かいちゃん、いきました

考えてみたら

見送ったねこはかいちゃんがはじめてだ。

何匹もそらに返したけど
命の終わりを見届けたのは
かいちゃんだけだ。

ゆうくんでさえ、駆けつけたときは
すでに心停止で蘇生中だった。

かみさまが私にはまだ無理だと判断されてた
んだと思う。

余命一ヶ月のみうさんもわたしにかえしてくれたし。


かみさまはそろそろ私にも見送る資格を与えてもよいだろうと考えてくださったのだろう。

取り乱すこともなく
粛粛とその時を迎えることができるのでは
ないかとかんがえてくださった。

職場の上り口で寒くないように
ドアを目貼りして風を防いでカイロをおいて
トイレも設置して、かいちゃんをはじめて
屋内に入れた。


朝、かいちゃんはベットの中にいた。
トイレは、間に合わず、ベットは濡れていた。
もう、長くないなと思った。

日曜日の出勤は人数も少なく、痙攣を起こすかいちゃんを残して仕事に入るのは辛かった。

社長が休みのスタッフを呼んでくれた。
かいの世話をできるように配慮してくれた。

もう、長くないかいちゃんを上り口の暗いところに置くのはせつなかった。

ぐったりしたかいちゃんを中の猫がいる陽の当たる部屋につれていった。
お日さんの光をかいちゃんにあてたかった。


かいちゃん
お日様だよ。あったかいね。
窓から空が見えるね。あの空に帰るんだよ。

窓を開けよう。
風に吹かれよう。
かいちゃんが過ごした街だよ。

鼻をくんくんさせるかいちゃん。

そうだよ。ここはかいちゃんの居場所だよ。
もう、大丈夫だよ。

それからしばらくかいちゃんはすやすやと眠った。

ずっと詰まってた鼻づまりもしないで
すーすーと寝息を立てて眠った。
かみさま、このまま連れて行ってください。


かいちゃんは私のために戻ってきてくれたと思う。

ありがとうね。

社長とふたりで、かみさまが迎えに来たかいちゃんを励ましながら見送った。

もう、大丈夫だよ。
よく、頑張りました。

花丸がもらえるよ。


何年も応援してくれたお友達。ありがとうございます。


かいちゃんを見送ったこの日は職場の忘年会。
みんなでお世話してたから
ショックも大きい。
でも、もう辛くなくなったことをみんなはわかってるから穏やかに送れる。

みんなが揃う場所にかいちゃんはついてきた。
匂いがする。
服についてるのかなとくんくんしても匂わない。
お家に帰って三匹の歓迎を受けたら
かいちゃんの匂いはしなくなった。
うるさい犬をみて、こりゃたまらんと
お家に帰ったんだろうな。

帰ってきた！

呼んだら帰ってくる。

ごめんよ。

でもさ。今朝、出勤して
くまもんハウスをのぞいた時、嬉しかったよ。

どこかでひっくり返っていたのかな。
草の実つけて、ボロボロだよ。

片眼は閉じたまま。
目ヤニでひっついたのかな。
お鼻はあおっぱなが固まって真っ黒になって
つまっちゃって。

目が合ったとき、かいちゃんは
いつもなかないかいちゃんがみゃあ、って言ってくれたよね。





室内と言っても、上り口のところに
しばらくいてもらおう。
顔をきれいきれいしたら息がしやすくなったよね。
ご飯は食べなきゃいけないよ。
もう、何日食べてないだろう。

