法政米米クラブ

新潟県上越市の吉川に、稲作や文化交流をしにいく都会の若者たち
"法政米米クラブ"の活動を世界に発信する

2015/1/7~8 冬祭り

2015-02-12 23:30:43 | 2014年度活動
こんにちわ!西川です。

冬祭りの報告をします☆

学生4人 と田中先生夫婦の計6人で、 新幹線、ほくほく線と乗り継ぎ行ってきました。
「さいのかみ」が燃えているところを撮った写真を見て、
その迫力に魅了され、絶対行きたい!と思っていたので、今回行けて大興奮でした♪

一日目は「さいのかみ」を構成する、木や竹、ワラなどの材料を冬祭りの会場まで運ぶお手伝いをしました。
まず道端に生えている木を切り倒して、ブルドーザーに載せて運びます。
この、木が倒れてくるときの迫力が物凄くて、最高に興奮しました笑
次に竹林で竹を切って、トラックに積んで紐で縛って、会場に運んでいきます。
笹が大きいので、紐でしっかり結ばないと落ちてしまいますが、さすが村の達人たち!!
すいすいと私達学生には??な結び方で、固く頑丈に結んでいきます。
私たちはただ見ていることしかできませんでした笑
あっ、何もしなかったわけじゃないですよ?笑
皆、自分にできることはないか、ちょこまか動き回っていました☆笑
でも時々やること無くて、遊び始めちゃったりすることも笑



二日目(祭り当日)は、まず前日に準備した、木や竹、ワラをやぐらのように組み立てていく作業をしました。
高さ17メートルもある巨大な「さいのかみ」を作るので、本当に大変(^^;)
だから「さいのかみ」を作るのは男の役目で、実際現場には男男男。。。
女性は午後に行われる会食の準備で、台所での作業。
当然私は。。。「さいのかみ」づくり☆
17メートルの「さいのかみ」をつくりあげていく、男性の姿は本当にかっこいいです。
惚れます。

作り方にはたくさんのコツや技術が必要で、おじいちゃんが次世代にその技を教えている姿は、なんとも感慨深いです。
おじいちゃんたちは、
若者に「まだまだだな!」と言いながら、とっても笑顔。すごくうれしそう。



無事「さいのかみ」が作り終わり、いざ!会食の会場へ!!

会食は盛大な「餅つき」から始まりました。
実際にやらせてもらったのですが、すっっっごく難しいかったです><
三人で交互につくのですが、ぶつかるのが怖くて腰が引けてしまい、全く力が入らない笑
「全然餅になってねーよ!」ってつっこまれちゃいました笑



ついたお餅は、お雑煮ときなこもちにして食べました。

たらふく食べて、たらふく飲んだあとは雪上ゲーム大会!
よーいどん!で走っていった先に、くじ引きがあって、そこであてた景品をもらえるというゲーム。
去年までは、景品を雪の中に埋めていたらしいのですが、 これが全然見つからなくて、大変苦戦したので、
今年はくじ引いたら、そのまま手渡しで景品をもらえるというルールに。笑
他にもくす球宝探しゲーム、じゃんけん大会もやりましたが、割愛笑

そしてついに!!! 「さいのかみ」点火!!!
徐々に徐々に燃え小さくなっていく「さいのかみ」を見上げながら、皆で、今年の豊作と無病息災を祈りました。。。



この祭りをつくりあげているのは、農村のおじいちゃん、おばあちゃん、そしてその技術を引き継ぐ若者たち。
お祭りを通して、「次世代に引き継ぐ」瞬間を自分の目で見ることができて本当に良かったです。
そして、地域の方々の伝統行事への想いに、直接触れることができ、
これからもこの伝統を、文化を守っていきたい、広く伝えていきたいと思いました。


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