NHKスペシャルドラマ『こもりびと』を視た。所謂、引きこもりの話である。
定職に付かず10年以上引きこもる息子(松山ケンイチ)、元教師であり癌を患っている厳格な父親(武田鉄矢)。
定職に付かない息子を『恥』と感じ、努力や精神力の問題と捉えて子供に接するというステレオタイプの構図だが、二人の演技が素晴らしく、リアルさを感じながら視聴した。
平成の初め頃から『引きこもり』という言葉が使われはじめて約30年…
『8050問題』と呼ばれるまでに長期化している重いテーマではあるが、ドラマ内では息子に暴力性があまり無く、最後に救いを感じられる展開となっており、NHKらしい丁寧に作られたドラマだと感じた。
(P.S)
姪を演じる北香那さんと松山ケンイチさんがドア越しに語り合うシーン…良かったです🎵