簡易に作ったトイレでしっこしてね。
かいちゃんがいつもトイレにしてる花壇の土を
混ぜてるからね。

帰ってきてくれてありがとう。
空に帰るまでゆっくりしていってね。

かいちゃん、帰ってこいよ

お久しぶりのブログになってしまったよ。


ただ、毎日が忙しい。
仕事も遊びもお付き合いも。


体調崩して寝込んだり。

でも、遊ぶの。働くの。動くの。


かいちゃんがいない。
帰ってこない。

それだけで、私はヘロヘロ。
考え過ぎだよ。
また、ヒョローっと帰ってくるよ。
と、思いたい。

もうダメだと何回も覚悟を決めたこともあったけど。
その度、かいちゃんは復活したよね。

冬に入る前にも調子を崩して心配したけど
なーんだと思うくらい元気になった。

でも、だんだん痩せてきた。

この冬、大丈夫かな。

三日前から食べなくなった。
手でごはんをあげても顔をそむける。

かいちゃん～
寒いのにどこに行ったんだよ。
ここより、いい場所見つかったかい？

そこはあったかいか？
身体はラクか？


野良はいつもいなくなる。
当たり前のことだ。
その当たり前を理解できないわたしは
いつもいつも、呼んでしまう。

リンパ腫よ、さようなら～

抗ガン剤を止めてから２ヶ月。

みうさんは鼻水は垂らすけど
とても元気で、よく食べてよく遊んでます。

まあ、これだけ元気なんだから
大丈夫なんだけど

みうさんの相手は完治はないと言われる
悪性リンパ腫だから
念のための検査に三重の病院に行ってきました。

タイトル通り、みうさんの身体の中から
ガンは居なくなってて
完全寛解状態です。と、言っていただけました。

放射線治療から1年目になる来年、六月に
もう一度、CT検査をして異常なかったら
人でいう五年生存率にあたる一年を過ぎることになるので、再発の可能性がどんと低くなるそうです。

やったね。みうさん。

今年の1月の末からの戦いがようやく終わったかなって感じです。

うん。終わった、終わった！

みうさんがCT検査を受けてる間に
まだ、診断結果ももらってないのに

三輪神社さんにお礼の生卵を供えてきました。
さすが、日本最古の神社。神様。
ゆうくんの時は神様なんていないと思ってたけど
三輪の大神さまは願いを叶えてくださりました。

ありがとうございました！




行きはブルブル震えてたみうさんなのに
帰りはキャリーから出て、車からの景色を見る
余裕のみうさん。


先生の診断、まだやろ～って神様はゆわなかった、と思う。

な、ちゃんと、治したったやろ、ってゆわはったと思う。


よかったね、みうさん。




みうは犬たちとフレンドリーに接するのに
くうはちょっと緊張気味。


応援してくださったお友達、ありがとうございました。
病院に連れて行ってくれたお隣さん、さっちゃんのおばちゃん、ほんまにありがとう～

終了～

何が終了？

実はみうさんの抗がん剤治療。

終了というか、中止。

あと二回だったんだけどね。

いつもの日曜日に行けないからその前後でいきますからと連絡は早めに入れたんだけどね。
いざ、前の日に今から行きますのでよろしくお願いします。と、電話入れたら
抗がん剤の用意が出来てないから無理って。
無理ってなんだよね。

まあさ、前からやな院長だなと思ってたから

もう、いいやと思いました。

受け付けの人も院長の顔色伺いながらってのが、ありありだし。

腫瘍認定医って立派なんだけど
病気と検査の数字しか診てないという印象でした。
みうには合計三分も触診してないし。
五月からね。

今の治療も、して欲しいというからしてるだけで
治るなんてこの先、生きていたら治療が効果があったということですって言われたし。

一週間に一度ってのは、教科書通りで
意味があるかないかは結局はわからないと言われたし。

当のみうさんは、副作用がないこともなく、見た目は元気だけど、顔つきも変わり、被毛はひょろひょろになって、みうさんも限界かもしれない。

そういうみうさんの様子は一切、みてくれないのが、今の院長なんだよなぁ。

数字しかみない。


この先、みうはどうなるのかな。
でもね。
あの苦しい時期は放射線で乗り越えた。
食べて動けるようになった。
あとはみうに任せよう。
もちろん、病院には行くよ。
ちゃんと見てくれる先生を探そう。

もう。神戸ピア動物病院はやめた❗️
猫を一人でさわれないって、笑っちゃうよ。

ちゃんと足を持ってて下さい、だもんね（笑）


でも。南動物病院を紹介してくれたことは感謝してます。
それも。紹介してやる！感、たっぷりで（笑）

抗がん剤三回目～

今週も高い高い血液検査ののち
異常はなかったので
無事に抗がん剤チックんのみうさんでした。

お薬も四分の一になりました。

この日は先輩先生ひとりの診察で
若葉のおねえちゃんはいませんでした。
（初心者マークが頭についてるような若い女の先生という意味)
だからすっご～く時間がかかって、みうさんをよろしくお願いします。ってあずけるだけで、二時間もかかりました。

身体の中も目に見える副作用もなく順調です。
ありがたい～
先生が、くしゃみや吐いたり下痢が出たらすぐに連絡するか連れて来てくださいって言ってくれました。
すぐに、連れて行くのは無理なんですよ。先生。
でも、先生からしてみたらそう言うしかないよね。

