漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年8月4日~8月10日)

2014年08月11日 17時29分00秒 | 読書メーターまとめ

2014年8月4日 - 2014年8月10日の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:3035ページ

ファンション・ファデ 4ファンション・ファデ 4☆☆☆ 自分の道を見つけてパリに帰ってきたファデだが、彼女のいない間にブランシェのデザイナーはヴェーラになっていた。ヴェーラに反発したジュジュとアパートの小さな一室で若い子相手の仕立て屋を始めたファデ。バレエ教室の公演会の衣装を請け負い、これが大評判。ハリウッドの映画監督の目に留まり、一路アメリカへ(なんてとんとん拍子)。さらに、ニューヨークの競作コレクションも大評判。ファデの将来は明るく開ける。デザイナーとして着々力つけてるファデだが、なにやら出生の秘密がありそうで、さらにそこにユーフォも絡んでいそう。
読了日:08月10日 著者:名香 智子

ファンション・ファデ 3ファンション・ファデ 3☆☆☆ ユーフォが婚約解消したとばっちりを受けショーが開けなくなったファデだが、アンリの口利きでシャルトル邸を使えることになる。ファデの斬新なアイデアでショーは大成功。ファデの危機に手が動いたユーフォはアベイユのベールを脱ぐ。そして、シャルトル公夫人の援助を受けるヴェーラ。3人の若手デザイナーの競争が始まった。一方、アルチュールとマダム・フルールの過去の関係が明らかに。そんな時、アフリカから父の死の知らせを聞いたファデは、すべてを投げ捨ててルウルウとともにアフリカに帰る。優男でもやっぱりユーフォっていい
読了日:08月10日 著者:名香 智子

ファンション・ファデ 2ファンション・ファデ 2☆☆☆ 再読。デザインは斬新だけど、全く技術の伴わないファデ。そんな彼女の元に飛び込んできたのは、お裁縫大好きなジュジュ(な~~んて都合のいいこと!)。ジュジュの仕立てたファデの服に対する若い子の反応を見たアルチュールは、ブティックの売り場を賭けてファデに競争を持ちかける。一方、ユーフォは怪我が元で腕が動かなくなり、デザイナーとしてのスランプに陥る。ショックを受けたユーフォは雨の中マダム・フルールの元を飛び出し、ファデの元へ・・・。昔は倒れるユーフォに萌えを感じたものだけど、今はひ弱な男に興味がわかない。
読了日:08月09日 著者:名香 智子

ファンション・ファデ 1ファンション・ファデ 1☆☆☆ 再読。この表紙のイメージが出ないのでオリジナルで登録。叔父を頼ってパリにやってきたアフリカ育ちのファデ。が、厳格な叔父と衝突して家出。ユーフォの影響でデザイナーを目指すことにするが、未経験でどこも相手にしてくれない。そんなファデを拾ったのは、閑古鳥の泣くブティックのオーナーとアル中のアルチュール(←しゃれか?)だった。名香さんの華麗な絵とファンションというテーマは良く合うのだけど、今読むと結構突っ込みどころ満載。女同士で結婚?フランス人の彼らが驚くのも時代かな。アフリカでは元々無理でしょ。
読了日:08月09日 著者:名香 智子

デカワンコ 12 (クイーンズコミックス)デカワンコ 12 (クイーンズコミックス)☆☆☆ ミステリー作家殺人事件後編。関係者を集めて謎解きをする二郎・・・やってみたかったんだろうなぁ^^。なんだかんだ言っても、それに付き合う門馬班長が好き。不動産会社社長殺人事件編。たたき上げのおっさん刑事が、何の因果かワンコと京都へ出張する羽目に・・・イラつく気持ち、よ~~くわかります。珍道中で犯人と思しき影の薄い女の影が!(変な言い方)「あなた、私が見えるの?」って、怖~~~っ!意思=存在感なんだね。ある意味一番怖い話だった。
読了日:08月09日 著者:森本 梢子

