三日に一度位の頻度で10キロ~15キロのランニングをしており、昨日がその日だったが
寒さと風のために気力が沸かずベッドに横になり本を読んだり昼寝をしたりして過ごした。
二日間で読み終えた『トムラウシ山の遭難はなぜ起きたのか』…三年前の夏に北海道の山で
起きた18人中8人死亡という大量遭難事故の本であるが、歩行困難になった参加者を
励ましたり手を貸したりしていたのは60代の女性、自分の意思でビバークを決断し
生還したのも55歳の女性…生死を分けたものや自己犠牲の精神は、性別や年齢とは
あまり関係ないようです。自分だったらなどと当事者に自分を重ねながら読み終えました。