で、ゆうべ、みうさんが薬を飲ませたあとびっくりするくらいおっきなくしゃみをしたんですよ。
一回で治まったから連絡することもないかなぁと、思ってたら
たたんで置いてたバスタオルに血の混じった鼻水がだらーん。畳にも。
ああ、これは！
と、思ったけど三重の病院のCTに頭のへんにまだ鼻水が溜まってるのを教えてもらってたから、きっとこれだろうなと素人判断。
だって、ふだんは全く鼻水垂らしてないんだもん。
溜まってた鼻水がくしゃみと共に出て来たんだろうなぁ。
みうさん、スッキリしたかな。
来月か再来月に三重の病院でCT撮る予定だからその時にわかるかな。

ゆうべは目薬をさしたあと、いつものように私の腕から飛び出るんだけど、その着地点にふうちゃんがいて（笑）
みうさんはよけることなく、ふうちゃんを踏んで飛んで逃げました。
当然、ふうはがるると怒りましたが、みうは平気。
てなことが、二回続きまして、ふうちゃんは二回踏まれました。
災難やったねぇ。


日曜日は職場のいつもの食事会。




たらふく食べるとはこのこと。
中華のコースは食べる配分が難しい。
でも、あんまん以外は食べきりました。

実は、その前に



こんなランチを食べてました。

コレステロール値が気になるお年頃でございます。

抗がん剤二回目

毎日曜日、二ヶ月間続く抗がん剤。

二回目も高い高い血液検査ののち、異常なしでちっくん。
今回も表に出る副作用はないみたい。

よかったね。みうちゃん。

食べても食べてもあれから太らないのは
体質の変化？

余計なコトは考えな～い。



みうさん、こっち向いて～



みうさんのひらき。


二回目の先生は若葉の先輩。
1番最初に診てもらって、CTをすすめてくれた先生。
副作用のこともステロイドのことも目がしばしばすることも抗生剤目薬を使うことも、ため息つかず丁寧に説明してくれました。
今日は悪態つきませーん（笑）

ステロイドは抗がん剤の副作用止めの意味もあるんだって。
抗がん剤治療の一部ですから！と言った先週の先生、もっと勉強したら？
あ、悪態ついてる（笑）

ジェネリックのブレドニゾロンが処方されてるんだけど、前の病院でもらってた先発品のプレドニンの方がだんぜんつぶが小さいの。
薬が苦手のみうさんに先発品を飲ませてもいい？って、二回聞いたけど二回ともだめって。
先発品がダメでジェネリックがいいなんて聞いたことないわぁ。
でも、ここの病院はこのジェネリック品がステロイドの中で一番効くから使ってるんだって。
万人に同じように万イヌに同じように効く薬なんてあるのかしらね。
あ、やっぱり悪態ついてる、わたし（笑）

でも、先生は血液検査の結果が良いのででっかいジェネリックの薬を半分でいいですよと言ってくださいました。

とりあえず、よかったね、みうさん。

みうばかりに目が行くのは仕方ないけど
急に猫の多飲多尿が始まってびっくり。

だれ？だれのしっこ？
なに？腎不全？
それにしてもこのおしっこの量は異常だわ！

だれ？

みうさんは検査異常なしだから
ぱるる？ちるる？どっち？

と、慌てて、おしっこを持って、誰のかはわからない、みんなの合わさってるかもしれないシステムトイレのトレイに溜まったおしっこをコーヒーの空き瓶に入れて診てもらいました。

近くの病院ね。

空き瓶に入ったおしっこを見た先生は量の多さに犬のおしっこかと思ったそう（笑）

結果は異常なし。
念のため血液検査もしたけど異常なし。
ホッと胸を撫で下ろす。

じゃあ、何故？

まあ、私の無知からくる失敗かな。
みうさんの尿路結石のことを考えて下部尿路疾患用のカントリーロードをカリカリに混ぜたのよね。
これの塩分が半端なかったらしい。
普段は味のうっす～いご飯ばかりだから
塩辛くてお水がぶがぶ飲んでおしっこジャージャーだったのね。
下部尿路疾患用っておしっこ出すために塩分高いのを知らなかった私が悪い。
先週、若葉マーク医師にロイヤルカナンPHコントロールが塩分高いのじゃございません？って、言ったばかりなのにさ。

