昨日、水曜日に抜糸に行ってきました。
一度、傷口が開いちゃって、結膜炎にもなっちゃって
ちょっと心配したけど、きれいに引っ付いていました。
うん。きれいだ。
心配してた犬相も変わらないで
相変わらずの男前くうちゃんです。
ちょっぴり、心配していた病理の結果も出ていました。
タイトル通り、「非腫瘍性良性の増殖性病変である乳頭腫が
認められました。悪性所見はありません。」ということで
ばんばんざいです。
この乳頭腫って、いぼのことよねぇ。
何度か身体に見つけたぽっちりもこの乳頭腫だろうということだったので
くうちゃんはできやすい体質ということらしいわ。
これからもできるんだろうけど、まぶたはもういやだわ。
先生は見つけたらとりあえず見せに来るようにって。
もう、できませんように。
２週間のパラボナくうちゃんは終了。
元気なくうに戻りました。って、もともと元気なんだけどさ。
心配してた（かなり）難病疑惑も晴れて、ほんまによかったです。
心配してくださったみなさま、応援してくださったみなさま、
ほんまにありがとうございました。
健康はほんまに宝もんですね。
で。
で。
で！！
その前々日のこと。
夜の９時すぎのこと。
じいちゃんが、リビングのサッシの雨戸を閉めようとしたら。。
みうさんが飛び出した。
じいちゃん。サッシをあけるときは「猫確認」でしょうに～
１時間か２時間もしたら満足して帰ってくるわよね。
外に出て「みぃちゃあ～ん」と、呼んでもわざと逃げちゃう
あまのじゃくこのみうだから、しばらくは仕方ないなぁ。
呼んだら首の鈴がちりちりと鳴るから、まあ、遠くには行ってないよね。
サッシを開けたまま、じ～っと待つ（テレビを観ながら）
１時間が過ぎ２時間が過ぎた。。遅いなぁ。
先にお風呂入っちゃうぞ。
お風呂から出てきても帰ってこない。
外に向かって呼んでも鈴の音が聞こえない。
遊びが過ぎて、思わず遠くに行っちゃったかな。
野良猫を追いかけちゃったかな。
もう～みうさんはほんまに手のかかるやつだわ。
夜中の１２時。夜回り開始。
拍子木の代わりにゆうままの「みぃちゃ～ん。みぃ～。みぃ～」
みうはこの街で生まれていないから
遠くには行かない。
声の届く範囲しか動かないのに。
鈴の音が聞こえない。
範囲を広げて、公園まで、バス通りまで。
茂みに向かって「みうちゃ～ん」
おかあさん、かなり怪しい人になってるぞ。早く出て来い。
鈴の音が聞こえてこない。
どこまで行ったんだ。隠れているの？
みうさんが帰ってこない。どうしよう。
みうさんがいない。鈴の音が聞こえない。
どうしたらいいんだろう。
もう、みうのばか。
おかあさんはもう寝るからね。明日も仕事だし。
でも、雨戸を閉められない。
リビングのサッシを開けたままにしておいて寝るのは無用心だよね。
帰ってきたら、「みぃみぃ」とないて知らせるはず。
今夜はサッシのところで横になろう。
くうとふうも付き合ってね。みうが帰ってきたら教えてね。
ソファで浅い眠りにつく。
鈴の音が聞こえないよ。。
早朝。やっぱり、帰ってきていない。。
街を捜索。今度はぱるると一緒にね。ぱるるも心配でうろうろしてたよ。
ぱるるが「ひゃひゃひゃひゃあ～」と鳴く。
この声を聞いて、隠れてるみうさんが出てこないかなぁ。
ぱるる、もっと大きな声で呼んでよ。
「ひゃひゃひゃあ～」
みうは出てこない。
今日はどうしても仕事は休めない。
後ろ髪をばりばりに引かれて職場に行く。
ココロココニアラズ
お昼休みを休まないでどうしてもしなきゃいけない仕事を終えて
「みうを探しに行くから」と、早退。
理解のある職場に感謝だよ。
今度は猫探知犬のくうと一緒に捜索。
「ねこをさがせ」
くうはくんくんと猫の匂いを追う。
確かにそこを通ってることはわかるんだけど
よそんちのお庭には勝手に入られないよ。
ぐるっと回って、反対側に出て「みうちゃんはどこ？」
あるお家のガレージのところでくんくんくん。
「みうちゃ～ん」「わんわんわん」
あれ。ここのお家にはダックスがいるよ。
くうちゃん、ダックスに吠えてるん？それは違うんよ。
猫を探すんだよ。
あまりにうるさいから犬を置いて再び捜索。
歩いて歩いて車の下を覗いて、人に出会ったら
「猫を見かけませんでした？」
あまりに大きな声で呼ぶもんだからお家の中から出てきてくれて
お庭を探してくださる人もいたよ。
