漫トラ日記

現実生活空間&脳内妄想空間を日々マンガに浸食される主婦の怠惰な日常

読書メーターまとめ(2014年7月28日~8月3日)

2014年08月04日 20時04分17秒 | 読書メーターまとめ

2014年7月28日 - 2014年8月3日の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2200ページ

督促OL 修行日記督促OL 修行日記
☆☆☆☆ 債権回収部署に回された新人OLの苦闘の日記。この方のコラムをどこかの雑誌で読んだ記憶がある。聞くだけでストレスフルな仕事の話なのに、自虐交じりの四コママンガと軽い文章なので楽しく読める。実体験に基づいているので、その言葉には実社会で即役立つスキルがいっぱい。変な教養本やハウツー本よりよっぽどサラリーマンのお役に立つのではないだろうか。へたれで気弱だった著者が今ではキャッチセールスをかわしたりだめんずの見極めが出来るようになったとか。人間、逆境に立たされると強くなるものです。
読了日:08月02日 著者:榎本 まみ

カンタレラ 12 (プリンセスコミックス)カンタレラ 12 (プリンセスコミックス)
☆☆ 『聖魔伝』をマイナーチェンジしたような作品。ファンタジー設定なのは重々承知なのだが、どうにもチェーザレが女々しくて許せなかった。絵は相変わらず麗しくて眼福。これでBL臭さがなければもっと好きになれるのだが・・・。10巻あたりまでは風呂敷広げて大丈夫か!?という感じだったが、この巻でバタバタ解決。打ち切りか?
読了日:08月01日 著者:氷栗 優

ヴァシュタール寓話 (ぶんか社コミックス)ヴァシュタール寓話 (ぶんか社コミックス)
☆☆ 叔母に引き取られたコンラディン少年は、日々の不満を物置小屋にいる“いたち”?に愚痴る。が、“いたち”だという“それ”は正体不明の謎の存在で・・・。コンラディンの世話係だったメイド・ジョアンナの目を通して語られる連作ホラー。“それ”の正体とは?明らかにはされないが、小説として残ることにより“それ”も存在し続けること匂わせるラストが良い。サキの短編『スレドニ・ヴィシュタール』(創元推理文庫『怪奇小説傑作集2』収録)がネタ元。第一話がそれに当たるのかな?ホラー苦手なので、原作にはイマイチ食指が動かない。
読了日:08月01日 著者:吉川 うたた

星降草子~夢みるゴシック日本編~ (プリンセスコミックス)星降草子~夢みるゴシック日本編~ (プリンセスコミックス)
☆☆☆ 『それは常世のレクイエム』に続くゴシックの日本編。こっちの方が面白かった。ドジさまはやっぱり日本の時代物が一番。天照大神から逃れて地上に降りた星の神の力を宿した群青と人の子との恋物語。そして、星の力の狙う千速のその後を描いた2編。普通の作家なら大風呂敷広げたファンタジーにしそうな設定を、さらりと短編にまとめたあたりがさすが。たとえ悲劇的なラストでも、ドジ様のキャラクターは無駄に恋に悶々としないので、読後感がすっきりしてて好き。
読了日:08月01日 著者:木原 敏江

女王の花 9 (フラワーコミックス)女王の花 9 (フラワーコミックス)
☆☆☆ 本当の曾国第一王子登場。亜姫と境遇が似てる。忠犬がべったりくっついてるところも。彼がもうちょっと前向きになって、亜姫と組んだら面白いことになりそう。一方、災害対策を任された亜姫。官僚機構の厚い壁にぶつかり悶々(わかる、わかる)。猿王子にヒントをもらい切り抜ける。宰相と亜姫の対決が見もの。痛快だった。が、王子ったら亜姫にマジ惚れしたみたいでヤバい!次の舞台は曾国か?またまた気になるな~。
読了日:08月01日 著者:和泉 かねよし

二の姫の物語 (フラワーコミックス)二の姫の物語 (フラワーコミックス)
☆☆☆☆ 登録忘れ。wikiによると『女王の花』の100年前の話だとか。どうりで似た様な名前が出てくると思った。てことは、青徹って青推と似の姫のしそんだったんだ。二の姫は臣籍に下って幸せになったけど、亜姫は果たして・・・
読了日:07月31日 著者:和泉 かねよし

ちはやふる(25) (BE LOVE KC)ちはやふる(25) (BE LOVE KC)
☆☆☆ 運命の名人戦、運命のクィーン戦。どちらも鬼気迫る接戦。原田先生は前巻に引き続きカッコよかった。先生の気迫に引き込まれて周防名人も成長。が、結果は予想通りというか、実力通りというか。3人(千早、新、太一)の未来に花を持たせた感あり。来年、挑戦するのは果たして新か?太一か?恋と名人位をかけた戦い・・・先が楽しみだな~。
読了日:07月31日 著者:末次 由紀

花咲ける青少年 特別編 5 (花とゆめCOMICSスペシャル)花咲ける青少年 特別編 5 (花とゆめCOMICSスペシャル)
☆☆☆☆ やっと、立人と花鹿のその後が読めた!あの能力をいつまで孤島に埋もれさすつもりだ!?と憤っていたので、立人のシャバ復帰に拍手。そこで問題になるのは、バーンズワースと倣一族、どっちをとるか?ってこと。ま、答えは決まってるけど。問題はどういう理由で?どんなふうに?な訳で、その点も満足。連載当時から20年。世界情勢も変化しているし、倣の未来はああいう形しかないだろうな。結果的にすべてがハリーの思惑通りに運んだことに・・・恐るべし!ハリー。オールキャストで、麗しのユージィンもたっぷり見れて本当の大団円♪
読了日:07月31日 著者:樹なつみ

鬼平犯科帳〈17〉特別長篇 鬼火 (文春文庫)鬼平犯科帳〈17〉特別長篇 鬼火 (文春文庫)
☆☆☆☆ 長編第2弾。15巻の雲竜剣よりミステリー色が強く面白かった。ちっぽけな居酒屋のオヤジ襲撃事件が大身の旗本までに及ぶ大事件へ・・・微かな手がかりを手探りで追っていく地道な捜査となかなか見えない全貌に緊迫感がある。最後の最後まで引っ張られた。が、悪の仕組みは意外とあっけなくて、そこは肩透かし。江戸時代のことゆえ、不祥事は即お取り潰しの対象だけど、自分のあずかり知らぬ事でだと何とも気の毒。権兵衛で始まり弥一郎で終わった始末。が、最初と最期で印象が違いすぎる。鬼平はやっぱり短編の方が面白い
読了日:07月31日 著者:池波 正太郎

鬼平犯科帳〈16〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈16〉 (文春文庫)
☆☆☆ ウサギ、前巻ではちょっとはデキル男になったと思ったのに、今回はただのデレル男だった(笑)。平蔵にまでのろけ話ができるところは意外と大物かも。平蔵の突込みに思わずニヤリ。忠吾が出てくるとシリアスな話もゆる~~くなって楽しい。松五郎、友五郎、浦部与力と久々なメンバーが再登場。松五郎が出てくると忠吾が絡んで滑稽。友五郎が出てくると、いつも切ない話だ。ラスト『霜夜』平蔵に抱きかかえられて死に行く池田又四郎・・・BL漫画にしたようなデカダンな構図だ^^。又四郎存外幸せ者だったかも。
読了日:07月28日 著者:池波 正太郎

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