反対に腎臓悪くなくて小さい尿路結石ならこれだけおしっこ出たら流れるだろうなと思いました。
だけど、続けてはあげられないよね。

ご飯を変えたら猫のおしっこ祭りも終息しました。やれやれ。



ついつい、りうとくらべて老犬度が高いと思ってしまうくうちゃん。
いやいやまだまだ。
でも、次は犬たちのワクチンだわ。

ワクチン代を稼ぐべく、いってきまーす。

一回目の抗がん剤

二ヶ月間、日曜日毎に抗がん剤を受けて
その後、二週間、と間があいて、半年続くそうです。

毎回、高い高い血液検査を受けて
副作用や血液、臓器への影響をみて
数字を見て、チックン注射の抗がん剤を打つそうです。
みうさんをみるというより
みうさんの血を診るって感じよ。

あら、また、なんか変な感じ？（笑）

だってさ。
第一回めというのに腫瘍認定医はいないし、
まあ、日曜日しかこれないから仕方ないんだけど。

半日、預けて夕方にお迎えにいきます。
第一回めは朝はパパにお願いして
だって、私は仕事だったから
夕方のお迎えに行きました。

その時、お話ししてくれたのは
頭に若葉マークついてる？って感じ。
だって、初めての抗がん剤治療だから
副作用気になるでしょ。
すぐにこれる距離じゃないし。
どんなことが起こったらいけないのか聞きたいじゃない？
どんなことが起こるかはわからないと言われたし、例えばの話しが犬の話しだったわ。
みうさん、猫だし。
癌が侵入していた左眼をしばしばさせるからみてくださいといってたら
抗生剤の目薬が出たから
結膜も赤くないし、目やにも出てないのにどうしてですか？なぜ、しばしばするんですかって聞いたら
男の先生(先輩)が出してましたから使って下さいって。
説明になってへんし。

CTの写真をみてくれたらお分かりと思いますが、みうさん尿路結石があるんですよ。ヒルズのc/dをまずは混ぜてあげてるんですけど。ドクターケアのキドニーケアも混ぜてるんですけどそれでいいですか？
って、聞いたら
ロイヤルカナンのphコントロールもありますよって先生が。

腎臓肝臓に影響があるかもしれない抗がん剤治療してて塩分の高いphコントロールでいいんですか？
って、聞いたら
あ、やめといた方がいいですって。

ステロイドの内服が処方されてて
院長にそんな話しを聞いてなかったから
ステロイド飲むんですか？
って、聞いたら
抗がん剤治療の一種ですからって。

注射以外にも必要なんですか？
って、聞いたら
リンパ腫に完治はありませんからって。

身体に癌があると想定して
抗がん剤治療を始めたんだから
わかっとるわい！

そう、高らかに完治はありませんからと
言われるとヘコむわ。

な、感じの第一回めでした。
信頼関係って大事よね。

抗がん剤治療の報告で三重の先生に電話したとき
目のことを聞いたら
放射線で涙の出る腺も癌と共に消失してるかもしれなくて、涙が出なくてドライアイになってるからだと思いますって
納得するお言葉をいただきました。

さすがだわ。

始めるよ

沖縄宮古でエネルギー充填してきたわたし。
パワースポットにももちろん行って
パワー満タンに。

で、昨日、退院して二週間ぶりに
四件目の病院を受診。
これからの治療の相談なんだけど
みうさんを連れてきててっていうから
平日午前は難しいのに
お隣のティアラままにお願いして
連れていきました。
まあ、顔みて顔触って口の中診て30秒。
前回も連れてくるように言われたけど
結局みうには触らなかったよなぁ。
名医になると、見ただけでぴたりとわかるんだろうなぁ。
あ、これ、イヤミかな。

で、名医は抗がん剤治療をしても完治はないし、寿命が伸びることもあるかどうかはわからない。を、力説。

でも、しないよりした方が寿命が伸びるかも。わからないけどね。って。
結局、選ぶのは飼い主さんですからを力説。

放射線治療の時も同じこと言ってたなぁ。
猫はリンパ腫が多いけど多種多様で
これはこれってことがまだわからないということらしい。

抗がん剤の種類も犬に比べたら少ないけど、血液検査をしながら種類や量とかをみて治療するから半日預けてくださいって。
その血液検査だけで8000円。
抗がん剤治療するならここが一番と三重の先生も言ってたから
三重の先生も抗がん剤治療はした方がいいと思うって感じだったし。
なにより、みうさんはとても元気でよく食べてよく寝てよく甘える。
入院中減った体重ももとに戻ったし。
今は大きな副作用もでてないから
抗がん剤治療するなら今かなと思う。