小学生の女の子ふたりとお母さんも一緒に探してくれた。
初めて会った人たちなのに。
ゆうままはお仕事してるから近所の人をあまり知らない。
なのに出会った人はみんなやさしかった。
真っ暗になってもみうは見つからない。
事故にあったか、帰りたくても帰れない状態なのか、
思わず遠くに行き過ぎちゃって帰れなくなったのか。
考えたくないことばかり頭をよぎる。
みうが自分の意思で家出したのならいいのに。
あっ。でも、みうはほんとの野良生活したことないから
食べるものや飲むものの捕り方を知らないんだ。。
私はもう、ほとんどパニックを起こしていた。
くうもふうもどうしたらいいかわからなくて
私の顔を舐めたり飛びついたりして正気に戻そうとしてくれてた。
猫はそんな様子が怖いのか２階から降りてこなくなった。
もう、どうしたらいいか、わからない。
このままみうが帰ってこなかったらどうしよう。
怖い目にあってたらどうしよう。
怪我して動けなかったらどうしよう。
ぜったい、みうは遠くには行っていない。
猫探しサイトを検索して、これからどうしたらいいか
そう。冷静にならなくては。
猫探しサイトを参考にして
軒下に匂いのきつい猫缶を置いておく。
お水も置いておく。
帰り道がわからなくなっていたら匂いで導くように
猫砂を家まで細く撒いておく。
玄関の外にごはんも撒いておく。
ポスターを作る。
みうは遠くには行っていない。
どこかのお家の軒下とか、お庭のどこかにいるはず。
１軒、１軒をたずねてポスターを見せて
許されればお庭やお家の周りを探させてもらおう。
ご飯はちゃんと食べよう。ここで倒れたらみうを探せないからね。
大丈夫。冷静が戻ってきた。
今夜もリビングにいよう。くうもふうも一緒だよ。
鈴の音が聞こえたら、すぐに起きられるように。
パニックを起こした猫は深夜から早朝に行動し始めるって
書いてたから、明け方に外に出よう。探そう。
ちょっとうとうとしちゃったら外が明るくなってきた。
サッシを開けて、昨夜置いたご飯を見る。減ってない。
戻ってきてないんだ。。
みうちゃん。。おなかすいただろうな。
と、ふと目を上げたら
みうがいた。
幻が見えちゃったのかな。と、思った。
いや、違うよ。本物だよ。
なんだよ、みうちゃん。帰ってきたなら鳴いたらいいのに。
ほら。おかえり。入っておいで。
みうちゃん。みうちゃん。みぃちゃん。
よかったね。おかえり。怪我はない？
鈴の音がしないね。首輪は？
あれ。みうちゃん、なんか変だね。
みうちゃん、首輪がたすきがけになってるよ。
ああ。。
首輪がどこかに引っかかっちゃったんだ。
力が加わると外れるはずの首輪なのに外れなかったんだ。
１日かけてがんばって伸ばしたんだね。
1.5倍に伸びた首輪。
ここまで、伸ばして動けるようになったんだね。
ごめんね。みぃちゃん。こんな首輪つけちゃって。
肝心なときに役に立たないなんてね。
外れない首輪なんてつけちゃってごめんね。
帰ってきたばかりのときは落ち着かないでずっとうろうろしてた。
身体も足もそんなに汚れていないのでやっぱり、
遠くには行っていない。歩き回ってはいない。
やっぱり、くうが吠えたあの辺のお家のどこかにいたんだろうね。
くうちゃん、信用しなくてごめんよ。
あんたは立派な猫探知犬だよ。
大変な冒険のあとなのになぜか余裕があるように見えるみうさん。
ちょっと怖いけど、実は甘えてるみうさん。
一日半、飲まず食わずだったので
たくさん飲んでたくさん食べてたくさん出した。。
みぃちゃん。おかえり。もう、お外は懲りた？
。。。絶対に懲りてないよね。また、飛び出すよね。
だから、あのポスターは保管しとくよ。
そして、また街中に響き渡る声で呼ぶよ。
「みぃちゃ～ん」
そしたらまた、隣のお兄ちゃんが言うんだよ。
「また逃げましたか」
右となりのおばちゃんが言うんだよ。
「みいちゃんは帰ってきましたか」
今度はちゃんと外れる首輪にするからね。
今回は鈴がちょうど脇のところに来てたから
少しくらい動いてもならなかったんだよね。
鈴はカウベルくらいにしておこうかね。
そして、迷子札。これはつけておこうね。
あんたには必要だと思うよ。みぃちゃん。
と、いうゆうままのなが～い日々でした。
長いブログになってしまいました。すみません。
くうの抜糸もすんで、これでほんとにばんばんざいです。
全面的にばんざ～い。
怒涛の春はもう終わりだよ。
