ひとりよがり。

日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。

岬の石切り場のこと。

2023-09-15 19:47:00 | カヤック
岬にある石切り場に
お地蔵さまらしきものがあることを
発見しました。

下の写真の
黄色いマルのところです。




どうやって
あの場所に行ったのでしょうか。

そして
そもそもどうやって
こんなに巨大な岩を切ったのでしょうか。

いつの時代なのか、
何のために、
だれが
どうやって石切りをして
どんなやり方で
どこへ
運んだのでしょうか。

とても
不思議です。




昨日の海 岬のこと。

2023-09-15 12:34:00 | カヤック
見出しの写真は
岬の北側の風景です。
私が勝手につけた「第1楽章」です。

このおだやかな風貌から
この岬の先端部分を想像することが私にはいつも難しい。
第1楽章を岬に沿って漕げば
最後は岩肌が出て北端となります。



上の写真は岬の北端です。
ここをまわり込むとガラリと風景が変わります。
第2楽章です。
いつも
この風景(下の写真)に感動します。

真ん中あたりがMa島。
熟練の職人さんがよく練られた粘土をヒョイと捻り出したような島です。



下の写真は
左がそのMa島。
この細い通路を通ると
急に視界が開けて広い海に出た
気持ちになります。
けれど
一瞬不安になります。
どこか別なところに来たような
感じがする。
海は繋がっているのに。




細い通路を出て
次が要注意の「第3楽章」
左手にMa島を見ながら
第1楽章の岬の風貌と
かなり違い、断崖です。
過酷な海に耐えた風貌。
その風景は
私のカメラでは
捉えきれない。

そして
第3楽章はちょっと長い。
長く感じる。

隠れ岩も多いので
海面をよくよく見ながら漕ぐ。
いつも
ここを漕ぐときは
気持ちに余裕がない。
なるべく早く漕ぎ切りたいと思ってしまう。
そして
干潮満潮によって
岩が隠れたり出てきたりするので
なかなか
岩の場所も覚えられない。
そして
ここは北風も南風も西風も
受け止める場所。

東風も強ければ
岬から降りてくると
いつか
Fさんから聞きました。

そして第3楽章のおしまいに
Mo島があります。
私が勝手に命名した「Mo海峡」があります。

幅が2メートルくらいで
長さも短く、
岩が隠れていて浅い。
アッという間に漕ぎきることができる小さな海峡です。
ですが、
ここが怖い。

昨日は
第1楽章から第3楽章まで
おだやかな曲想でしたが
この海峡付近だけが
ワシャワシャでリズムが全く違いました。

なのに
この海峡を漕いだのです。
今思い出してもどうして
そういう選択をしたのか、自分でも
説明できません。
とても怖かった場面でした。

波の高さはないけれど
隠れ岩で乱れた波が狭い海峡に押し寄せて来ていたのに。
わざわざ
「海峡」と名付けて
要注意の場所だとわかったいるのに、
よく見ないで漕ぐ選択をしてしまいました。

とにかく力強く漕ぐことが必要で
波に負けてはならない。

ドキドキしながら
力いっぱい漕ぎ、
漕ぎ終わっても
足も腰も力が抜けて
しばらく心臓のドキドキが
続きました。

もしも横転したら
狭いし浅いので
頭を打ったと思います。

一瞬で判断する必要はない場所で
よく観察すればよかったです。
この「海峡」が危険ならば
Mo島を回ればよいのです。


下の写真は
帰りに撮ったもので
左がMo島で、
右の島との間が「海峡」です。



海峡から一番近い浜で
仕切り直しのために
休憩しました。



☆反省
 海は怖いけれど自分の判断が
 怖い、
 よく観察すること。
  
         つづく