたが
今日は一気に
岬巡り終点のN浜まで漕ぎました。

Mo海峡から
N浜まで約2キロです。

N浜の上陸の際は
足がガクガクして
上手く立てないくらいでした。

休憩後、
再び
Mo島に向かって漕ぎ
海峡の目の前まで来た時、
水上バイクが7台、
Mo島の沖側を勢いよく
通り過ぎました。

私は
水上バイクのうねりが心配で
カヤックの向きを
うねりに対して直角になるように変えて待機し、
7台分のうねりを
受け止めました。

そのうねりが
狭いMo海峡にも影響があるかも
しれないと思い、
島を回り込むことにしました。
(水上バイクが通ったばかりなので
大丈夫だと思い)

釣りの人が
釣り竿を振りかぶろうとした時、
カヤックに気がついて
私が通るまで待ってくれました。



私にとっての難関「Mo海峡」
一昨日も今日も
無事に漕ぐことができて
よかったです。





セルフレスキューの練習のこと。

2023-09-16 16:27:00 | カヤック
セルフレスキューの練習は
一昨日は
水中マスクをして行いました。

身体を傾けて
横転をして
逆さまになったカヤックから
抜け出して
カヤックに再乗することを
5、6回練習しました。

けれど
実際は水中マスクをしないので
やっぱり
水中マスクなしの練習も必要と
思いました。

そして
今日の練習。

実はセルフレスキューの練習は
あまり得意ではないので
(水が苦手なので)
できたらやりたくない気持ちがあって、
でも
ひとりで海に出るからには
命を守るために
練習しなくては、と思い
頑張っています。

息を整えて
何度も息を整えて
横転しましたが、
思いっきり鼻から海水が入り、
パニックになって
パドルはそうそうに手放して
とにかく早く
カヤックから抜け出して
息をしたくて
スプレースカートを乱暴に外して
海面から顔を出しました。

海水は鼻から喉に入って
海面から顔を出しても
ゴホンゴホンして
すぐには次の行動に移せない。

息を整えて
リーシュコードで繋いであるパドルをたぐり寄せて
パドルフロートをつけて
リーシュコードを外す。




それから
パドルをカヤックの後ろに差し込み
パドルフロートの浮力を利用して
パドルに足をかけて
カヤックによじ上る→




体勢を整えて
カヤック内の海水をポンプで汲み出す→パドルからパドルフロートを外す→スプレースカートをカヤックに
装着する。

このセルフレスキューの動作は
ひとつひとつの動作をきちんと
練習して身につけておかないと
いざというときに
役に立たないことになる。

鼻から水が入ることは
必ずそうなるものなのか、
もしかして
息を整えたりしたから
海水が入ってしまったのかな、
なんて思い
2回目は
息を整えたりしないで
やってみましたが、
やっぱり
同じでした。

同じように
パニックになって焦りました。
海面から顔が出れば
とにかくは一安心なのですが、、、。

本当はもっといろいろな練習を丁寧にしなくては、と思いつつ.....

今日は岬をきちんと往復して
10キロは漕いだので
次の機会にすることにしました。
(自分に甘い)
進歩がないと思いたくないけれど
とても
遅いです。
でも頑張ろうと思います。


見出しの写真は
一昨日の練習の時、
足を海中でバタバタしていた時に
ふと
その動きをやめたら
足が海底についたので
な〜んだ〜足がつくの?!ということで
そのままカヤックを引っ張って
上陸した時の図です。



岬の石切り場のこと。

2023-09-15 19:47:00 | カヤック
岬にある石切り場に
お地蔵さまらしきものがあることを
発見しました。

下の写真の
黄色いマルのところです。




どうやって
あの場所に行ったのでしょうか。

そして
そもそもどうやって
こんなに巨大な岩を切ったのでしょうか。

いつの時代なのか、
何のために、
だれが
どうやって石切りをして
どんなやり方で
どこへ
運んだのでしょうか。

とても
不思議です。




昨日の海 岬のこと。

2023-09-15 12:34:00 | カヤック
見出しの写真は
岬の北側の風景です。
私が勝手につけた「第1楽章」です。

このおだやかな風貌から
この岬の先端部分を想像することが私にはいつも難しい。
第1楽章を岬に沿って漕げば
最後は岩肌が出て北端となります。



上の写真は岬の北端です。
ここをまわり込むとガラリと風景が変わります。
第2楽章です。
いつも
この風景(下の写真)に感動します。

真ん中あたりがMa島。
熟練の職人さんがよく練られた粘土をヒョイと捻り出したような島です。



下の写真は
左がそのMa島。
この細い通路を通ると
急に視界が開けて広い海に出た
気持ちになります。
けれど
一瞬不安になります。
どこか別なところに来たような
感じがする。
海は繋がっているのに。




細い通路を出て
次が要注意の「第3楽章」
左手にMa島を見ながら
第1楽章の岬の風貌と
かなり違い、断崖です。
過酷な海に耐えた風貌。
その風景は
私のカメラでは
捉えきれない。

そして
第3楽章はちょっと長い。
長く感じる。

隠れ岩も多いので
海面をよくよく見ながら漕ぐ。
いつも
ここを漕ぐときは
気持ちに余裕がない。
なるべく早く漕ぎ切りたいと思ってしまう。
そして
干潮満潮によって
岩が隠れたり出てきたりするので
なかなか
岩の場所も覚えられない。
そして
ここは北風も南風も西風も
受け止める場所。

東風も強ければ
岬から降りてくると
いつか
Fさんから聞きました。

そして第3楽章のおしまいに
Mo島があります。
私が勝手に命名した「Mo海峡」があります。

幅が2メートルくらいで
長さも短く、
岩が隠れていて浅い。
アッという間に漕ぎきることができる小さな海峡です。
ですが、
ここが怖い。

昨日は
第1楽章から第3楽章まで
おだやかな曲想でしたが
この海峡付近だけが
ワシャワシャでリズムが全く違いました。

なのに
この海峡を漕いだのです。
今思い出してもどうして
そういう選択をしたのか、自分でも
説明できません。
とても怖かった場面でした。

波の高さはないけれど
隠れ岩で乱れた波が狭い海峡に押し寄せて来ていたのに。
わざわざ
「海峡」と名付けて
要注意の場所だとわかったいるのに、
よく見ないで漕ぐ選択をしてしまいました。

とにかく力強く漕ぐことが必要で
波に負けてはならない。

ドキドキしながら
力いっぱい漕ぎ、
漕ぎ終わっても
足も腰も力が抜けて
しばらく心臓のドキドキが
続きました。

もしも横転したら
狭いし浅いので
頭を打ったと思います。

一瞬で判断する必要はない場所で
よく観察すればよかったです。
この「海峡」が危険ならば
Mo島を回ればよいのです。


下の写真は
帰りに撮ったもので
左がMo島で、
右の島との間が「海峡」です。



海峡から一番近い浜で
仕切り直しのために
休憩しました。



☆反省
 海は怖いけれど自分の判断が
 怖い、
 よく観察すること。
  
         つづく