天気図のことは
いつも気になっているのに
全く進んでいません。
まず
自分の中になかなか定着しないのが
緯度と経度です。
自分の家の緯度経度を
調べていても定着しないのです。
たとえば
海上保安庁の海の安全情報のメールで
北緯何度、東経何度に漂流物があるとか、
自衛隊が訓練するとか
お知らせが来ても
その場所がどのあたりかも
ピンと来ないのです。
それで
今日は
せめて日本付近の北緯と東経は
きちんとわかるように
机の前の壁に貼りました。
小さな小さな一歩です。
数字にとても弱いという自覚はある。
20代の時から
自分の正確な年齢がわからなかった。
生まれた年はわかるのに。
おおよその歳はわかる。
けれど正確な歳はすぐには
わからない。
どういう計算をしたのか、
見出し画像のインド綿のワンピースを
着はじめたのは、
50年前ではなくて
40年前。
その間違いに
夜中に山崎ハコを聴いていて
気がついた。
40年も50年もたいして
違いはないかもしれない、
でも
大きな違いがあるのかもしれない。
悪い思い出があるかのように
このワンピースを捨てて、と言った
母。
この先の10年、
どんなふうな10年だろうか。
10年はひと昔って
どういう意味なんだろう。
私の場合、
40年はひと昔、のような気がする。
先日、
実家へ行った時、
私は
ずいぶん長い年月(50年)着ている
お気に入りのインド綿のワンピースを着て行きました。
それを見た母は
「もうそのワンピースは捨てて。
そんなの着ていたら通報されるから」
と言いました。
通報？
どういうことで
通報されるのか、、、
追求しなかったのですが、、
50年も着ていれば
色もあせてはいますが、
汚れているわけでもなく
破れているわけでもありません。
若い頃の服から
卒業という意味で
サヨナラしてもいいのかな、とも思いますが、、
とてもきれいな模様です。
実家にて。
母が夢中になっている韓国ドラマのDVDを一緒に観ました。
母は
韓国ドラマや映画や音楽が紹介されている雑誌を見て
面白そうなものを注文しているようです。
今回のドラマは
観出すと止まらない、とのことで
たしかに、続きを観たくなる。
「シンデレラの涙」
韓国語を少し勉強した母は
「叔父」は韓国語でなんと言うかとか、
敬語の時はなんとかをつけるとか、
家庭の風習とか、
いろいろ詳しいのです。
韓国ドラマを数多く
原語で観ているので、
聞き取れる単語も多いようです。
久しぶりにドラマを観て
人間って
いろいろ複雑な事情や事件が起こる
けれど
気持ちって
意外とシンプルなのかな、、
なんて思いました。
父方の祖母の手は
寒い季節になると
両手ともしもやけになって
白い包帯で
グルグル巻きになっていました。
しもやけはしもやけでも
赤くパンパンに張れるようなしもやけではなくて
細くて
皮一枚といった指と手の甲は
紫に染まり
ただれていました。
私はそんな祖母の手がとても
好きでした。
(痛々しいのですが、、)
見出しの画像は
病院にお見舞いに行った時
こっそり描いた祖母の手です。