再燃の覚悟は出来てない。

みうさんはよくなるに違いない。

三輪さんにみうちゃん生きてますよ～と
お礼の生卵供えに行くつもりだし。

それを確かなものにしたいから
なによりみうさんが生きたいと願っているから
始めるよ。



このみうさんならやってくれそうだよね。
もちろん、副作用きつかったらやめます。
みうさんと約束したもんねぇ。

鼻腔リンパ腫 放射線治療

なかなか病名がわからず
無駄に過ごした二月三月四月。

5月4日に受診した四件目のお医者から
とんとんとんと進んだこのひと月。

容体が悪くなり予定してた日より
前倒しでCT検査。
その日のうちに簡易検査でリンパ腫と診断がついた。

このままではあと一ヶ月。
おずおずと検索すると
リンパ腫には完治はなく
抗がん剤治療で一時はよくなるけど
再発は避けられないと。

このまま息が出来なくなるか
脳に転移して発作がでるか。
楽にはなることはないらしい。

一時的でも楽になるための抗がん剤治療を受けることにしようかと考え
腫瘍認定医資格を持つ院長と面談。

みうの癌は今は鼻腔内のみで他に転移は見当たらない。
鼻腔リンパ腫には放射線治療が有効であると説明を受ける。
でも、先生。神戸には施設がないんでしょ。
いや、うちにもあるよ。
え？あるんですか？
でも、奥まで届かないから一か八かだね。
なんだ、じゃあやるだけ無駄ってことですか。

いや、三重の病院ならあるよ。
三重ですか。

一週間に一度通えば治ることもあるよ。
え？リンパ腫が治るんですか？
治るとは言えないけど、何年も生きてる子がいるからね。
うちにもいるよ。
もう、癌の治療をしてなくて、ピンピンしてる。

三重なんですねぇ。
一週間に一度なんですねぇ。

免許取っとくべきだったなぁ。
パパも毎週は無理だろうしなぁ。

と、悩むこと一時間。

行きます。三重に通います。
と。週末の予約を取る。

そしたら、一週間に一度より、
入院してちまちま当てる方が治ります。
と、病院から電話が入る。

費用は三倍？四倍？

うーん。

治るなら悩まなくてもいいか。


何回も書いてる内容だけどこんな感じにこの数ヶ月を過ごしました。
特に四月は私が体調を崩し、荒れてました。
まさに、荒れてました（笑）

みうは三重までの二時間ちょっとの道中でいま、考えると軽く熱中症。
鼻が詰まってるからうまく息が出来なくなって
私も車のエアコンが寒いかもとキャリーを閉めたままにしてたから。

点滴で、直ぐに戻り先生から説明を受ける。
メリットとリスク。
メリットはCTのデータをミリ単位に計算して確実に身体にダメージをかけないように少しづつ放射線をあてることができるってことかな。
リスクは毎回の麻酔。入院のストレス。
お財布のリスクも厳しい。

途中に何かあって治療がプラスされると
三桁になるかもしれないですって。

にゃにゃにゃんですと～

病院のイメージは、勝手に
そんなに全国から、患者が集まるところだから
よくある、診てやってるんだぞ的な
高飛車な病院をイメージしてました。

ごめんなさい。私が意地悪でした。
今までそんな病院が多かったので。

日本でもここしかないという治療と設備を備え、先生も何人もいてる病院なのに(しつこい)
とてもとてもよくしていただきました。
週に二回も来るおやばか飼い主の私に
毎回、面会室を作り、座れるようにお布団まで用意してくださいました。
先生は若くて背が高くてかっこよくて(治療に関係ないけど、ここ大事)
いつも丁寧に説明して下さって
毎晩の電話にも付き合ってくれました。
みうのこともよく考えて、退院が早まったのも、みうのストレスを理解して
アドバイスしてくれたからなんです。


先生のおやすみの日はみうの治療もおやすみという感じで19日の入院で15回の治療を済ませました。
最後の日は、治療終えてすぐ退院って感じ。
最後に撮るCTも転移の可能性があるため早めにしました。
転移が見つかれば放射線は即中止。
抗がん剤にスイッチしなくちゃいけないからね。
みうさんは今は転移もなく血液検査も正常。
無事に放射線治療を済ませました。




みうも私も家族もくたくた





終わってはないんだよね。
これで終わればいいのに。

でもね。鼻詰まりがなくぐっすり眠るみうを見て、よかったねと思う。

体力のなくなったみうは押し入れからよく落ちてきます。
タンスの上にも登れない～
まあ、あせらず、ぼちぼちにしましょうよ、みうさん。