法政米米クラブ

新潟県上越市の吉川に、稲作や文化交流をしにいく都会の若者たち
"法政米米クラブ"の活動を世界に発信する

”さいの神”に行ってきました!!

2009-01-17 00:13:28 | 吉川活動報告
だいぶ遅くなりましたが、みなさんあけましておめでとうございます
今回で2回目の投稿となる山岸です

今回は、僕も初めて参加した”さいの神(冬まつり)”について書いていきたいと思います

~1月10日(土)~
朝8時に東京駅に集合して新幹線で吉川目指して出発です3連休の初日で新幹線は混んでいるかと思いきや、ゆったり座れることができました。
越後湯沢に着くと、雪はいっぱい積もっていてワクワク感が募りますが、しかーし!!吉川に着いたときには、雪が積もっていないのです…。「あれー?おかしいなぁー?」ちょっと肩を落としちゃいました
でも、雪は次第に降り始め、あっという間に一面を銀世界に変えてしまいました

さて、集落に到着すると早速さいの神の準備開始です僕たちも、木や竹やわらを運んだり、その運んだものを立てたりのお手伝いをしました高さは、およそ20mはあろうかという大変立派なものになりました
この日は、あんまり夜更かしせず、明日の本番に備えて早めに就寝です


~1月11日(日)~
朝6時30分に起床して朝ご飯を食べ、8時には昨日のさいの神づくりの続きを開始ですこの日は、枝にわらをまいた木を立てたり、書初めを貼ったり、お供え物をしたりという作業をしました
午前中には作業を終え、午後からいよいよ”冬まつり(さいの神)”の開演ですこの冬まつりには、上越市長もVIPゲストとして招かれます
まずは、体育館でさいの神成功の景気づけにみんなでお酒を酌み交わしますそして、その後は川谷地区伝統の「三本餅つき」ですつきたてのお餅はお雑煮でいただきましたが、これはもうほっぺたが落ちそうなくらいおいしかったです
そしてそして、実は今回は僕と堀内さんで懸賞論文に入選したときの賞状を持って行きましたこれをみなさんに受賞の発表をしたところ、大変喜んでいただき、「よくやった!!」と声をかけてくださりましたまた、市長にもお褒めの言葉をいただき、一気に距離も縮まったように感じましたこういったみなさんの喜んだ顔やお声かけをいただくと、「本当に聞き書きやってきてよかったなぁ」と思います
さて、体育館での宴会が終わると次はグラウンドにでて、レクリェーション大会が始まりますここでは、くす玉割りや宝探しゲームが行われました僕は、宴会でかなり酔っ払いながらレクリェーションを楽しみました(笑)

さぁ、いよいよ次はメインイベントさいの神点火でございます火は、まずもう一つ作られた小さいさいの神に火をつけ、それを大きなさいの神に移して、大きいほうを燃え上がらせますそして、燃え上がっているさいの神が最初に貼った写真です
火は一気に燃え広がりましたこのとき、人々は火でするめを焼いたり、灰を手につけて他の人の顔に塗ったりしますするめを食べたり、顔に灰をつけることで、1年の健康や豊作などを祈願するのです


集落の方々は、さいの神(冬まつり)を伝統ある地域の誇りとして今も大切に後世へと残し続けています。さいの神へかける気持ちは、集落の方々の表情や声、そして団結して行っている姿から強く伝わってきました。私たちも吉川のために集落の方々と共にもっともっと頑張っていきましょう


帰り道ですが、お酒もかなり入ったせいかみなさんお疲れでした
ちなみに僕は、帰りの新幹線ではトイレが指定席になっていました(笑)&(反省)

ということで、さいの神レポはこれにて終わりです
さいの神に参加した方で、足りない点などありましたら、付け加えをよろしくお願い致しますm(_ _)m


次回の活動は、2月7日~8日(土、日)の”雪掘りボランティア”ですちなみに、このときには、さいの神なども含め、僕と堀内さんが続けてきた「聞き書き」の総まとめとなる”発表会”を開催しますので、ぜひぜひみなさん参加してください

あと、最後に雪掘りに参加される方に注意していただきたいことがあります。。川谷小学校のプールに氷が張っているからといって上に乗らないでくださいどれだけ悲惨なことになるか身をもって体験しましたので、よろしくお願い致します…


yamagishi

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
来年のさいのかみは… (ロペ)
2009-01-23 18:23:02
初めてのさいの神でした
ぎしが書いてくれたように凄いものでした。

来年は前夜にみんなで書初めでもして
翌日奉納しましょ
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