デカワンコ 11 (クイーンズコミックス)デカワンコ 11 (クイーンズコミックス)☆☆☆ 女子高生転落死の謎編。警察より世間の評判の方が怖い。ワンコもやるじゃん。けど、世間は忘れっぽい。この手のずうずうしい奴はまた出てくるかも。ミステリー作家殺人事件前編。ワンコの動揺に気づくキリさん。なんだかんだ言ってこの二人・・・いいコンビ(ってことにしておこう)。生意気な二郎も結構キリさんに頼ってかわいい。さて、真犯人は?おまけはこち亀コラボ。笑える。改めて考えるとワンコって一巡査の両さんよりずっと偉いんだよね。
読了日:08月09日 著者:森本 梢子

諸星大二郎特選集 子供の情景 (ビッグコミックススペシャル)諸星大二郎特選集 子供の情景 (ビッグコミックススペシャル)☆☆☆ 不条理でダークだけど、どこか滑稽な諸星ワールド全開。『子供の王国』薬で大人になる事を拒否したクソガキどもの世界。ラストは意外とまとも。『猫パニック』些細なきっかけでドミノ倒しのように次々と大災害が・・・JRが国鉄だったころの作品だけど、全く古さを感じさせない。東京中が災害で大騒ぎの中、ケン坊だけが異空間にいるよう。暗い地下道をどこまで漂っていくのだろう?『地下鉄を降りて・・・』わかる!八重洲や新宿の地下道を歩いていると確かにそんな気分になる。ラストがちょっと、だけど。『マンハッタンの黒船』日米逆転のパロディ。カモン=井伊直弼。カシュー=勝海舟。リオ・サカモンド=坂本竜馬。こういう言葉遊び大好き^^。ラストが渋 い!『地獄の戦士』「マトリックス」と「マッドマックス」を足したような作品。良くあるコンセプトだけど、後味が悪いものは好きじゃない。ラストの『クー リング・オフ』笑える。今ちょっと評判の東京エレキテル連合のコントを連想した^^;。
読了日:08月08日 著者:諸星 大二郎

月光ホテル (Feelコミックスファンタジー)月光ホテル (Feelコミックスファンタジー)☆☆☆ 月明かりの下でしか現れない月光ホテルに呼ばれた菊之助。ホテルもお客様も普通でなかった!大正時代の浅草を舞台に、菊之助の周りで起こる不思議の数々5編。トンでも体験をしても動じない菊之助のキャラがいい。もっとも、うたた作品の登場人物はみんなそうだが。ラストの写真が意味深。もっと読みたい気分で終わってるのがもったいない。
読了日:08月07日 著者:吉川 うたた

坂本ですが? 1 (ビームコミックス)坂本ですが? 1 (ビームコミックス)☆ 評判のマンガなので、1巻だけ手に入れてみた。クールでカッコ良くて、クラスの女の子の憧れの坂本くん。やっかみ半分の男子に狙われてもサラッとかわす・・・というより、すべてが馬鹿馬鹿しいくらいのオーバーアクションで意味不明。今時のリアクションが大げさ過ぎる白々しいコントと同じテイスト。オチがなくてぜんっぜん笑えなかった。シュールなギャグは好みじゃない。ひとつも面白くなかったので、売却行き
読了日:08月06日 著者:佐野菜見

海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)海街diary(うみまちダイアリー)6 四月になれば彼女は (フラワーコミックス)☆☆☆ おばあちゃんの法事で金沢へ。いけずな親戚もいるけど、お姉ちゃん'sや十和子おばさんたちに愛されすずは幸せもの。金沢の町並みが美しい。鎌倉といい、古都を描きたくてこのマンガ描いているんじゃないだろうかと思うくらい背景に力が入っている。「地図にない場所」素敵な話。だけど、いかに人里離れたとはいえ、鎌倉であの広さだと固定資産税は?とかつい創造しちゃう(笑)世知辛い。すずにスポーツ推薦の話が!もうそんな時期なんだねぇ。悩むすず。悩みは選択肢があるからこその贅沢。贅沢に悩め!そして、地元に残って!
読了日:08月06日 著者:吉田 秋生

キルトS 5 (プリンセスコミックス)キルトS 5 (プリンセスコミックス)☆☆☆ 南との決着編。化け物同士の戦いの中でもおちゃらけできる千里・静コンビ最強。その千里を体を張って守る弁慶。またまた株が上昇。それに比べて相変わらず腰の引けてる太平。まぁこっちが普通か。鬼にになったキルト・・・戦い方で『エヴァ』を連想。ビジュアル的には『鬼のヒデトラ』を思い出した。またもや気になるところで続く。
読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀

キルトS 4 (プリンセスコミックス)キルトS 4 (プリンセスコミックス)☆☆☆ 友達を信じきれなかった間島君。そっちのほうがショックだと思われ。でも、後半は挽回。かっこ良かった。必殺千里クッキーを受け取る弁慶・・・渋すぎる!!南の意外な正体。いい所で続き。
読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀


キルトS 3 (プリンセスコミックス)キルトS 3 (プリンセスコミックス)☆☆☆ 間島の不安と恐怖に付け込む桐生。千里姉ちゃんや公平の不安が的中!?なかなかシリアスな展開で面白くなってきた。今回弁慶株急上昇。タイミングのいい所で現れるなぁ。
読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀


キルトS 2 (プリンセスコミックス)キルトS 2 (プリンセスコミックス)☆☆☆ 今度の敵は「南」。弁慶は意外といい奴だった。千里姉ちゃんに惚れたか!?が、姉ちゃんのお菓子で瞬殺^^;。間島くん、ピンチ!
読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀


キルトS 1 (プリンセスコミックス)キルトS 1 (プリンセスコミックス)☆☆☆ 惨殺事件のことを忘れ、高校に入学したキルトと龍二。相変わらずじゃれあう二人と蘇芳の怪しい動き。復讐にとらわれた一族に新たな敵が・・・。千里姉ちゃんと張り合う美人キャラ登場。二人並ぶと『やじきた』を思わせる最強コンビだ。個人的には男の子のバカキャラコンビより、こっちが主役で読みたいくらいお気に入り。さて、ゴリラキャラの意外な行動の訳は!?
読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀

キルト 2 (ボニータコミックス)キルト 2 (ボニータコミックス)☆☆☆ 因果を背負っているのは龍二だけじゃなかった!陰陽、白黒のように表裏一体の関係。ラストがあっけなかったし、複線も回収されていないので続きは『S』で、ということのようで。クライマックスのえぐいシーンでさえ動じない千里姉ちゃんの肝っ玉の据わり具合がすばらしい。 読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀


キルト 1 (ボニータコミックス)キルト 1 (ボニータコミックス)☆☆☆ 借り本返却のため再読。仲良し中学生二人が巻き込まれた猟奇殺人事件。それは彼らの前世からの因縁が原因だった!という、伝奇ホラー。この手の設定は大風呂敷広げれば広げるほど面白いんだけど、大事なのはどう収拾するか。まだまだ導入部。さてどうなりますことか・・・。それにしても、この方のマンガは相変わらず色気がないなぁ。いや、男の色気は充分あるんだけどね^^;
読了日:08月05日 著者:高橋 美由紀

チェンジリング (プチフラワーコミックス)チェンジリング (プチフラワーコミックス)☆☆☆☆ 再々・・・読。ストーリーにチェンジリング(取替え子)がどう関係するのかよくわからないけど、続編共々面白い。佐藤史生作品の中でもこのコンビはお気に入り。アシモフの『鋼鉄都市』のイライジャとダニールのコンビを思い起こす。シリーズ化してほしかった。「ネペンティス」に出てくる複合船は度々出てくるけど、元ネタはハインライン?「塵の天使」ギリシャ神話のヒュアキントスをモチーフにした作品。昔は怖いラストだと思ったけど、今はそれもありだな、と。自己愛が完結してのハッピーエンド。「オフィーリア探し」原付ミステリー
読了日:08月05日 著者:佐藤 史生

打天楽 (PFビッグコミックス 691)打天楽 (PFビッグコミックス 691)☆☆☆☆ 再々々読くらい。タイトル作「打楽天」は『ワンゼロ』番外編。何回読んでもよくわからない。クワンの見ている夢は太王母の世界か?アキラたちの世界の方なのか?どっち?道士が使い魔を取る檻って、ウィルスソフトみたいなもん?面白いんだけど、頭を使う話。再生メディアがテープなのが時代を感じさせる。 「ムーン・チャイルド」「楕円軌道ラプソディ」恋人との別れに耐えられず、彼のクローンを育てた月のカリスマ歌手と仕事に挫折して地球に逃げ帰った男の元さや話。SFとしてもクオリティも高い。
読了日:08月04日 著者:佐藤 史生
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