陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

ヒメコの歴史、チカネの歴史、今年でじつは百年…?!

2023-01-22 | 感想・二次創作──神無月の巫女・京四郎と永遠の空・姫神の巫女

おはようからおやすみまで365日、神無月の巫女ライフ。
…いや、最近は封印している日もありますが、ひさびさにタガが外れてしまう時もあります。公式さんがこんなつぶやきをされてしまったらば。



もちろん、ひさびさに姫神の巫女同人誌「HIMEGAMI AFTER」、読みました。
ついでに最終巻までさらっとおさらい。やはいイイ。すごくイイ! 言いたいことは山ほどあるが、アニメブックレット感想と一緒で、もつれあった毛糸の如く言葉がまとまりません。とくに本編は素晴らしいけれど、巻末のアレ! そう、あれ! あれなのよ!! 千歌音ちゃん、私、どうしたらいいのかな?(落ち着け)

で、この同人誌、後日譚もよろしいのですが。
以前、コミケでコピー本で配布だったらしき「ヒメコの歴史、チカネの歴史」がちゃっかり収録されていることです。これにより姫子と千歌音の原形がいつ誕生したのかが確定。なんと1993年作の! しかも、初作ではキャラデザは違うのはもちろんですが、なんと敵同士だった! 現在から四半世紀どころか、30年もまえに生まれていたわけです。千歌音ちゃん、初作から苦労してそうなキャラに見えますね…。リボルバーを回して出てくる姫子と千歌音の組み合わせは、はたして何通りあるのでしょうか? 原作者先生が存命である限りは生まれていそうです。なので、われわれはスタッフさんのご壮健を願うほかありませんね。

でも、一番の驚きは。
神無月の巫女現世編が「昭和末期」と断定されたことです。たしか原画集かなにかで1990年代とあった覚えがあるのですが、公式で明言されていませんでした。そのため、神無月の巫女のアニメの話は放映年と同じ2004年の平成ではないかと、思っていたわけですね。となると姫子と千歌音は1988年の昭和最後の生まれになる。ところが、実際はあの舞台が1988年あたり。──ということは! アニメCパートの大人姫子が千歌音に再会したあの日こそが2004年で、16年後。つまり、アニメの姫子のモノローグは16年前をさかのぼって語っていたという可能性もあります。でも、そうなると、姫子32歳で、千歌音ちゃん16歳…ッ?! さすがにこれはどうなのか…(困惑)。あと、神無月の巫女の漫画では、80年前に月の社の階段を…とあったので、当時は作中時間は2004年なのだと思っていました。公式にはどっちなのでしょうね。まあ、それはおいときまして。

次に驚いたのは、神無月の巫女前世編。
「漫画本編はまだ」「大正編は書きたい」と原作者先生がはっきり書かれていますので、いずれ実現しそうな予感がありますね。ファンの間でも期待は高まっていますね。しかも、このリファインされた前世の姫子と千歌音の小話、「1923年(大正12年)の夏」とあります。すなわち、なんと、いまから百年前! しかも、この1923年の、神無月の前の一箇月前になにがあったかは、歴史を知る皆さまならばご存じかと思います。

姫子と千歌音がいったいいつから輪廻転生しづけているのか?
絶対少女聖域アムネシアンでは「高床式時代」とあるので、かなりの古代も古代、神代の昔からということになるかと思いますが。すくなくとも、原作者が明言した前世の存在履歴では、百年前まで判明しているというわけです。


ところで、これに先立つ少し前のつぶやきで、とあるイラストを描かれていたのですが。
この二人の衣裳、あきらかに、そうあからさまに、姫神の巫女の、御神巫女の装束です。いや、神無月の巫女病に汚染(その言い方…)された目には、どうしてもそう見えてしまいますから。











そして、このつぶやきの、「ホビーにご縁が」というお言葉。
なにか気になっていたのですが、オリキャラでまたなにかの商品が出されるのか、ヴァンガードのカードみたいに、と思っていたのですが。

その事情がこの1月15日に判明しました!!
おかげで、ツイッター界隈がトレンド入りして、神無月の巫女祭りで大騒ぎなっていたみたいです。あとで知ったのですけども、SNSのつぶやき追いかけるの楽しいけど大変でしたわ。こんな爆速で話題になったのって、姫神の巫女漫画化が発表されたときか、2018年あたりのアマゾンプライムで放映されたときぐらい。いや、ここ最近は、なぜかガンダム界隈でも引き合いに出されていましたね。





それと前から気になっているのですが。
この姫神の巫女最終巻の告知の固定ツイートにある、媛子と千華音の衣裳…というかなぜか眼帯。本編になかったものですが、これは、新作キャラのデザインだったりするんでしょうかね…? この原作者先生、前から神無月の巫女シリーズの新しいのが出る前に匂わせ投稿されることがありまして。たしか京四郎と永遠の空発表前は眼鏡姫子のラフ画がブログに載っていていたり、絶対少女聖域アムネシアンの前には、乙橘学園服姿のせつなちゃんがいたり、ソウマ子なんてのもいたような…?

ちなみに、私、過去に出されたという同人誌でのひめちか話が読みたいのですが。
同人誌を中古で買うのはなんとなく抵抗があるので(爆)、できれば再録して再版されたりしないのでしょうかね。たぶん、不健全な内容だとは思うのですが(微苦笑)。小説も含めて、再版のみならず、もちろんファンの皆様が読みたいのは新作でしょうけれどね。いつか実現するといいなと首を長くして待っています。人生先は長いわけですから。



【関連記事】
神無月の巫女、謎の小冊子「ヒメコの歴史 チカネの歴史」
2021年5月に原作者先生が配布されたらしき謎の小冊子について、憶測を交えて語ってみます。原画集のように有償で通販購入できましたら、とは思いますが…。 .

★★神無月の巫女&京四郎と永遠の空レビュー記事一覧★★
「神無月の巫女」と「京四郎と永遠の空」に関するレビュー記事の入口です。媒体ごとにジャンル分けしています。妄言多し。




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